ニュースとお知らせ、パート2 [お知らせ14-20]

Peter
June 30, 2006

Table of Contents

GN 1178 FD/MM/FM

ピーター FD/MM/FM 3601 6/06

16歳以上のため。親やシェパードは、主の導きに従って、このカウンセルや情報の一部をジェッツやジュニア・ティーンに分け合っても構いません。

注: このGNはMOサイトに掲示されたピーターのお知らせNo.14から20をまとめたものです。それ以前のお知らせはGN1119と1138にあります。このGNにあるすべてのお知らせは、他に記載のない限り、ピーターからのものです。

お知らせ#14

主題:

マネージャーの重要性

トレーニング

コーチの任命

ホーム再評価のアップデート

RDs/RO/SD/FCPについての説明

マスコミのアップデート

アクティベーテッド・インセンティブ(動機付け)・プログラム

Rolling Stone誌編集者への手紙

2005年7月14日

愛するファミリー、

  1.ママと私は皆さんをとても愛していて、一人一人をこの上なく誇りに思っています。何歳であろうと、またどのメンバーシップに属していようとも、皆さんは私たちにとって非常に尊い存在です。皆さんのゆえに、またイエスと失われた魂とファミリーに対する皆さんの素晴らしい愛ゆえに、私たちは素晴らしい夫を絶えずほめたたえています。皆さんはただ「すごい」の一言です!

  2.ママと私のためにとても忠実に祈ってくれることを感謝しています。皆さんの祈りは私たちの人生に奇跡を起こしています。それらの祈りなしには、どうやって仕事を続け、また健康状態を保てるのか見当もつきません。日々皆さんの祈りを肌で感じています。そして皆さんの祈りがもたらしてくれた奇跡の数々を目にしています。私たちは皆さんの祈りの答えとして、主からいやしを受け取るのです。私たちのためにそんなにも素晴らしい祈りの戦士となってくれてありがとう。

  3.最近、私のために祈ってくれたことで特にお礼を言いたいと思います。何週間か前、私が肉体的に疲労困ぱいし、かなり具合が悪かったにもかかわらず、終わらせなければならない緊急で重要な仕事を山ほど抱えていた時、ママが私のために世界中のファミリーに祈りのリクエストを送ってくれました。私がその状況を乗り切れたのは皆さんの祈りのおかげです。仕事を終わらせることが出来た上に、切実に必要としていた休息と回復のための時間も取ることができました。霊の内で私のために戦ってくれてありがとう。

  4.皆さんの適応力にはママも私も非常に感心しています。皆さんは今年のチャレンジと向かい合った際に、不屈の精神でそれに応じたからです。そして勇気と信仰と率先性と、何が何でもしがみつく意欲を発揮してくれました。喜んで変わり進歩し、霊の内で精一杯にがんばるのを厭わなかったことで皆さんを称えます。皆さんは最初のホーム再評価を終え、改良が必要な分野に気づき、またこれらの改良に向けてはたらきかけています。それがチャレンジであったことはわかっていますが、皆さんはそのチャレンジに信仰をもって応じているのです。

ホーム・マネージャーの重要性

  5.私たちは改革による様々なチェンジの中で、物事がどのように進展しているかについてのインプットをRSやその他の人々に求めましたが、彼らのコメントの内容から、皆がホーム・ステアリング・カウンシルという新しい構造の下でどのようにやっているかについて少し知らされました。現在幾つかのホームが組織化されていないというコメントを結構多く耳にしたのは非常に興味深いことでした。今の時点でホームが組織化において少々ぐらついていると聞いてもそう驚きではありません。皆さんはホームのマネージャーとシェパード、そしてクライテリア・モニターを選出してまだ間もないですし、それはまったく当然で予期できることです。また皆さんの多くは「勝利チーム」を築き始めるにつれて新しいホームに移ったか、あるいは今までと同じホームに住んではいても、人員の組み合わせが新しくなっています。

  6.実際的な面で物事がしっくり収まって以前のようにスムーズに流れるようになるまでには時間がかかることでしょう。ですからそれは問題というわけではなく、それによって取り乱したり、とりたてて心配したりすべきでもありません。皆さんのホームが10年以上も施行されてきた過去の「チームワーク」の構造にかなり満足してきたことを考えるなら、新しいステアリング・カウンシルの骨組み構造やそれに慣れることにおいて少々の「問題点」があることは自然の成り行きとわかります。これが非常に大きなチェンジであることを理解しておくなら、物事が多少組織立っていなかったとしてもはるかに平安を持てることでしょう。

  7.けれども私が持ち出したかったのは、幾つかのホームにおいて、組織化の欠如が、単なる通常の、調整期間内に予想される範囲を超えており、あるホームはまるきり効果を上げておらず、ステアリング・カウンシルの運営面が弱すぎるせいであまり多くを成し遂げていないという点なのです。軽蔑的な意味で「弱すぎる」と言っているのではありません。霊的に弱いというのではなく、経験と適切なマンパワーの面で弱いという意味なのです。

  8.幾つかの、特に大きいホームで起こったのは、これまでホーム・チームワークだった人たちが皆ホーム・シェパディングの方に移行しただけで、新しいメンバーがホーム・マネージャーの地位に就くという現象でした。それはステアリング・カウンシル関して私たちが考えていたこととは異なりました。おそらくはアウトリーチやビジネス・チームワーカーのように実際的な組織化に強いかつてのホーム・チームワークの人々がマネージャーになるであろうと予想していたのです。そして同様にパーソナル・チームワーカーや一人か二人のその他のホーム・メンバーが(ホームのサイズに応じて)ホーム・シェパードになるであろうと。

  9.しかし新しい風潮があるようで、ステアリング・カウンシルのシェパディング面は経験豊かなホーム・チームワークで形成されていることでかなり強く、その一方で運営面が欠けているのです。結果として、あるホームはそうあるべきほどよく運営されていません。以前のように多くを成し遂げていないのです。スケジュールは効果を上げていません。物事は全体的に組織立っておらず、重要な事柄に関心が向けられていないために、経済面での欠乏やアウトリーチが十分なされていないなどの結果が生じています。

  10.言うまでもなく、この不均衡はホームにとって致命的です。もしあなたのホームがこのようであるなら、自分たちのステアリング・カウンシルを再調整することを考慮すべきかもしれません。

  11.最近、組織化に長けた人々がマネージャーの側に移れるよう、幾つかのホームがステアリング・カウンシルのメンバーを再編成するために投票する必要があると気づき、また実際そうすることが助けになったと聞きました。そうすればこれらの組織化において才能がある人々が、より経験の少ないホーム・マネージャーたちと共に働くことを通して彼らにトレーニングを施し、同時にホームがそうあるべきように機能していることを確かめることができます。

