Maria
July 7, 2006
GN 1179 FD/MM/FM
マリア 3602 2/06
愛するファミリーへ、
1.主は、「戦術」シリーズで、霊的武器を使うことについて多くのカウンセルを与えておられます。きっと皆さんは良くやっていて、それらを生活にとけ込ませようと務めていることでしょう。そうすればするほど、皆さんはその恩恵をますます強く感じるはずです。
2.それぞれの霊的武器を実際に正しく活用するには時間が必要となり、それゆえに、時々、すべきほど霊的武器を使わないことがあります。それは理解できることです。皆さんは忙しいし、すべき事がたくさんあるからです。さらに肉の思いからすれば、切迫した状況や必要がある時に、実際的・具体的な方法で状況の解決の助けになるとは思えない霊的事柄をする気にはとてもなれないものです。でも、まさにその点で思考様式を変える必要があります。主は生きていくすべての面において非常に実際的な方法で私たちを助けるために、霊的な武器を与えられたのですから。特に差し迫っておらず些細なことのように思われる事柄の時もそうですが、緊迫した状況にある時は、立ち止まって霊的行動を取るのに必要な時間を投資することは、長い目で見ると時間の節約そのものとなり、必要とする結果をもたらすものとなる事がよくあります。
3.このGNでは、そういった霊の武器が実際どれだけ皆さんの現実的な荷を軽くしうるかについて、主からの励ましを幾つか分け合いましょう。一人一人がとてつもない荷を負っています。ですからそれ以上生きていくのを困難にするようなものは一切ほしくないでしょう。生きていくことと、今しなくてはならない事をもっと簡単にしてくれるものが必要なのです。
4.主は最近こう言われました。「霊的武器はあなたがたのために働く。実際的な助けとなり、肉体的な力を与え、あなたがたに必要な持久力を与えられる。霊的に強めるだけではない。それもするのだが、本来はあなたがたの実際的な生活をより楽にするためのものである。」
5.そこで私たちは主に尋ねました。それはどう働くのですか? その力をどう引き出し、実用化するのですか? 霊的武器を使う時に、それが近道として、また荷を軽くし、助けとなり、実際的でうまくいくものとして見るゆえに、使うことがより簡単に、また魅力的になるぐらいに霊的武器を使う時、それがもたらす違いはどのようにしてわかるのでしょうか?
6.(イエス:)まず、霊的武器があまりにも強力なので、敵である悪魔が常にあなたの武装を解除させ、それらを使わせまいとすることに気づくべきだ。だから、いつも最初は戦いだったり、最初、それを使うのに乗り気でないという反応をしたり、考えるだけで疲れるか貴重な時間を浪費していると感じても、あまり驚かないことだ。
7.しかし、あなたは、躊躇することやうんざりする思いや感情を、それを使わせまいとする敵である悪魔の一か八かの策略であると認識する事を学べる。敵は、あなたがそれに気づくなら、勝利と成功と力と平和と、その他わたしの力を用い、あなたのために作動させる事から来る全ての良きものに向かうことになると知っているからだ。(以上、メッセージ)
8.(ママ:)主が私たちに求めることをすべて、物質的・実際的観点から見ることはできません。主が私たちにするよう求めることがうまくいくのは、ただ主がそれを望まれているからであり、そのように定めたからです。また主には超自然的な力もあります。それら全てが、何らかの実際的な地上の原則に縛られているわけではありません。そこに信仰と、私たちが人生の基盤を置く「神の要素」が関わってきます。主が私たちを弟子として召されたので、私たちはイエスのために生きます。ですから、主はそれを可能にして下さり、超自然的に供給されるのです。
9.けれども、今回は、主に、霊的な武器を使うことによる実際的な結果について話して下さいとお願いしました。霊的な利点がたくさんあるだけではなく、実際的な利点もたくさんあるからです。それを新しい角度から見るなら、励ましとなり、毎日使う意欲がわくでしょう。霊的な生活の益となるばかりか、実生活においても益をもたらすとわかるのです。
10.(イエス:)多くの霊的武器には集中力や効率や生産性を改善するテクニックが含まれている。それらは、賢い人たちが昔から使ってきたテクニックでもある。しかし、霊的武器と「良識」を働かすことの大きな違いは、霊的武器はわたしと霊界とを視野に入れるという点だ。そして、単に物質的なオーガナイズや達成のためにそれらのことをする以外にも、あなたは霊的な面で山を動かしている。だが普通、霊的な面は深く探求されているので、霊的武器が実際にあなたがたの物質的な面においてもどのように益となっているかを話すのは良いだろうと思った。
11.預言を例に取ってみよう。わたしの言葉を聞き、答を受け取るので、そこからの霊的利益は非常に明快だ。だが、物理的あるいは実際的にも、時間の管理という面で非常に意義がある。普通あなたがたは仕事を始める前に時間を少し費やし、その日の出来事について考える。それから、それらについて答を受け取るわけだ。これは、世俗の専門家でさえも推薦する、かなり一般化された「優れた方法」だ。やみくもに一日を始めるのではなく、少し考える時間を取り、計画を立て、優先順序を決め、組織立てるなどをするのだ。
12.一日を始める前にわたしから聞く時、あなたはこれからの仕事や試みを良く組織立て、計画しているだけでなく、この世の非常に多くの人たちがしているように自分の知識に頼ったりせず、その日、人生、優先順序についてわたしに意見を言わせていることになる。それは、順調で効果的でものすごく効率的な仕事日とする上で、とてつもない利益へとつながりうる。
13.また、個人的生活についてもわたしに意見を言わせるなら、益となる。わたしは答を与え、生産性を阻害する不要なストレスや心配から解放し、平安を与えられるからだ。
14.あなたがたは、世界中で最も効率的で、最もよく計画し、施行する人たちの部類に入れる可能性を持っている。預言の武器を使うだけでも、あなたは自分の思考を質問にまとめ、目の前の仕事についてじっくりと考えることを余儀なくさせられる。その上、わたしは何をすべきかを正確に教えるのだ!