  12.「強めに向かって!―パート4で、ママと私と主は、皆さんの勝利チームにとってホーム・マネージャーとホーム・シェパードの両方が重要であることを強調しました。おそらくシェパードが「最重要」であるという概念を促進する古い思考様式がファミリー内でまだかなり深く根付いているのかもしれません。しかし、先のGNで、主はマネージャーとシェパードの同等性について非常にはっきりと述べられており、ママと私もそれを全面的に信じます。マネージャーとシェパードは、両者が全く同じ賜物と才能を持っているという意味で同等なのではなく、ステアリング・カウンシル内において同等なのであって、ホームの成功にとって等しく重要なのです。

  13.皆さんがシェパディングの面で弱いと、霊的に前進することもなく、妥協と無縁の存在でい続けることもできず、いとも容易く分裂が生じ得るので、FDホームとして機能し続けることができなくなることでしょう。しかし同様に、もし皆さんのホームがあまり組織化されておらず、運営面でお粗末であるなら、そのホームは経済的にもよくやれず、スケジュールもうまく行かないため、メンバーや宣教活動の多面的な必要を満たすことができなくなります。ですから、一つの面が欠けているために、ホームが容易に同じだけ弱められてしまうことがあり得るのです。

  14.ママと私は、これまでの改革と強めの年を通じて、ホームの霊的なシェパディングを強調してきましたが、それは霊的なシェパディングという面があまりに弱くなっていたからです。その面を補強する必要があり、私たちは各ホームが、すでに物事の実際面や組織化の面で実によくやっているという前提のもとにそれを行いました。皆さんは過去には生活のこの面にかなりの強調を置いてきたからです。しかし霊的なシェパディングの必要性にもっと重点が置かれたことによって、実際面や運営面で賜物があり経験を積んだ人々が、自分たちがホームの霊的なシェパディングに関わらなければならないように感じるのであれば、それはあまり効果を奏しないことでしょう。そして、どうやらそれが幾つかのホームに起こってしまったようです。

  15.私は皆さんがステアリング・カウンシル、また必要ならばホーム全体で、ホームのこの面に関して祈り、見直すための時間を割くよう勧めます。実際面で組織化されていないせいで、自分たちのホームが四苦八苦し始め、向上していないように感じるなら、ステアリング・カウンシルのメンバーを次回の信任投票で再編成する可能性について考慮してみてはどうでしょう。(この選挙は皆さんが8月のTRFを出す頃までに行われる必要がありますが、必要であればそれが8月中のより早い時期であっても構いません。) そうすれば、実際的な面と霊的な面でのより良いバランスを取ることができます。実り豊かなホームにするには、ホーム・シェパードとホーム・マネージャーの両方が良い仕事を行う必要があります。勝利チームを築くために、それらの仕事はどちらも同じ位重要なのです。ですから皆さんのホームにおいてステアリング・カウンシルのバランスが正しくないようなら、どうかこのことについて考え、祈る時間を取って下さい。

  16.もちろん皆さんのホームが組織化の面で問題を抱えていたとしても、それはマネージャーの経験不足が原因ではないかもしれません。他のミニストリーがあるために仕事をしっかりこなすための時間がないか、単に物事を効果的に組織化するための祈りに宛てる時間が足りないだけなのかもしれません。もしそうなら、ホーム・マネージャーが仕事をちゃんと行えるように、物事を変えてみることを祈ってみるべきです。

  17.いずれにせよ、皆さんのホームが組織化の面でお粗末であるなら、その面を強化するために行動に出ることを勧めます。もしホーム・マネージャーがもっとトレーニングを必要としているなら、彼らがそれを受けられるようにしてあげて下さい。仕事をするための時間が十分ないなら、彼らに時間を与えるようにして下さい。仕事に就いてまだ間がなく、その分野で成長する時間がもっと必要なら、彼らがその時間を持てるよう、忍耐強くできる限りのことをしてあげて下さい。

  18.ホームの運営はファミリー生活の中でも非常に重要な部分です。私たちはホーム・マネージャーがトレーニングを受ける必要性について何度も話し合いを重ね、このファミリーの重要な側面を補うために新しいボードのピラーを作ることさえ考慮したほどです。私たちは世界中のボードを経済的に支えたり人員を送ったりする立場にはいないし、将来そうできるかどうかも定かではありません。けれども、実際面、ビジネス面、運営面で皆さんにもっとトレーニングを提供する方法を検討中です。ちょうどMOサイトにホーム・マネージャーのチェックリストが出ていることに気づいたことでしょう。(FSM 417)[ここにアクセスして下さい:http://www.familymembers.com/pubs/pub.fsm.417] これにはホーム・マネージャーの責任の内で最も大切な事柄の概要が載っています。これはホーム・マネージャーについてのあらゆる詳細を扱った手引書というわけではありませんが、きっと皆さんの役に立ってくれることでしょう。

  19.ホーム・マネージャーのチェックリストは、トレーニング・コースというよりはどちらかというと当座の間に合わせと呼べるものです。しかしそこには多くの良い情報が含まれており、きっと皆さんをホームの運営という主題に関する様々な出版物に導いてくれるはずです。私たちはマネージャーのためのより徹底したトレーニング・コースを作成したいと望んでいます。しかしながら、今現在なされるべきあらゆる事柄を考慮すると、来年頃にならないとこの話を進展させることができそうにありません。

  20.その一方で、もしあなたのホームが実際面やビジネス、また組織化の面で助けが必要なら、それらの物事に長けているとわかっている他の兄弟からのインプットを得ようと努めてはどうでしょう。きっと自分のエリアでこれらのミニストリーにおいて非常に良くやっている人々を何人か知っていることでしょうから、彼らに電話するか自分のホームに来るよう招いたり、また自分から会いに行って少し話すなら、ことによるとインプットを得られるかもしれません。あるいはHow to Get Things Done やHow to Loveの本を読むなら、そこには組織化や時間の使い方、人事管理などに関するとても良いアドバイスが載っています。

  21.どうか皆さんのホームやステアリング・カウンシルでこのことについて祈り、話し合って下さい。そしてもし必要ならホームがその貴重な時間と勢いを失ってしまう前に、何でも変えるべき点を変えて下さい。主が皆さんを導いて下さることを私たちは知っており、良いバランスを見出せるよう皆さんのために祈っています。

トレーニング

  22.4月、5月、6月と、この期間中、ホーム・シェパードのトレーニング・プログラムが作成されてきました。膨大な仕事でしたが、今はその最終段階です。MOサイトのホーム・シェパード・トレーニング・コースはすでに始まっています。そしてコーチたちがいよいよ活動を開始するにつれ、ホーム・シェパードたちも先のトレーニングと共にコーチングを受け始めることでしょう。このように助けを注いだ結果として、ゆくゆくはすべてのホーム・シェパードが愛情深く賢く思いやりのある羊飼いとなるよう祈っています。またよりトレーニングされ、コーチを受けたホーム・シェパードが、自分たちのホームを幸せで愛情深く、霊的に強いホームにするための助けとなれるように祈っています。

  23.ホーム・シェパードがトレーニングを受けているのに自分は受けられないことでがっかりしている人が何人かいることを知っています。あなたがそのように感じているなら気の毒ですが、実際には全員が何らかのトレーニングを受けているのです。各ボードがそれぞれの評価基準と「ハウ・ツー」の手引書を出し、幾つかのボードは自分たちのハンドブックを出しました。(PRとCGOの分はMov3サイトに載っていて、他のボードの分もそのすぐ後に続くことでしょう。下記のアドレスです: http://www.familymembers.com/pubs/pub.board.hb.) このトレーニング用の読み物は、ホーム・メンバー全員が利用できます。皆さん一人一人がそれを学習し、そこからトレーニングを受けるべきです。またクライテリア・モニターの人たちはそのトレーニングを真剣に受けとめ、それに精通していられるように評価基準を学習するべきです。そうすればホームを成功へと導く助けとなれることでしょう。

  24.ホーム・シェパードはホーム・シェパード・トレーニング(HSTP)に全面的にアクセスすることができますが、その一部は全員が利用可能で、MOサイトのCSのセクションに出ています。(http://www.familymembers.com/cs/) というわけで、もしシェパディングに興味があって学びたいなら、あなたにも利用できる読み物を読んで下さい。またHSTPには、ホーム・マネージャーが利用できる部分もあります。ですから、もしまだそのトレーニングを利用していないなら、どうかそうして下さい。

  25.また皆さんは、全ホームとホーム・メンバーのトレーニングとなるべき新しいGNシリーズ「勝利チームを訓練する」を通してトレーニングを受けることでしょう。ママとGNチームは、皆さんが、おそらくは自分でもそうなりたいと望んでいる勝利チームに共になれるよう、このシリーズを皆さんの元に届けるために非常に一生懸命働いています。皆さんは間もなく「勝利チームを訓練する、パート1」と共にこのシリーズの紹介を受け取るはずです。これら二つのGNはおそらく今月中にMOサイトに掲示されて利用可能となり、また印刷されたレターをその直後に受け取ることでしょう。

  26.これは、皆さんがどのように迫害とマスコミの嵐を乗り切るかについてや、また「戦術」や「依存のわざ」における新しい武器を用いた攻撃法のトレーニングなど、その他非常に多くのGNを通してここ一年の間受け取ってきた素晴らしいトレーニングへのさらなる積み重ねとなります。ですからここからもわかるように、全員が利用することのできるトレーニングがあるのです。ここでの質問とは、あなたがそのトレーニングを受け、自分に適用するかどうかなのです。きっとそうしてくれると思います。皆さんは主と私にとって勝者だからです。

コーチの任命

  27.新しくエキサイティングな進展があります。現在コーチらが任命されつつあり、彼らは間もなくその仕事を開始するでしょう。コーチは第二回目のトレーニング・セミナーに出席し、願わくは信仰に満ちみちて新しい責任を引き受けてくれることでしょう。それぞれの地域のRSによってコーチが皆さんのシェパードに任命されるので、おそらく来月には誰が皆さんのホーム・シェパードのコーチとなるのかを知らされるはずです。

  28.新しいプログラムがいつもそうであるように、あらゆる不備な点が改められるまでにはしばらく時間がかかると思います。ですからコーチが自分の仕事を学ぶ時間を与えてあげるよう、ホーム・シェパードの皆さんにお願いしたいです。どうか彼らが歓迎されていると感じられるように最善を尽くして下さい。彼らが仕事に就いてまだ間もないというだけではなく、仕事自体が新しいものであることを理解してもらいたいのです。そういうわけで物事がスムーズに流れるようになるまでには彼らと皆さんの両方の側で時間を要することでしょう。

  29.コーチ・プログラムが過去のVSプログラムとは異なることを繰り返し話しておきたいと思います。コーチはホームのメンバーを個人的にシェパディングしたり問題を解決したり、ホーム・メンバー同士やあるいはホーム同士の争いを止めようと努めることはありません。そうではなく、彼らはホーム・シェパードがホーム・メンバーのシェパディングという仕事を行うのを助けるのです。トレーニングの期間を通じて、この点がコーチたちに強調されてきました。

  30.ですから、もしホーム・メンバーの皆さんがコーチから個人的なカウンセルを得ようとするなら、彼らは自分たちではなくホーム・シェパードのところに行くように示すであろうことをどうか理解して下さい。それは彼らが不親切だからでもあなたを愛していないからでもなく、そうするよう指示されているからなのです。外部からの誰かが仕事をするのではなく、皆さんのホーム・シェパードが自分のホーム・メンバーのシェパディングという仕事を学ぶのを助けることがゴールだからです。(この議題とこのように取り決めた背後の理由についてさらに詳しくは「強めに向かって! パート4」を読んで下さい。) 最終的なゴールは、結果としてホーム・シェパードがより強められ、それによって各ホームがより強く幸せなホームになることです。

  31.どうかコーチのために祈っていて下さい。大変な仕事だからです。しかも新しい仕事なので、彼らはそれを行うために皆さんの祈りが必要になるでしょう。

ホーム再評価の最新情報

  32.こんなにも立派に最初のホーム再評価を終わらせたことで皆さんをとても誇りに思っています。特に初回ということもあって、再評価の質問に答えることはおそらく容易ではなかったことでしょう。そして当然ながら皆さんは今、自分たちが弱いとわかっている分野で進歩を遂げるというチャレンジにも直面しています。ママも私もこの時期が楽ではないことを承知しています。自分たちのホームが弱い分野で進歩を遂げることを期待されていると知っているので、少々圧倒されるように感じることでしょう。きっと皆さんは自分たちのホームが再評価であまりよくやれなかったと感じ、次回の再評価までに十分な進歩が遂げられないのではないかと不安に思っているかもしれませんね。

  33.成績が思わしくなかったと感じていても、どうかがっかりしないで下さい。事実、先にも述べたように、私たちは多くのホームがあまり優秀な成績を収めないであろうと予想していました。皆さんは去年の中ごろからホームサイズを増大させたり、ホームの運営方法を変えたり、またボードの評価基準を受け取って基準に達するためにしなければならないあらゆることに気づき、ステアリング・カウンシルを選出するなど、多くのことを経てきたからです。また、敵がファミリー全体や個人個人に投げかけた霊的な攻撃については言うまでもありません。それは真の戦いでした! そして緊迫した戦闘を戦っている戦時において、すべてが完璧であることを期待するのは無理というものです。

  34.きっと多くの人が、再評価の結果を受け取るのを息を殺して待っていることでしょう。10月まであと数ヶ月しかないので、この先の数ヶ月間にどこに焦点を合わせるべきかがわかるよう、自分たちの成績がどうであったか、また自分たちがどの辺のレベルにいるのかを知りたいのです。しかし4月のホーム再評価の結果や、ホームがそれぞれのピラーにおいて全体的にどういう成績だったかに関するインプットを受け取った後に、多くの話し合いと祈りと主から聞くことを重ねた結果、ママと私は今回の再評価のスコアを各ホームに送らないことに決めました。ちなみに私たちは皆さんがこの4月に実施した再評価ではなく、10月に行う予定の再評価を実力判定テストとすることに決定しました。