15.質問ができるだけ詳細に渡っており、具体的な答を受け取るよう経路を引き伸ばせば伸ばすほど、もっと系統立てて考えることができ、集中するようになるだろう。これは、この世のどんなCEOも大統領も、王も、首相も、将軍も、議員も、社長も、課長も、教師も、セールスマンにもない利点だ。この世にはものすごく考えのまとまっていて、非常に効率的できちっとした人もいるかもしれないが、あなたがただって預言の武器を使えば皆そうなれるし、それ以上に、天からの導きが得られるという特典だってある!
16.わたしの言葉に入る時間を取ることについてはどうだろうか? 仕事やその日の重圧から離れ、リラックスし個人的に養われる事をする時間が持てるというのは、肉体的な観点からしてもかなり意義があるだろう? さて、ニューワインは、その時間を毎日取るように命じている。あなたは、それが霊的な面と共に、肉体的な面でも恩恵となっていると思わないか?
17.確かに、ワードタイムは必ずしもくつろげるようには思えない。集中し、吸収し、他のことをする誘惑を振り払うのは戦いだ。だが、わたしが言う「ウイングを離れること」を試み、ドームに入るなら、肉体的にも大きな恩恵をもたらす。ワードタイムを取らないなら、霊的に消耗し、霊的エネルギーが不足してしまいうることは、もう何度も何度も聞いているだろう。しかし、あなたが毎日のワードタイムを仕事に費やしていたとしたら、それが体のエネルギーの蓄えにどう影響するかも考えてみなさい。
18.最初はおそらく、「いいぞ! 今週は、だいぶ余分に仕事時間が取れる!」と思えるかもしれない。しかし、しばらくすると、生活上、その他のインプットのための休息をほとんどか全く取らずに仕事を続けることからくる枯渇が想像以上に負担になるだろう。一日は、朝から晩まで仕事、仕事、仕事となる。朝早く起きても、わたしにあって休息し、わたしを愛し、わたしに歌い、わたしの言葉を読む時間がない。すぐさま仕事に取りかかり、一日も欠かさず、朝から晩まで(あるいはそれ以上)働きずくめだ。それはあなたが気づいている以上に疲れを生じさせ、燃え尽きとわたしへの奉仕に対するかなりの不満につながるだろう。
19.仕事をしていない時間、外に与えずに内に取り入れている何かができる時間を取るというのは、全くの良識だ。この世の人たちは、「自分の時間」を取ることは善であると言っている。講義を受けたり、趣味を始めたり、読書の時間を取っておくなど、楽しみ、自分を磨く時間だ。この場合も、わが言葉の武器はそれもするし、それ以上のことをする。読むための時間は、仕事をする必要がない時間であり、体の休息になるばかりか、その他のどんな趣味やアクティビティーも満足させられないほど霊的に養われる時間ともなる。
20.仕事の手を休めて、休養し養われるワードタイムに入ることがなかなかできないなら、それが全く存在しない状態を想像してみなさい。そうすれば、もっとそれを感謝し、切望するようになるかもしれない。それを、リストに増えたもう一つのやることとして見るのをやめて、仕事をしたり注ぎ出したりする必要はないという理由だけであっても、その時間を特別ボーナスとして見るようにしなさい。体と心と、さらには霊の休憩時間として見なしなさい。あなたにとって本当にそうなりうるのだから。
21.わたしたちの間の個人的で親密な関係の武器についてはどうだろうか? これもあなたにとって益となる。「義務感があれば良い仕事をする。しかし愛があれば、見事な働きをする」という言葉を聞いたことがあるだろうか? これがあなたがたに当てはまるのであり、あなたとわたしの霊的な愛の関係は、この世の他の誰も持ち得ないほど強力な動機付けとなる。
22.キリストの愛がどのようにあなたに強く迫るかを考え、それから、わたしを親密に愛するという武器によってわたしへの愛がますます深められることを考えるなら、それが霊的な面でのあなたばかりか、肉体的な面でのあなたにどれほど益になるかは、かなりもっともに思える。わたしたちが分かち合う愛は実際に士気を鼓舞し、わたしたちの情熱的な関係への熱意は、肉体的な仕事もそれほど大変でなく、骨折りではないように思わせる。
23.きっと、ラケルと結婚するためにラバンのために働いたヤコブの話を知っていると思う。彼は7年間続けて働いた。言っておくが、そのように聖書の時代に生きていた人たちにとって、人生は過酷だった。現代の利便性がないので、同じ仕事でもその当時はもっときつかった。牛や羊の世話をし、牧夫や群れを栄えさせることにかかる全ての仕事は、かなりの重労働だった。給料はなく、賄い付きの部屋と、後で愛する女性と結婚できるという約束があるだけだった。
24.しかし、聖書には、彼はそれをどう感じていたと書いてあるだろうか? こうある。「こうして、ヤコブは七年の間ラケルのために働いたが、彼女を愛したので、ただ数日のように思われた」(創世記29:1-8)。これはかなりすごい。彼は情熱的にこの女性を愛していたので、重労働という代価を喜んで払い、しかもそれを何でもないかのように考えた。ラバンは彼をだましたが、それで彼はどうしたのだろうか? 愛するがゆえに、もう一度最初からそれをしたのだ。
25.ラバンのような人の下で給料もなく働いて、ラケルが霊感となり動機とならなかったなら、ヤコブはきっと疲れきってしまったとは思わないか? それほどまで懸命に働かなくてすむ所、あるいはもう少し自分の利得がある所に行って独立することもできたはずだと? そうもできたが、ラケルへの愛が彼をそこに留まらせていたゆえに、仕事は軽く、彼が踏む足取り一つ一つはそれだけの価値があるものと思われた。心にある感情が、実際に行う日々の肉体労働をより軽く思わせたのだ。
26.わたしを親密に愛する武器を実践することによって、あなたもまたこのような感情を心に抱くことができる。わたしとの関係を築き、深めようと努めるなら、わたしたちが分かち合う愛はあなたの心を満たして、わたしを幸せにするためならどんなことでもし、どんな代価でも払う気にさせるだろう。