  35.ホーム再評価の過程は、皆さんにとってもボードやWSにとってもかなりの大仕事でした。4月の再評価はホームのための実力判定テストとなるはずでしたが、それはまたRBCとWSの両方にとって再評価システムのいわゆる試運転でもありました。それは再評価の全体的な構造やコンピューター・プログラム、また再評価の質問や採点システムや情報の流布などを試行する機会だったのです。第一回目の再評価を実施するにあたって、私たちはその過程にも質問表自体にも幾らかの微調整が必要であることに気づきました。こういう理由で、もしホームにスコアを送るなら、皆さんのホームがどの程度よくやっているかに関して不正確な情報を送ることになると感じたのです。

  36.この第1回目のホーム再評価から非常に多くのフィードバックを得た後で、皆さんが評価基準の意図をよりよく理解できるよう、もっと詳しい説明が必要であることが明らかになりました。再評価の質問の内、あるものは明確さに欠けているか、誤って解釈される可能性がありました。また場合によっては「はい」と「いいえ」の回答欄だけでは十分ではないと判明した箇所もありました。ホームが特定のピラーにおいてどれ位よくやっているかを正確に反映するようなスコアを出せるよう、幾つかのボードの採点システムは多少の変更を必要としています。

  37.概して言えば、最初のホーム再評価は試運転としては素晴らしい成果を収めました。皆さんは再評価を行うという経験を積んだ上に、その進行過程を試し、またそれを実行することによって自分たちの向上すべき分野を知ることができました。またどの質問に「いいえ」と答えたかを見ることによって、ボードの評価基準のどの面で自分たちが進歩を遂げる必要があるのかがわかり、自分たちのホームの弱い面をより明確に把握できるようになったのです。ですから、たとえ評点を受け取らなかったとしても、皆さんはホームで向上を目指す必要がある面をかなりよく把握していることになります。

  38.スコアを送れなかったことですまなく感じています。しかし、スコアが出たとしても皆さんの助けになるほど正確なものではなかったでしょう。もしそれらを送るなら、ホームはスコアの悪かった特定のピラーに的を絞り、その一方でスコアの良かったピラーにはあまり力を入れなくなることでしょう。けれどもスコアがあまり正確でないために、ホームが実際にはよくやっていたピラーに重点を置き、またよくやっていると思っているけれども実際にはよくやっていないピラーにあまり重点を置かなくなるかもしれません。祈って討議し、主から聞いた結果、私たちは皆さんの成績についてクリアな見解を与えることのないスコアを送るよりは、まったく送らない方がいいということに気づいたのです。皆さんはどの質問で自分たちが満足な回答ができなかったかを知っていて、ホームがどの分野で向上する必要があるかを、すでにかなりよく把握しているのですから、これらの面に働きかけることができるはずですし、またそうしているべきです。

  39.しかし私たちはRBCに、彼らがホームの回答を検討した上で、評価基準の特定の面を満たすために皆さんが何らかのカウンセルを必要としていると感じるなら、それについて皆さんと自由にコミュニケートしていいと伝えました。ですから、皆さんは自分たちが「いいえ」と答えた質問の幾つかについて指摘したノートをRBCから受け取るかもしれません。おそらく、それらは最も焦点を当てるべき重要事項であり、彼らはそうすることで皆さんがピラーの内でも自分たちが特に弱い分野を見定めるのを助けたり、あるいは皆さんがあまりよく理解していないように思われる質問について説明したり、アドバイスや祈りなどを提供することができます。またコーチらがホーム・シェパードをコーチするという仕事を開始するので、彼らも可能な限りCSボードの評価基準に関するカウンセルをシェパードたちに与えることでしょう。

  40.つまり、次回にはもっと物事がうまく運び、10月の再評価が皆さんの実力判定テストとなるように、10月までには十分に微調整済みのプロセスができているはずです。10月の実力判定テストは4月に行われる第1回目の公式の再評価の判断基準とはなりません。ですから4月に真に拘束力のある再評価を行う前に、皆さんには進歩を遂げ続けるためのまる8ヶ月という期間が残されているわけです。4月の再評価の成績は10月から4月にかけての成績のみに関するものとなるでしょう。

  41.もちろん余分の時間ができたからといって、向上する必要があるとわかっている分野にはたらきかけるのをやめるべきであるというのではありません。自分たちの弱い面にはしっかりと焦点を合わせているべきです。すべての分野で一斉に向上するためスケジュールに詰め込まねばならないように感じている一部の人々は、この期間を与えられて安心することでしょう。弱い分野を見定め、進歩に向けて着実にそれらにはたらきかけることを勧めます。そうすれば10月の実力判定テストでホームがどのレベルにいるかについての正確な見解を得られるので、皆さんは引き続き進歩し、そして4月の再評価にも楽々と合格するでしょう。

  42.どうか今から来年の4月までの時間を賢く祈り深く用いて下さい。ゴールを定め、それらを目指して常にはたらきかけるのです。全体的なゴールは、皆さんのホームが団結した弟子のホーム、堅固な宣教活動を行う実り豊かなホームとなることであるのを覚えていて下さい。すなわち勝利チームです。必ずそうなれます。戦い続けましょう! あきらめてはいけません!

RDs/RO/SD/FPCについての説明

  43.全体的なファミリー改革に加えて、私たちは去年と今年にかけてファミリーが管理運営の面を最評価し、変更を加えてきました。今年の初頭から、各リージョンはリージョナル・デスクとシェパディング・デスクを設置しました。またレポート処理プロセスの合理化に努めているので、レポーティング・オフィスは縮小されました。少し時間を取って、こういったチェンジの幾つかについて説明したいと思います。

  44.レポーティング・オフィス: かつてレポーティング・オフィスはファミリーに種々のサービスを提供してきました。皆さんのレポートを処理する以外にも、コメントや提案に対して返事を書いたり、しばしば何人かのRSがそこに住んだり、フィールドにシェパディングの手紙を書いたりなど、レポーティング・オフィスはいわば「シェパディングとアドミニストレーションの中枢」とも呼べるものだったのです。

  45.以前はレポーティング・オフィスが担っていたこれらのサービスの多くを、今は他のオフィスやデスクが請け負っています。今日のファミリーではRSの多くがフィールド・ホームに住んでいます。リージョナル・デスクはリージョンのビジネスを取り扱い、ボードはボードとしてのサービスを提供し、シェパディングはシェパディング・デスクを通してCSボードから与えられます。リージョナル・ボードは彼らの受け持ちのボードに関するコメントや提案を読んでそれらに返答することを務めとし、そして各ホームは自分たちのホームが弟子の基準を維持することにおいて最終的な責任を担っています。

  46.現在のレポーティング・オフィスの仕事は以下のようなものです。レポーティング・オフィスは今のところTRFの処理センター専門となっており、TRFと十分の一税が無事に、しかも期日通りに送付されているかどうかを確認し、そうでない場合はホームを保護観察下に置きます。彼らは各リージョナル・ボードがそれぞれ自分たちのボードに関するコメントや提案を確実に受け取れるようにします。また、技術面や事務的な事柄に対するコメントや提案を読んでそれに返答します。また皆さんがメイリングを間違いなく受け取れるよう、NPCが最新の住所録を受け取っていることを確実にし、またスタッツを処理します。そして無数のビジネスについてリージョナル・デスクとコミュニケートします。(ROの責任についてさらに詳しくはGN1109aにある憲章の「レポーティング・オフィスの責任と権限」を参照して下さい。)