27.わたしの愛はまさに、強く迫る。 そしてその愛は何と素晴らしいことか! 私たちの性的関係は、歴史上、ごくわずかな数のクリスチャンしかわたしと共有したことがないほどのレベルの親密さをもたらす。わたしの愛は神の偉大な男女すべてのために存在していたが、これほど様々な方法によって、これほど多くのわたしの愛を受けたのは、あなたがたと、その他ごく少数の人たちだけだ。この愛は強力で、義務以上のことをするよう意欲を与えることができる。
28.ラケルへのヤコブの愛が、肉体労働をより簡単に思わせ、年月を短く感じさせるという結果をもたらしたように、わたしたちの愛もまた、荷を軽く思わせ、もっと耐えやすいものと思わせるだろう。
29.また、自分の霊的必要を満たしたとわかっている時にエネルギーが上昇するという点も過小評価してはいけない。ワードタイムを取り、わたしを親密に愛し、仕事や他の人のために祈り、その日のためにわたしから聞く時、あなたは実際にエネルギーと気力の注入を受けている。心の中で自分は、わたしからの祝福を受けられる立場に自らを置いたと知っているからだ。
30.あなたは、わたしの目をごまかさなかったこと、当然わたしが受けるべきものと、あなたの生活とその日の最高の部分を与えたことを自覚している。それで、何をするにせよ、わたしがあなたと共にいると知るための信仰がもっとある。そして、それは実際にあなたを幸せにし、仕事に取りかかる時に、肉体的にももっと頑張ろうという気にさせる。
31.もちろん、霊的な面でも利益は計り知れないが、今は実際的な利益について話している。そして、わたしを第一に置いて武器を振るうというのは、あなたをもっと活気づかせ、能力を発揮するのに本当に役立つ。運動した後の感覚に似ている。体に良いことをしたという自覚があり、その効果を実感する。後で疲れることもあるが、それは心地よい疲労感だ。自分にとってとても益となることをし、そのように運動しエクササイズしたことで体も喜んでいるのを知っているという、気持ちのよい感覚だ。
32.同様に、霊的武器を使う練習をすると、あなたの思いは、肉体的運動の時に体に受けるのと同じ感覚を覚える。頭が冴え、幸せになり、計画性を持つことができ、わくわくし、全体的にすべき事に対してもっと備えができている。その通りだろう? わたしのために最善を尽くし、ほとんどの新しい武器を実践した日は、全体的に気分も良いだろう? 仕事も同じだし、その仕事から来るプレッシャーも同じだが、それに臨む姿勢がかなり異なっているのだ。あなたはもっと備えができており、信仰に満たされ、全ての面でもっと力がみなぎっている。
33.新しい武器を使うことは、あなたにとってこの全てと、さらにそれ以上の効果がある。あなたは、それらを霊的恩恵のために見るだけでなく、実際的恩恵や利点を得るものとしてもそれを見て、実行した場合にもたらされる多くの益について考える時間を取るべきだ。
34.ここで深く入り込まなかった側面もまだたくさんある。それらは、新しいビンになり、謙遜なことをすることがあなたの体にもたらしうる若返りの良い効果;瞑想がもたらす明晰な思考;賛美によって得られる思いと霊の高揚感、平安、明瞭さ、ストレスからの解放;祈りの力を通して現実の世界に奇跡が起きるのを見ることで、あなた自身が肉体的な働きをしなくとも目に見える成果が得られる;霊の内に戦う事であなたの肉体的な人生にもたらされるその他にも多くの実際的で有用な事柄だ。
35.あなたはこれらのことを期待できるし、当てにできる。これらの霊の武器を使うことにおいて従順なら、気分が良くなり、人生の全ての面でより良くやる資格を得ることに気づきなさい。それらは霊的戦争のためだけではなく、実生活やホームの全ての側面で改善をもたらすためのものだ。それらはただの武器ではなく、賜物であり、そのように見るようになればなるほど、もっと使いやすくなるだろう。(以上、メッセージ)
36.(イエス:)物事の物質的領域と霊的領域がどう影響し合っているかを学習するのは興味深い。科学はこれをある程度究明し、ポジティブ思考によるだけでも体が強くなり、その結果、より健康になるということを発見した。
37.ポジティブに考えるという行為は、合図を出して体内で連鎖反応を引き起こし、それは脳から始まって全身へと広がっていく。これが理由で、普通ポジティブ思考に集中させる瞑想は、幾つかの面で一種のいやしとして見なされている。瞑想している人は肉体的なプレッシャーや重圧から解放され、元気の回復や安心感を得るからだ。
38.ポジティブ思考は、霊的行為、霊的力だ。ポジティブな反応を示すには、あなたの霊が正しい位置になければならない。あなたの霊がまずその建設的な霊に委ねていないなら、あなたの思いはポジティブになろうと決める事はないだろう。ポジティブ思考は霊的な力だ。わたしを知っている人であれ知らない人であれ、わたしを信じる人であれ、信じない人であれ、この地上の人は誰でもそれにあずかることができる。これは全ての人が利用できる。物事をポジティブに考える事の効果や力もそうだ。
39.ポジティブ思考は肉体に効果を及ぼすばかりか、周囲の現実世界や状況にも影響を及ぼす。あなたがポジティブなら、あなたに対する人の反応が変わる。つまり、ほとんどの場合、人々はあなたに対して平和的、あるいは友好的に反応してくれるということだ。
40.あなたがポジティブな反応をするなら、それは周囲の霊的雰囲気を変え、そうすれば人々はあなたの周りにいてもっと居心地よく感じるようになる。そばにいるとくつろげ、近づきやすく、接しやすい人になる。すると他の人たちも幸せになる。そして、それは次に彼ら自身の荷を軽くし、霊的な重々しさを取り除くので、彼らの実際的な生活はより楽になり、もっと楽しくなる。ポジティブ思考がポジティブな行動となり、霊的にも肉体的にもポジティブな結果をもたらす連鎖反応を引き起こす。霊の影響は、必ず目に見える現れとなる。
41.ポジティブ思考の力は、さらなる霊的力と原則が及ぼす影響をかいま見させるためのものだった。単にポジティブに考えるという行為が、一日をストレスに溢れたものから穏やかで楽なペースの日に変えられるとしたら、強力なわが霊の武器を使うことがどんな益をもたらせるかが想像できるだろうか?