  47.レポーティング・オフィスは有能で才能ある人々から成っているものの、彼らは皆さんのシェパードではありません。彼らは、ファミリーの詳細に渡る複雑な仕組みを取り扱う極度に忙しい世話係なのです。またファミリーの骨組み構造の重要な部分を担っており、彼らなしには多くのことがうまくはたらかず、また成し遂げられないことでしょう。出版物も受け取れなくなります。指定ギフトもです。またボードは皆さんがTRFで書いたコメントを受け取らないなど、その他にも多くの支障が生じます。ですから皆さんのTRFあるいは十分の一税が誤送されたか何かで着かなかったようであるという内容のフォーム・レターを受け取る時以外、レポーティング・オフィスから全く音沙汰がなかったとしても、どうか理解して下さい。気を悪くしないで下さい。そういった情報に通じていることが彼らの仕事であり、彼らはそれをできる限り能率的にこなそうとしているのですから。

  48.もしレポーティング・オフィスとコミュニケ-ションする際に何か問題が起こり、彼らの踏んだ手順であなたやあなたのホームが理解できないことがあるなら、どうかレポーティング・オフィスに手紙を書いてその旨を伝えて下さい。彼らはそうしたことを知りたいと望んでおり、皆さんを助け、皆さんと共に働きたいのです。彼らはWSのアドミニストレーション部門と共に、生じた過ちや問題について時間と仕事量の許す限りなるべく早い内に検討し、話し合い、祈ることでしょう。それによって、疑問を生じさせている問題が果たして改善されるべきものなのか、それとも時と共に解消するものであるのかを判断するのです。

  49.リージョナル・デスク: リージョナル・デスクは、今年、機能可能となりました。これらのデスクに人員を配置している人々に神の祝福がありますように。多くの詳細が関わる途方もない大仕事です。(RDの責任についてさらに詳しくはGN1109aにある、憲章「リージョナル・デスクの責任と権限」を参照して下さい。)

  50.リージョナル・デスクを受け持つ人々は、新しいファミリーの骨組み構造において他の人々がそうであるのと同様、自分の仕事を学んでいる過程にあり、それは多種多様なホームと、それに伴うミニストリーを含む自分のリージョナル・エリアを管理するという仕事です。以前は、レポーティング・オフィスやかつてのRCCが担当していた仕事の幾つかが、現在リージョナル・デスクに移行しました。また幾つかのチームはリージョナルとシェパディング両方のデスクを受け持っているなど、とにかくものすごい仕事量です。この移行期をできる限りとどこおりなく通過することがゴールとはいえ、この移行と調整の期間にはおそらく多少は不備な点が生じてくることでしょう。

  51.皆さんの忍耐と理解を感謝しています。そして繰り返しますが、もしリージョナル・デスクとのコミュニケーションや手続きにおいて何か疑問に思うような問題が起こったなら、どうか手紙を書いてそのことを彼らに知らせて下さい。彼らも皆さんへの奉仕という仕事において最善を尽くしたいと望んでいるのですから!

  52.シェパディング・デスク: 皆さんも知っているように、シェパディング・デスクはCSのRBCの一部門です。シェパディング・デスクの職務とはCSボードや憲章の規律に関する事項やコミュニケーションの面でCSのRBCを助けることです。過去にはRS、それも特にVSボードのRSたちは処罰に関する事柄を扱うために多くの時間と関心を費やしていました。しかしおそらく皆さんも、最近のGNで読んだように、CSのRBCの主な焦点は、コーチをトレーニングすることに変わりました。それによって皆さんのシェパードをもっと助けることができ、ホームにポジティブな影響を与えられるようにです。間もなく世界中でコーチ・プログラムが開始されるので、それが力強いスタートを切ることは非常に大切です。それは大仕事であり、また「強めに向かって、パート4」でよくよく説明したように、皆さんのCSのRBCの時間と優先事項の大部分を占めることでしょう。

  53.CSのRBCがコーチ・プログラムに必要な時間と関心を注ぐことも、またファミリーに処罰を与える役割をフルタイムで続けることもできないであろうという理由から、ママと私は彼らに、彼らの最も重要な優先事項はプロアクティブにファミリーを強化することであるというカウンセルを与えました。皆さんのCSのRBCにとって、それはコーチをトレーニングし、処罰に関する事柄にはそれほど重点を置かないことを意味します。彼らは自分たちのシェパディング・デスクのチームに引き続きカウンセルを与えるものの、過去にしていたほどにはシェパディング・デスク(あるいはシェパディング・デスクが実施される以前に彼らが受け持ってきた、かつての処罰に関するコミュニケーション)に集中して的を絞ることはなくなるでしょう。ですから、もし皆さんが自分たちのシェパディング・デスクのサービスが低下したことに気づくか、以前ほど完璧でも洗練されてもいない手紙を受け取ったとしても、どうか背後にそういう理由があることを理解して下さい。CSのRBCはこれからも皆さんのホームが下す重大な決断に対して承認を与え、引き続き自分たちのシェパディング・デスクのスタッフをトレーニングし続けるでしょうが、ただ以前ほどすべての手紙の書き方をチェックしたり、ささいな決断に干渉したりすることはなくなります。

  54.このように重点が移ることによってもたらされる益とは、CSのRBCからトレーニングを受けたコーチによってトレーニングされたホーム・シェパードたちを通して、皆さんがシェパディングを受けるということです。このトレーニングの結果、シェパディング・デスクが対応しなければならない問題がそれほど多く生じなくなることを願い、祈っています。私たちは問題の徴候に一番の関心を注ぐのではなく、問題を根本から修正しようとしているのです。

  55.これらのチェンジの長期ゴールは、各ホームにより良い、またより効果的なサービスを提供できるようになるということです。ゴールはそれぞれのデスクやオフィスが、他の様々な仕事との間に板ばさみになるのではなく、効果的に良い仕事が行えるよう自分の仕事に集中できるようにすることなのです。ファミリーの運営面のこういった改革が、最終的に皆さんにとって良い効果的な奉仕という形で成果をもたらすよう祈っています。

  56.これらの説明が役に立っているよう祈ります。皆さん一人一人を愛し、最善のものを受け取ってほしいと望んでいます。またその一方で、実施中のチェンジに対する皆さんの理解を感謝します。どうか、これらの仕事を行う人々のために祈っていて下さい。アドミニストレーションやオフィスの仕事は、膨大な、またある意味では退屈な、しばしば感謝されない仕事なのです。しかし皆さんは祈りが自分たちにできる最大のことであるのを覚え、これらの持ち場に就いている人々のために祈ることによって彼らを支えることができます。