42.わが霊の武器と力は、霊的効果と結果にだけに制限されない。それはあり得ない。霊的行動は必ず物質的にも現れる。肉体的決断と行動が霊の力学をも変えうるのと同じだ。霊的武器を使うことはトレーニング器械を使うようなものだ。あなたはいずれその結果を見る。トレーニング器械があなたの体に何らかの結果をもたらすように、霊的器械も、あなたの実際的な生活面に何らかの結果をもたらす。
43.その霊的力があなたの霊的生活面に現れるようになるために、あなたが「すべき」事は何もない。ただそれを使えばよいだけだ。体の調子を維持したり鍛えたりするためにウエイトを使ってワークアウトする場合、その結果を見るためにはウエイトを繰り返し上げ下げすること以外、何もしなくていい。その原則は、霊的武器が実際的な効果をもたらすことにおいても、同じだ。ただ霊的武器を使い、一日中それを反復して行うのだ。そうすれば、人生と肉体と仕事の面、全てにおいて、必ず成果がある。
44.あなたはやることが一杯に詰まった一ヶ月に直面しているのかもしれない。プロジェクトやゴールや長期的に進歩を必要とする面が、大きく立ちはだかっているのだ。しかも、日々のホームや家族としての生活上の必要もある。おそらく、あなたは疲れ、病気になる寸前なのかもしれない。肉体的にその月を乗り越えられるのか、自信がない。
45.それにもかかわらず、あなたは毎朝ワードタイムを忠実に取るというコミットメントをする。毎日、愛のベッドでわたしと時間を過ごし、わたしを愛し、心からわたしを賛美すると決意するのだ。その日の仕事を始める時に、塗油、仕事、優先順序、マルチタスキング、信仰、謙虚さ、知恵、識別力、わたしに近く留まることの鍵を要求するというコミットメントをする。つまり、目の前にある全ての実際的仕事にもかかわらず、霊的な要求事項に忠実になるとコミットメントするのだ。
46.そしてあなたは毎日を質の高いワードタイムから始める。それでは、その霊的インプットやエネルギーはどこに行くのだろうか? あなたの霊の周囲にしみ出て、わたしの前であなたの霊を幸せにし、強めるだけではない。確かにそれはあなたの霊に影響する。あなたの霊を強め、霊を喜ばせる。だがそれは第一歩に過ぎない。
47.わが言葉、わが種はあなたがたの思いの中にしみ込み、思考にみなぎる。思考はあなたの脳の反応に作用する。あなたの思考がわたしとわが言葉の原則に集中しているので、ポジティブなエネルギーは身体中に流出していく。わが言葉から来る慰めに満ちた思考により、圧迫された神経はだんだんとなだめられる。
48.あなたは霊の内に新たに感じる。それは、わたしがあなたのために働くという信仰と信頼感に作用する。それは、自分にはできないとわかっている全てのことをわたしが代わってすることゆえに、わたしを賛美しようという情熱をかき立てる。賛美は、霊的力と答とエネルギーを解き放つ。それは肉体的、霊的体にみなぎるばかりか、その日あなたが直面する状況にもあふれ出る。そのような賛美は、祈りの答や解決策、供給、奇跡、勝利、祈り深い決断、奇跡的な進展、その他多くの形によってわたしの祝福を解き放つ。
49.わたしを賛美する時、あなたはあなたの霊にわたしの霊を招き入れる。あなたの中でわが霊が働くと、あなたの「やることリスト」のプロジェクトの内、わたしが大切だと知っており、その日にするのがわが意思であるものに取り組むための恵みと力を与えられる。わたしはあなたにわが霊的スタミナを与えることができ、それはあなたの思いと体の実際的な力に変換される。わたしはプレッシャーや心配をはるか彼方に遠ざけておくので、あなたはその日のわが優先事項を果たせるようになる。
50.しかし、時々、わたしからの全ての霊的要求事項に対して忠実で、わたしを第一に置き、愛し、全てをわたしに委ねたとしても、その日の終わりには疲労し、げっそりし、ストレスがたまっているように思える時もあるだろう。肉体的に強められたとは感じず、ましてや仕事が何もかも全てうまく取り計らわれたようには感じない。そしてこう考える。「霊的武器が本当に私の実際的生活に作用しているのなら、その成果はどこにあるのだろう? どうやってわかるのだろう? あるいは、そのような波及効果を引き起こす何かをする必要があるのだろうか?」と。
51.愛する人たち、霊的武器を常時、効果的に用いている限り、それらは実際的な領域における変化に作用している。ワークアウト・プログラムもそうだが、すぐに成果は見られないだろうし、体力もついたとは感じられないかもしれない。また、好調な日もあれば低調な日もあるだろう。だが、全体的に、運動しなかった時よりも健康になり、体力が増し、体調も良くなる。ある日の終わりにがっかりして、「あーあ、あまり体力がついたようには感じない。もっと即座の結果をもたらす何か他のことにこの時間を使う方がましだ」と言うなら、その強化プログラムがあなたの体に効果を現すだけの十分な時間を与えていないことになり、あなたは体力がつかず、体調もすぐれず、エネルギーもスタミナも不足したままでいることになる。霊的武器を使う事においても同じだ。それが霊的な恩恵をもたらすことは言うまでもなく、実際的な生活にも明白な効果を及ぼすだろうが、その恩恵を実感し、経験するには時間がかかるかもしれない。霊的強めのプログラムをたゆまずに行っていれば、実生活や福利、仕事、個人的・社会的生活での変化にも気づき始めるだろう。
52.この現れがほしいなら、個人面であれ仕事面であれ、変わってほしいと思うか、それに直面するのにわたしの力の助けがほしいと思う難しい状況を選ぶよう勧める。それは完成まで長期間かかっている仕事のプロジェクトかもしれないし、あるいはあなたが携わっているエリアの企画で、あなたに多くの仕事がかかってくるとわかっているものかもしれない。あるいは、変わるか好転するかしてほしい困難な個人的事情かもしれないし、その他何でもいい。あなたが戦いを選びなさい。わたしは武器を選ぶ。
53.あなたが状況を選んだら、それを何かに書き留めなさい。この実験のことを忘れてほしくないからだ。それから、その状況について使う武器の詳細をわたしに聞いてほしい。これはデモンストレーションなので、わたしはおそらく、その戦いに集中して使うべき武器を1つか2だけ示すだろう。圧倒されたように感じてほしくはないから。わたしの力をあなたに実証したいのだ。わたしが選ぶのは賛美の武器かもしれないし、あるいは要求すべき特定の鍵を与えるかもしれない。あるいは、熱心な祈りを求めるかもしれない。だが、わたしが示す武器が何であれ、それも書き留めてほしい。
54.そこであなたの分とは、その特定の武器を戦いやその状況において一貫して使う事だ。このデモンストレーションの要点は、この武器の目に見える結果と現れを見ることだ。問題状況が解決されるだけでなく、あなたを通して武器が働いて困難を扱えるようにさせるか、それを通して強められ新たにされたと感じるのだ。
55.わたしをトレーナーとして思い描きなさい。あなたは、わたしのウエイトやトレーニング器具や運動器具やプログラムで本当に体に成果が出るのかどうかを見るために、わたしの所に来た。わたしはいつ試されても構わない。だから、あなたに、体のどの部分を変えてほしいのかを選びなさいと言った。これから、わたしはウエイトとトレーニング・プログラムによって、あなたに何をしてあげられるかを示すだろう。そして、明白な成果が見られることをあなたに証明するだろう。
56.わたしが賛美というウエイトを与えたならば、あなたは肉体のその部分、つまりその特定の状況を鍛える時に、それを使わなければならない。何か特別な使い方をする必要はない。ただ使いなさい。たゆまず、忠実に、そして何よりも期待を込めて。成果を期待しなさい。わたしは時間枠さえ与えて、10日以内、2週間以内、3ヶ月以内に成果を期待できると言いさえするかもしれない。または期間を定めず、代わりに、それがどんなに長くかかろうが、驚異的な結果に驚いてほしいこともある。
57.本当にテストしたいなら、そしてわたしの霊的な力があなたの実際的領域に作用するのかどうかを本当に知りたいなら、これがその試験場となる。わたしは、どのような状況でもいい、わたしがあなたのために本物の変化を起こすのを見るだろうと言っているのだ。
58.わたしの力と霊的武器は、霊の内でも地上においても強力で威力があることを示したい。それらが、あなたを通して、またあなたのために、必ず物質的変化を引き起こすことを示したい。また、それらはあなたの実際的生活を楽にするのが目的であることも示したい。
59.まず証拠が必要というのであれば、これが、わたしがそれを行うのを見る機会だ。わが霊の武器を通して、あなたのために特定の状況を変えるか、困難なことを処理するための能力を変えてあげたい。それらが霊や肉体を通してどのように働くかを示したい。わが霊の力には全てが可能であることを示したい。
60.愛する人たち、今、わたしを試み、わたしがあなたのために働くのを見なさい。わたしはこのチャレンジに胸を躍らせている! わたしはのっぴきならない立場に置かれるのが大好きだ。行き詰まりと思える状況において、向き直り、わたしをその立場に置きなさい。わたしは、霊の武器には限界がない事を示すだろう。それらはあなたのために全ての霊的、物理的障害を破壊する。
61.わが武器は行動を命じる。それらはわたしの意思を実行するからである。わたしが「みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように」と祈ったように、わたしはまた、霊的力が天国で現れるように、地にも現れるよう祈るように教えた。あなたはその祈りを祈り、それはすでになされたと見なせる。わたしはあなたの霊的武器が、天国と同じようにこの地上でもわたしの意思を果たすようにさせるだろう。
62.愛する人たち、わたしをテストしなさい。そして、わたしがあなたのためにしないことは何もないことを見なさい。わたしはあなたの意のままだ。このようにわたしを試み、あなたのために山を動かすかどうかを見てみなさい!(以上、メッセージ)
63.(イエス:)わたしが与えた霊的武器は、霊の領域のみならず、あなたがたの肉体が住む「現実世界」においても強力だ。それらはじつに様々な方法で、現実的で実際的な面であなたがたの生活を楽にし、改善し、仕事を楽にし、人々との関係をスムーズにし、重荷を軽くする。
64.この角度からは誰もあまり考えたこともないし、わたしも多くを語ってこなかった。だが、比較的明白な現れもあり、あなたがたの中には、それらがある程度現れたのを見た人もいる。
65.霊の武器の実用度や、それがとても現実的で実際的な方法でどれだけ助けとなるかをより深く理解してもらえるよう、おもなものをそれぞれ少し詳しく説明しよう。日常生活、仕事、責任において、またストレスの度合いを抑制することにおいて、すでになっている以上に助けとなることがわかるぐらい、十分「具体化」できるように助けよう。
66.わが言葉:わが言葉は何にもまさってあなたの霊的生命と滋養の源だ。これがあなたの霊をわたしの霊につなげ、あなたが霊的領域につながっているようにする。これは、あなたがたの霊的生活の全ての面の根源、核心だ。また、実際的領域において導きを得る源でもある。わが言葉は、あなたの個人的な生活ばかりか、他の人たちへのシェパディングについても答と解決策と方向性を与えるものだからだ。