  57.ファミリー・ポリシー・カウンシル: ファミリーのアドミニストレーション部門の骨組み構造におけるもう一つのチェンジは、ファミリー・ポリシー・カウンシル(FPC)の設立です。FPCはすべてのRCとインターナショナル・ボードのチェアパーソン、WSアドミニストレーションの代表、またママと私から任命されたその他の人々で成り立っています。ママと私は言うまでもなくFPCの先頭に立ち、私がミーティングの議長を務めます。FPCの目的は、ファミリーの方針(ポリシー)を立案について私やママに助言し、また立案を助けることです。FPCはあらゆる新しい方針や主要なチェンジについて幅広く討議し、それについて十分に祈り、また投票します。

  58.新しい方針の作成と実施の実際的運営に関して、私たちはFPCステアリング・コミッティーを設置しました。これはインターナショナル・ボードのチェアパーソンたちとWSのアドミニストレーション部門の代表者たちで成り立っています。FPCステアリング・コミッティーは定期的にミーティングをして、新しい方針やその方針の実施について話し合い、祈ります。多くの詳細がFCPステアリング・コミッティーで案出されています。その後ステアリング・コミッティーは方針に関する提案とその詳細をFPC全員に送ります。FPCのメンバーはそれについて祈り、意見を言い、質問し、それに代わるアイディアを出すなどをします。その後、FPCステアリング・コミッティーはそれらの質問を見直し、それについて祈るなどをし、必要とされる変更をして、最終承認と投票のために、論議されている当の方針をFPC全体に返送します。

  59.ママと私は新しい方針の立案と実施をはるかに効果的にしてくれているこのFPCの構造を心から感謝しています。また自分たち自身が非常に忙しい生活を送っているにもかかわらず、私たちが全体的なファミリーの方針を作成するのを助けるために、時間と祈りと預言、そしてハードワークを注いでくれるRSやIBCの人々に感謝しています。それによって彼らの仕事量は大いに増えましたが、彼らのカウンセルが切実に必要であると感じます。聖書にあるように、「助言者が多ければ安全」(箴言11:14)なのです。ファミリーの方針はファミリー・メンバー全員に影響するものなので、ママも私もそれを正しく行いたいと必死になっています。FPCのメンバーの助けを借りるなら、私たちは重大な事柄についてカウンセルできる、経験豊かで多国籍に及ぶ代表者たちの大きな集団を持っていることになります。ファミリーを導くという責任は重大なものですから、どうかFPCやママと私のために祈っていて下さい。

  60.この機会を利用して、新しい方針に取り組むというしばしば単調で時間のかかる仕事を喜んで助けてくれるFPCのメンバーの皆さんに感謝を伝えたいと思います。皆さんの助けなしには、一体自分たちがどうやって良い仕事ができるのかもわかりません。

マスコミの最新情報

  61.特にマスコミや背教者タイプの元メンバーの活動について、ファミリー内で起こっていることの最新情報を最後に書いてから、もう数ヶ月以上経ちます。

  62.先回私たちは、元メンバーのジム・ラマッテリーがファミリーに及ぶであろうと主張したFBIによる取調べの可能性について話しました。またその時期ファミリーの誰一人としてFBIやアメリカの当局からの連絡を受けたことはなく、公式の調査が行われる兆しは見えないと説明しました。事実、現在ジム・ラマッテリーのウェブサイトは実質上何の動きもない静止状態のサイトとなっています。

  63.マスコミについては、物事はほとんど静まりつつあります。4月に日本で幾つかの記事が出て、その一つはアメリカで出版された記事の再版でした。それらの記事は日本での御仕事に、たとえあるとしてもほとんど影響を及ぼしませんでした。また別の記事が日本とアメリカの両方で出版される予定でしたが、出版されませんでした。アメリカでPeople誌がオーストラリアの姉妹誌である「Who」誌と並んで中傷めいた記事を出しました。かなりネガティブなものでしたが、彼らは同時にファミリーのスポークスマンたちの反論文にもかなりのスペースを割いていました。

  64.その後しばらくして、アメリカのRolling Stone誌にとりわけ悪辣な記事が出ました。この記事を書いた記者はリッキ-の追悼式に出席し、何人かの敵意を抱いた元メンバーにインタビューしたようです。残念なことにこのレポーターは私たちのスポークスマンたちには全く取材せずに、彼ら元メンバーたちの発言すべてを絶対的な真理でもあるかのように鵜呑みにして、そのまま記事にしてしまったのです。あるファミリーの研究者は、その一記事に見られる驚異的な量の不正確な描写や悪意ある非難や嘘について解説し、この著述はあらゆる面でファミリーとは到底似ても似つかぬものであると述べました。Rolling Stone誌は概して反宗教に偏った雑誌として知られており、このような扇情的ジャーナリズムに身を落としたとしても驚きではありません。

  65.この記事の主要な目的の一つは、何ヶ月も前に「構わず前進する」で主が警告されたように、ママと私に汚名を着せ、信用を落とすためです。

  悪魔が当時のリーダーだったネヘミヤを狙ったように、現在、彼はわたしが塗油した現代のリーダーシップをねらい、わが言葉の信用を落とそうとしている。彼はあなたがたの信仰を破壊し、終わりの時の軍隊であるあなたがたによるわたしの働きを止めたいのだ。それが彼の究極的ゴールであり、昔からずっと続いている計画だ。それは無益な試みなのだが、それでも彼はあなたがたによるわたしの働きを遅らせ、邪魔し、ペースを落とすために、手に入るどんな手段でも、どんな人でも使う。

  敵はわたしを止められないと知ってはいるが、いつもわが進歩の歯車を遅らせ、邪魔する方法を探している。彼はこのマスコミの嵐を使って、これからの非常に重要な強めの年を妨害しようとしている。わがファミリーがこの強めの年を越すなら、今までは苦労する相手ではなかったあなたがたが侮れない勢力になると知っているのだ。」(ML#3531:61,62)

  66.今年初頭のマスコミによる作戦が無に帰したのを見て、敵がわらをも掴むほどに必死になっているのは明らかです。自分たちの主張をぶちまけるための機会を少しは得たものの、それらは大して役に立たなかったのであり、彼らのあらゆる努力にもかかわらず、イエスのために世界に手を伸ばすことにおける私たちの進歩にほとんど何の影響も及ぼしませんでした。

  67.明らかに、中傷者たちはファミリーを悪魔的なものとして描写し、ママに汚名を着せようと必死のあまり日ごとに身を落としていき、ついには報道機関の関心を自分たちの言い分に向けさせようとするまでになりました。Rolling Stone誌の記事には、ママがリッキ-と性的関係にあったなど、ママに対する全く事実に基かない主張が載っています。そんなのは真っ赤な嘘です! リッキ-自身でさえ彼のビデオやインターネットにおける暴言の中でも、一度もママをそんなことで非難してはいません。感謝することに今のところ大半のマスコミは私たちの元メンバーたちのとんでもない作り話を重ねて取材していないので、Rolling Stone誌は、その真実への甚だしい無関心と、ファミリーとそのリーダーシップを悪魔的に描写しようという明らかな意図によってひときわ目立っています。

  68.私たちのアメリカのスポークスマンたちが編集者への手紙という形で提出した反駁文を皆さんの情報のために以下に掲載したいと思います。記事を読んで私たちがそれにどう答えるか知りたいと望んでいるかもしれない親戚の人や友人、またコンタクトの人たちに、どうぞこれを自由に分け合って下さい。読めばわかるように、ここでスポークスマンはすべての嘘や不正確な供述に対して反論はしていません。あまりにも多すぎるからです。しかし彼らはその記事が差別的な性質のものであって、ファミリーのリーダーシップの信用を落とそうとする意図が明らかである、といった核心に触れました。

  69.マイ・コンクルージョン(My Conclusion)・サイトに寄稿した何人かのSGAがRolling Stone誌の記者に手紙を書き、自分たちの側の話を聞いてほしいと求めましたが、記事上で彼らのそうした行為は「ロボット的な」カルト・メンバー、またファミリーの「情報操作工作」の一部として片付けられていました。レポーターがそこまで防御的になって自分の記事から抹消しなければならなかったとは、彼らの手紙はよほど的を突いたものであったと思われます。

  70.レポーターに手紙を書くという重荷を持って自分たちの言い分を知らせ、また自分たちの権利について抗議してくれた第二世代のメンバーの皆さんに神の祝福があるように。皆さんは違いをもたらしています! これらの手紙は間違いなく効果を生み、自分たちが敵意ある元メンバーという片方の側だけの、それも非常に歪曲された話にしか耳を傾けなかったという事実にレポーターたちが気づくのを助けることでしょう。ここ数ヶ月以上に渡って出版された記事のいくつかはマイ・コンクルージョンの寄稿者の言葉を引用しており、彼らのEメールの内容に関心を払っています。

  71.オーストラリアの雑誌Marie Claire誌は、5月号に掲載したファミリーの記事に対して、ファミリーのSGAが送った以下の苦情の手紙2通を出版しました。

  「私はファミリー・インターナショナルの第二世代メンバーです。リッキ-・ロドリゲスの自殺に関連付けた私たちの宣教活動に関するあなたの記事に注意が引かれました。[5月号記事「カルト脱出の唯一の方法は自殺である」] 出版された記事の描写の幾つかはかなり誤解を招くものであると思います。「カルトのメンバーは実質的に何年もの間外部と接触することがなかった」という言葉が「事実」と銘打たれているのには驚きました。私は15カ国以上の異なる国々に暮らし、地元の人々やその国の文化とかなり多く接触してきました。これまでの人生は美しく幸福に満ちており、虐待とは無縁だったばかりか、ほんの一握りの人々しか楽しむ機会がないような「世界的教育」に満ちていました。私が将来自分の子供に望む人生の内で、これよりも素晴らしいものは考えられません。」-ローリー・リチャーズ(Eメールより)

  「今私はファミリー・インターナショナルの宣教師として日本に住んでいます。生まれはアメリカですが、日本で育ちました。家からずっと出られなかったり、両親やグループのメンバーに虐待されたりしたことなど僕には一度もありません。それどころか同じ年頃の外部の子供と友達になれたのを覚えているし、英語でホーム・スクールを受けるかたわらで日本語も学び、昔の城を訪問し、仏教について学習したりもしました。私は子供時代のこうした素晴らしい経験のゆえに宣教師でい続けたいと決意したのです。今はこのグループの若者(12-17歳)たちと一緒に働いていて、彼らにも自分がもらったのと同じチャンスを与えようとしています。私は彼らのようなティーンたちの代表として話しているのです。彼らは私たちがなぜ偽りの嫌疑をかけられているのかわからないほどなのです。」-ミッシェル・ダイカス(長野、日本)

  72.マスコミの戦いのために鍵の力を帯びた祈りを引き続き祈ってくれていることで、再び皆さんに感謝を伝えたいです。それは大いに効果があります! 愛するファミリー、どうかその祈りを送り続けて下さい。そうすればそのメッセージは聞かれ、私たちは主が将来用意しておられる強めとあらゆる素晴らしい進歩と勝利に向けて前進し続けることができます。

  73.祈ることの他にも、どうか皆さんのホームを将来の迫害に備えるために引き続きできる限りを行って下さい。悪魔は今年の攻撃がこれまで何の効果も上げなかったので怒っています。サタンが私たちと戦うため、自分の軍勢の強化にはたらきかけていると主は示されました。彼は私たちが強められることを知っているので、今年の終わりまでになるべく早く攻撃を再開しようとしているのです。ですから保護の鍵を要求し、彼の攻撃に敵対して必死に祈りましょう。

「保護と解放の鍵を要求するなら、それらは邪悪な悪魔とあなたを罠にかけようとする者たちの攻撃からあなたを守る。」

「鍵の力を要求するなら、わたしはあなたをすべての悪しきわざから守り、わが意志を行えるようにあなたを保護する。」

「あなたが鍵を呼び求めてそれを振るうなら、わたしは敵の力を滅ぼすために、彼のあらゆる攻撃にまさる力をあなたに与える。」

「祈りによって必死に戦うために鍵を用い、敵の力はわたしがあなたのために振るう力には太刀打ちできないことを確信して休みなさい。」

アクティベーテッド・インセンティブ(動機付け)・プログラム

  74.このお知らせを終える前に、ファミリー内でのエキサイティングな進展について分け合いたいと思います。私たちのジェッツやティーンがアクティベーテッドの購読契約獲得において非常に素晴らしい仕事を行っているのです。彼らはAIP(アクティベーテッド・インセンティブ・プログラム)のチャレンジに応じ、過去になかったほどに購読契約を取っています。アクティベートを出すための彼らの火と信仰について聞くのはまったく素晴らしいです。彼らはそれが可能であることを私たち他のメンバー全員に示してくれているのです! 彼らを本当に誇りに思っています!

  75.AIPが始まってから(それぞれの地域によって開始の時期は異なりました)、AIPを実施する前と比べて、同じだけの期間で購読契約の獲得件数が世界中で1000件以上増加しました。その内のどれ位がジェッツやティーンによって獲得されたのかは定かでないものの、このプログラムが大いに影響していることは明らかです。何よりもそれはジェッツやティーンたちを霊感し、信仰と証しへのビジョンを増してくれました。このチェンジが長続きするものとなるように、私たちも最善を尽くそうではありませんか!

  76.これら改革のチェンジの只中で、また敵が私たちファミリーを倒そうとして試みるあらゆる攻撃にもかかわらず、私たちは証しして神の真理を他の人に分け合うという、自分たちの最も得意とする仕事において群を抜いています。私たちは敵の策略によって阻止されたりはしないので、彼は自分の足を撃ち抜くようなまねをしているに過ぎません。敵が何かしているとすれば、それは私たちがイエスのためにより多くを成し遂げるよう鼓舞しているだけなのです。ハレルヤ!