67.わが言葉には実に多くのものが含まれ、トピックもじつに豊富だ。また、わが言葉があなたの人生に及ぼす、あるいは及ぼせる目的や手段が実にたくさんあるので、毎日ワードタイムに読むものから実際的カウンセルを得たり、さらには最善のバランスを得るというのは、必ずしも可能ではない。時にはただリラックスし、わが言葉を楽しむ必要がある。そしてわが言葉の時間にわたしにあって休息するのだ。わたしが解決策や具体的な指示を与えるのは、預言の経路を通してである事が多い。それについてはまた後で触れる。
68.けれども、ワードタイム自体も、アイディアや秘訣や洞察や、その時あなたが直面している事柄への具体的な答や解決策の源となりうる。それを知っていて、それらのものを探し求めるなら、見いだすだろう。
69.それを実現させるための秘訣とは、祈ることと、あなたが必要とする答を含むとわたしが知っているものを読めるように、何を読むかをわたしに尋ねることだ。何かの理由があって今これを読んでいると考えることもあるだろうが、わたしにもまた別の理由があり、そのレターあるいはトピックの中にある、あなたのための特別で思いもよらなかったような事へと導きたいと思っていることがある。
70.だから、幾つかの理由から、何を読むべきかをわたしに尋ねるのは大切なことだ。あなたはおそらく、毎月、あるいは毎週、わたしに聞いていて、わたしはその週に何を読むべきかを示しているかもしれない。だが、もしかしたら毎日そうする必要があるのかもしれない。あるいは、月間計画が必要なのかもしれないが、わたしがあなたの心にそのための重荷を置く日には、何か違う物を読むというわたしのチェックにオープンになる必要があるのかもしれない。
71.どのような場合にも、わが言葉に浸る時には心と思いを開いておき、個人的・一般的に養われたり霊的に強められる事に対してだけでなく、あなたの個人的な生活や仕事やシェパディングの問題に対する具体的で非常に実際的・実行可能な解決策をもたらす宝をわが言葉から掘り出し見いだせるようにしておくことが大切だ。あなたがたはわが言葉に全てに対する答があることは以前から聞いていたが、それはどれほど真実なことか。
72.祈り:言うまでもなく、あなたの人生において霊的力を働かせる最も実際的で効果的な方法の一つは祈りだ。あなたがたはすでにそれを聞いたことがあるので、もっともっとそれを使って力を引き出し、用いることができる。そうするなら、きっと、それによって生活や仕事が非常に実際的な面で改善されるはずだ。
73.問題や障害が何であれ、あなたの最初の反応が、「これを助けるために私たちに何ができますか?」ではなく、「さあ祈って主の力を送り、作動させよう」であるならば、実際的な大いなる恩恵がもたらされるだろう。一つには、それはあなたにかかるプレッシャーを和らげ、「仕事」を取り去り、わたしの肩の上にその責任の重みを置く。それ自体が精神的、肉体的休息をもたらす。それ以外にも、本当の益はそれが実際にうまくいくという所にある。
74.まったき信仰を持って祈ったならば、実際にその祈りは出て行って事をなす。それは人を変え、状況を変え、あなたが試みても解決できなかった問題を変える。あるいは、それ以外の方法で解決策が見つかる事もあるだろう。だが、わが霊があなたのために解決できるというのに、どうして肉の内にやろうとして自分を殺すのか?
75.もちろん、バランスというものがある。全体的に「何もせず、ただ主に働いてもらうように祈ろう」というようなアプローチをすることはできない。時には、いやむしろしばしば、あなたにしてほしい行いもある。しかし、あなたの最初の反応、攻撃の第一線、最初の動きは、何をすべきかを祈り始める前にも、祈り、わが霊と助けと力を呼ばわることであるべきだ。
76.時には、「小さい」事や「簡単」な事なら、ただそこに入り込んで片付けてしまうべきだと考える人がいる。わたしがいなくても自分だけでできると意識的に言っているのではないが、要はそういう意味だ。大きな力は大きな事のためにしか呼び求める必要はないという考えを発展させてしまったのだ。自分には対処できないとわかっている重大な事があれば、あなたは祈る。それに反して、直面しているものが「簡単」であろうと「困難」であろうと、祈りを最初の動作、最初の反応にするという姿勢でいるならば、物事はあなたにとってより良くなり、簡単になるだろう。
77. もしかしたら、祈らなくてもできることがあれこれあるかもしれない。しかし、わたしが手助けできるか、全てできるかもしれないというのに、どうして自分だけでしようとするのか? 最初の行動として祈ることを習慣づけるなら、自分ですべきだと思っていた多くのことをしなくてすむとわかるだろう。あるいは少なくとも、自分が考えるほど緊急でもなく、それほどのプレッシャーや肉の労苦によってしなくてよいことがわかるだろう。それが祈りの力であり、利点だ。用いなさい!
78.賛美:賛美には魔法がある! 賛美を実際的な面で使う時にあなたが一番慣れているのは、悩みや不安を取り除くことや、そこから逃れる方法、超越する方法、周りのすべてが滅茶苦茶で巨大な混乱である時にも穏やかで安らいでおり、信頼しているための方法としてだ。賛美はその面で驚異を為し、激しい嵐の中でもしっかり足をついた状態を保つことができる。それはこの力の非常に実際的な使い方の一つだ。
79.けれども、それ以上の効果がある。賛美は、厳しい状況になった時や試練のさなかにいる時に「落ち着いている」のを助けるばかりか、否定的な出来事や困難な出来事すべて、あるいはいかなる敵の攻撃をも実際に利用できるようにし、あなた自身の益と成功のために使う力を持っている。賛美は超越することや問題を打ち負かすのを助けるだけでなく、それを実際にあなたの益のために利用して、もっと進歩し、より強くなり、問題がなかった場合よりもさらに敵の陣地へと進撃できるようにする!
80.それこそまさに究極の問題解決ではないか? 問題を解決するばかりか、後々には、問題が全くなかった場合よりももっと良くなるのだ! これは実際的なレベルにおける賛美の最も強力で素晴らしい現れの一つであり、これは本当に効果がある。
81.預言:あなたがたはこれを、仕事上の計画や決断についてのカウンセルや裏付けから、私的生活や家族に関する事に至るまで、数々の実際的事柄のために使うことにはかなり実践を積んでいる。それでも、これを最大限に使うことを習得した人はほとんどいない。預言の実際的力をさらに利用する方法はまだたくさんある。
82.*当然のことながら、どんな問題に対してもわたしの答えを得ることができる。
83.*どんな新しいプロジェクトや企画についても、わたしのアイディアを得ることができる。
84.*「すべてをわたしに尋ねている」間、あなたは導かれ、助けられ、保護される。
85.*必要な情報を得ることができたり、それまで考えていなかった大切な事柄を思い起こさせられたりする。
86.*繊細な事柄や、あるいはどんな事柄についても、誰かと話している時や誰かにメッセージを書いている時に、自分の経路を使って、正しい角度、プレゼンテーション、さらには言うべき言葉そのものを得ることができる。
87.*実際的なミーティングの概要や、霊感を促すミーティングの台本、アイディア、コンセプト、さらにはクラスの詳細までも、わたしから直接得ることができる。
88.*あなた自身のためや、家族、群れのために歌や物語を受け取ることができる。
89.*完璧なコンフェレンス・デー、リトリート、フリーデー、バケーションをわたしに計画させることができる。
90.*どんなテーマについても、他の人たちを助け、カウンセルするためのメッセージを受け取ることができる。
91.*試練にあって、個人的な励ましや助けを受け取ることができる。
92.*この方法やその他の方法で、あなたのスピリット・ヘルパーについて、あるいはスピリット・ヘルパーから聞くことができる。
93.*新しい言語を学ぶために使うことだってできる。知識を学習し記憶するための最善の方法をわたしに尋ねる、忘れてしまった言葉を使おうとしている時にそれを思い出させるようわたしに求め、わが預言の声を通して思い起こさせてもらう、新しい言語に関してあなたを助けているスピリット・ヘルパーに預言で語るよう求めるなどだ。
94.あなたの経路を通して、わたしの声や、どんな実際的事柄についてもあなたにアドバイスし、導くことのできる天使やスピリット・ヘルパーの声によって、必要なものは何でも、すべて得ることができる。
95.預言を利用する方法はたくさんある。あなたがたのほとんどがすでに試したよりももっと多くの方法が。そして、これらの事柄は、あなたの仕事や生活をもっとスムーズにすると共に、話している時や教えている時、何かを書いている時、カウンセルしている時、指導している時、また当然、わたしや愛する人たちとの時間を計画したり楽しんだりすることについても、確実に的の中央を射られるようにしてくれる。
96.わたしを親密に愛する:わたしを親密に愛することは、あなたの霊に素晴らしい効果がある以外にも、思いや感覚を穏やかにし、プレッシャーを取り去り、ストレスをもっとうまく扱ったり、困難に立ち向かったり、また問題状況に対処したりできるようにするための確実な方法だ。
97.これは、錨、安定、バラスト、他に例を見ないセントラル・パワー・ソースを供給する。これらすべてのことは、ある程度まで、ただわが言葉に浸ってただクワイエット・タイムを取ることや、祈りや瞑想によって達することができる。この世の人たちでさえ、わたしが自然界に組み込んだ法則に従うことによって、これを経験する。休息し、全体像を見ることができるように一歩退くことや、ポジティブな事柄を考えることなどだ。これは生産性を高め、ストレスを減らす。それでも、わたしを親密に愛するという行為はこれらの事柄を新たなより深いレベルに持って行く。あなたの平安や安定、穏やかさ、焦点の源が非常に深く、確実で、とても強いために、何ものもあなたを脱線させたりバランスを崩したりできない領域へと。
98.元々むら気な人や、簡単にプレッシャーを受ける人たち、あるいは周りの状況が緊迫すると気が立ちやすい人は、わたしを親密に愛することの実際的力と現れを確かに役立てることができる。また、穏やかな性格で、元々「ジブラルタルの岸壁」のようにどっしりしたタイプの人も、この力を使うことができる。今の時代と将来の時代には、たとえかなり安定しているか穏やかな性格で、ストレスをうまく扱えるタイプでも、あなた自身の力の源や、さらにはわたしの言葉と祈りから得ることを習得した力の源でさえも、常に十分とは限らない。あなたにはもっと何かが必要であり、その何かとは、わたしを親密に愛することから得られる。
99.わたしを親密に愛することは、兄弟愛の武器を、極めて実際的に、余すところなく使うための力も与える。
100.兄弟愛と愛の律法:これらは強力な「愛の爆弾」であって、あなたの生活と環境を非常に明白に向上させる。あなたがたは皆、チームワークやホーム、夫婦のパートナーが霊の内で団結している場合とそうでない場合との違いを知っており、それを経験したことがある。前者は天国の味見のようなものであり、後者は地獄の感触ともなりうる。
101.現在のFDホームでは、共に働き、チームとしてゴールに達することができるよう、団結と一致が要求されている。それでも、「うまくやっていき」「共に働く」ことと、本当に心と目的を一つにし、近くなり、互いに深く愛し合い、互いに思いやって、失敗や弱点、変わった癖や特異な性格がその人との関係に影響したり、問題や不具合を生じさせたりしないまでになることとの間には、大きな違いがある。
102.この種の完全な兄弟愛、固く結び合わされたチームになるための能力、ただうまくやっていくだけでなく、とてもスムーズでそれを楽しめるぐらいになるための方法とは、兄弟愛と愛の律法の力の武器の内にある。
103.これにより、あなたの実際的な日常生活はとても多くの面ではるかに向上する! これはあなたのチームワークや夫婦間、家族、ホーム、市、エリア全体で使われるべきだ。これは、非常に注目に値する違いをもたらし、ただ霊の内においてだけでなく、実際的な面においても、物事の感触全体や物事の為され方をよりよくする。
104.スピリット・ヘルパー:スピリット・ヘルパーの本質と目的とは、わたしの領域にある霊的力をあなたの領域での実際的助けに変えるよう定められているという点だ。あなたの霊的生活の多くの側面のためにヘルパーたちが与えられているが、よく考えてみると、ほとんどそのすべてがその霊的力を実際的方法に置き換えることができるとわかるだろう。
105.主要な霊的武器にはそれぞれ主要なヘルパーが一人か二人ついていて、彼らの具体的な召しは、実生活においてその武器を使うのを助け、非常に現実的な方法であなたに効果をもたらすことだ。またそれ以外にも、あなたは必要とするどんなことについてでもヘルパーを一人持つことができる!
106.もしかしたら、あなたにとって仕事上の何かの面がとても難しいのだが、それはその仕事に付きものなので、どうしてもしなければならないのかもしれない。たとえば、あなたがまさに霊感によって働くタイプなら、それは同時に、少々注意散漫ということにもなりうる。だから、書類上の仕事やメッセージ、手紙のやりとり、その他どんな詳細でも、あなたにとって巨大な試練であるか、全くうまくできないとする。さて、優れた秘書を得る以外にも、非常に良い実際的な助けとは、そのための明確なスピリット・ヘルパーを得ることだ。
107.もしかして、あなたはしょっちゅう運転をしなければならないが、元々非常に優れた運転手ではないか、運転が好きではないのかもしれない。あなたは、運転がうまくなるのを助け、さらには運転が好きになるのを助けてくれるスピリット・ヘルパーを求めることができる。もしかしたら、あなたが直面している最大のチャレンジは、ファミリーやホームに対する責任と、自分の家族や子供への責任を両立させることかもしれない。それなら、そのためのスピリット・ヘルパーを呼び求めなさい。
108.覚えていなさい、スピリット・ヘルパーの存在目的、彼らのたった一つの目的、そこにいる理由、彼らについてわたしがそれほども多くを語った理由とは、あなたに具体的かつ実際的な答えと導きを与え、天国の力を地に引き下ろすのを助けることができるからなのだ。
109.鍵:あなたはこの約束を聞いた。「鍵は何でもできる」、「鍵を通して不可能はない」、「必要なものは何でも鍵を通して要求できる」、その他多くの約束を。あなたは本当にそれらの約束を使っているか? あなたがた一人一人がある程度まで使っているのは知っているが、あなたが使える鍵の力の利用法で、まだ引き出していないものはたくさんある。
110.あなたは最も大きな事から最も小さな事に至るまで、仕事を助けてくれる非常に具体的で実際的な鍵を要求することができる。あなたがJTボードで、直面しているとても大きな必要を解決する方法へのより深い理解力や洞察を必死に求めているといったように、それが非常に大きな事であるなら、そのための鍵がある。何かの新しいコンピューター・プログラムの使い方ややり方を学ぶのが大変だといったように小さな事柄であるなら、そのためにも鍵がある。あるいは、より健康的な食生活やより良いエクササイズのスケジュールを維持して、わたしの仕事のために健康を維持するための助けといったように、ごく個人的な事柄でさえも、そのための鍵がある。
111.すべてのことのために鍵があり、それにはすべての実際的必要、すべての物質的事柄が含まれる。一つ、実生活のより多くの面で鍵をもっと実際的かつ具体的に使うための秘訣は、預言と併せて鍵を使うことだ。大きくとも小さくともどんな問題に直面した時でも、どの鍵を要求すべきかをわたしに尋ねなさい。そうすれば、ぴったりの鍵を思い浮かばせるだろう。もしかしたら、それと共に新しい鍵を与えるかもしれない。あるいは、もうすでにある鍵を調べるよう導くかもしれない。
112.たとえその場で長い約束を調べたり、受け取ったり、要求したりする時間がないような状況で、鍵を一言言う機会しかなくても、その鍵を要求して、それがあなたのために扉を開け、あなたの問題のために実際的解決策を供給するのを見なさい。
113.謙遜:「謙遜なことをする」のは、しばしばチャレンジと試練に思えるものの、これは実際、生活上の物事を本当に改善し、もっと簡単にする。謙遜なことをし、柔和と謙遜の霊の内に歩む時、あなたは自由を見いだす。どちらにせよすでに謙遜にさせられ、人の目から見て低くさせられているゆえに、人からどう思われるかを心配しなくてすむというのは大きな解放であって、肩から大きな荷が下りるようなものだ。
114.よく他の人の意見が心配になるか、自分のイメージや外見、あるいはあなた自身に関する何であれ、それが気になって妨げられているとか、縛られている、プレッシャーがかかっていると感じるなら、ポジティブな行動を取って一歩踏み出し、何か謙遜にさせられること、それによって霊の内で解放させられることをしてみなさい。本当に心の荷が下り、体の荷も下りる。
115.プライドに縛られていることで、自分でどれだけの精神的・さらには肉体的ストレスを負っている人がいるかは驚くほどだ。プライドと恐れに妨げられて、謙遜を要することや自分から抜け出るのが必要な事をすることができないのだ。
116.与えること、愛すること、楽しいこと、変わったこと、ワイルドで自由なこと、何であれ謙遜なことをするのは、あなたのために良い。そして、全体的にあなたはそれほどピリピリしなくなり、他の人の周りにいたり親しくなったりするのが簡単になり、他の人にとってもあなたの周りにいるのが簡単になる。(以上、メッセージ)
117.(ママ:)愛する友よ、私は、皆さんがどんなに忙しくとも、霊の武器をもっともっと実生活やあなたの反応、習慣、仕事の方法や生き方にとけ込ませることができるよう祈っています。ここで主が言われたように、それが生きていくのをもっと簡単にすると信じているからです。
118.ピーターと私もこれらのことを学んでいます。たとえば、ミーティングの始めに人々が祈りで心を注ぎ出すための場をもうけ、それから私たちが集まっているその時について預言で語って下さるよう主に尋ねて、ミーティングの一番始めに語っていただくなら、もっと実り豊かになることを学びました。
119.私たちはその一日や計画についてのちょっとした質問を主に尋ねると、すべてがもっとスムーズに運び、何が予期できるか、物事がどのようになるか、何に対して備えるべきかについての洞察が得られることを学びました。また、誰かに話す前にその人について主に尋ねるなら、洞察と理解が得られ、カウンセルを与えて過ごす時間が遙かに実り豊かになることも学びました。カウンセルや話し合い、しっかりしたP&Pの質問を文章化することに時間を費やすことは価値があると学びました。そうするなら、経路は全体像が得られ、主から周到なカウンセルを得ることができるからです。
120.霊の武器を使うには時間がかかります。そして、場合によっては、そんな時間はないように思えるかもしれません。でも、私は時間を取った時にそれを後悔したことはありません。ですから、私自身の経験から言って、霊の武器を使うことに要する時間を投資するよう、強く勧めます。
121.ピーターと私は皆さんをとても愛しています。そして、あなたの荷を軽くする答えや解決策がもっと増え、イエスのための大きな仕事をもっと簡単にできるようになることを祈っています。
愛と尊敬を込めて、
ママ
Art by Tamar
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