  77.さて、一回分の最新情報にしてはかなり情報が満載でしたね。お知らせと次のお知らせの間に長いこと待ち過ぎるとこうなってしまうのです。私たちのスイートな恋人からの励ましの預言に続いて、先に話したRolling Stone誌への反論文で締めくくりたいと思います。

たくさんの愛を込めて

ピーター

  78.(イエス:)これらすべてのことにもかかわらず、あなたがたが勝利目指して戦っていることは素晴らしい! 敵が落胆によって戦ってくる上、自分たちの実施するチェンジが途方もないようなものであっても、すべきことの多さに圧倒されそうに感じても、また地上の敵共が引き続き戦ってきても、あなたがたはあきらめていない! あなたがたは「沈まず、浮かぶのに十分なだけ浮力がある」素材でできているのだ。

  79.そう、あなたがたはきっと自分が、チェンジの荒波に周囲を取り囲まれて人生という広大な海原に浮かぶちっぽけなコルクのように感じていることだろう。そして大きく醜いクジラのような敵があなたがたを溺れさせようと攻撃している。しかしあなたがたはまだしがみついており、戦っている。まだ信頼していて、そしてまだ水面に浮かび続けているのだ。敗北寸前なのではない。そしてわたしに近く留まっている限りはそうならないだろう。わたしがあなたを決して負けることのない存在とするからだ。

  80.わたしはチェンジの波が、現在の見かけほどには不吉な兆しではないと約束する。チェンジの波は収まる。そして居丈高なガキ大将である敵が永遠に今と同じように戦ってくるというわけでもない。あなたは平穏な時を持つようになるだろう。敵はこの戦いに負け、今用いている策略を使うのをあきらめるだろう。だから愛しい恋人たちよ、今の困難な時期をただ乗り越えなさい。あなたがたは沈んでしまうのではなく、浮かび上がるように造られているのだから。

  81.強めの年の前半をやり遂げてくれたことであなたがたを誇りに思っているよ。それはとてつもない進歩であり、あなたがたはそのことのゆえに全心でわたしを賛美してしかるべきだ。これまでの進歩はあなたがたが将来に関しても勇気を持つ助けとなるだろう。今年の前半を無事通過することができたのなら、後半もやり遂げられると分かる。あなたがたは自分たちの柔軟性を証明したのだ。将来問題が解決されることを疑ってはならない。

  82.わたしはこの日から今年の終盤に至るまでの間にあなたがたが必要としているものすべてを持っている。わたしにはあなたがたが次のホーム再評価に向けて準備するために必要な信仰がある。そしてこの先の数ヶ月、特にクリスマスの時期のために証しの計画を立てるのに必要な強さと火もだ。また子供を世話したり新しいホームの骨組み構造に順応し、チェンジが根を下ろすまで待つのに必要な忍耐がある。あなたがたが引き続きわたしを賛美し、わが霊の喜びの内に生きるために必要な平安と幸せがわたしにはある。

  83.自分には今年の後半を戦い抜くのに十分な信仰がないように感じるかもしれないが、わたしはあなたがそのような信仰を持つよう求めたことなど一度もない。必要なのは今日この日のための信仰だけだ。今日わたしがあなたにするよう求めたことに果敢に取り組むための信仰、今日の困難を超越するための信仰、チェンジの海原に浮かび上がって、自分を敗北させようとする敵の試みをかわすための信仰である。だから信仰を持ちなさい、わが恋人たちよ。

  84.信仰の鍵を呼び求めることによって、わたしから日々新しく受け取りなさい。それはあなたを支え導き、強め、保護してくれる。信仰の鍵はあなたが無事将来へと突入するのを見届けてくれる。(以上、メッセージ)

Rolling Stone誌の編集者への手紙

  貴社の誌上で出版された「選ばれし者の生と死」は、2005年1月7日の、リッキ-・ロドリゲスとアンジェラ・スミスをめぐる悲劇的な出来事が起こった日に関する、甚だしく偏見に満ち、不正確な中傷記事でした。記者が自らの情報源の真実性を確かめ、公平な情報を集めるために少しも努力を払わなかったことは明らかであり、むしろスキャンダルや噂話や風聞を吹聴することを選んだのです。記事とは全く異なる事実を伝えたファミリー・インターナショナルの第二世代の若者たちによる声明は冷淡にも「ファミリーの情報操作工作」としてはねつけられました。多くが第三世界においてクリスチャン宣教師としてファミリーで奉仕している1700人以上の若者たちの言い分も、記者が元メンバーたちに対してしたのと同じだけ聞き入れられ、尊敬と信頼性をもって扱われる権利があったはずです。対象となる主題についてバランスの取れた取材をし、全部の側の言い分を公平に描写するのがプロ精神というものではないでしょうか。

  この記事を読む人は、記者がアンジェラ・スミスの殺害を何らかの必要悪でもあるかのように容認し、喜んでいるとさえ感じることでしょう。記者の姿勢と意図は冒頭の言葉からも非常に明らかです。「リッキ-は怒りと同時に安堵をも感じた。ついに平安を手にし、母カレン・ザービーへの復讐を遂げ、彼女を暴露することができたのだから。」 アンジェラ・スミスは素晴らしい女性で、この国の他のどの住民とも変わらぬ権利を有していました。貴誌がこの記事を出版したということは、貴誌が殺人を、目的を達成する手段として容認していると解釈して差し支えないのでしょうか?

  またこの記事ではクリスチャン共同体であるファミリーについて「過去40年間の内最も秘密主義で有害な宗教カルトの一つであり、世界各地で影の活動を続けている」と語っていますが、これは途方もなく馬鹿げた発言です。ファミリー・インターナショナルのメンバーたちは世界中の100カ国以上の国々において宣教活動に携わっており、何百万もの人々にイエス・キリストの救いについて告げ知らせ、また貧しい第三世界の国々において数多くの人道救済活動を活発に支援しています。この種の活動のほとんどが「影」で行われていないことは非常に明らかです。

  この記事全体を通じてカレン・ザービー(ファミリーの運営・宗教上の指導者)を中傷し、悪魔的なものとして描写しようとする悪質な意図が見受けられます。法廷の調査結果とファミリー内部の出版物は、カレン自身と、老若を問わずファミリー・メンバー全員が安全で無事であることを確実にしようと彼女が払う努力について、それとは非常に異なるイメージを描き出しています。裁判官はその判決文で、彼女のこうした役割について次のように述べました。「マリアに促されてのことだと思うが、ファミリーが1986年以来、性的虐待を根絶し、大人と子供、あるいは大人とティーンエージャーの間のいかなる不適切な接触も防ぐという断固たる努力を継続していることに、私は完全に満足している。現在、ファミリー内において、ファミリーの外部以上に児童虐待が起こっているという証拠は何もない。(Family Division, Case W 42 1992, London, England‚ October 19, 1995)

  貴誌の記述にもあるように、ファミリー・インターナショナルは過去の1990年代に性的及び身体的虐待の嫌疑をかけられましたが、3つの大陸の法廷においてそれらの訴えが虚偽であったことが判明しました。600人以上のファミリーの子供たちが、裁判所から任命された役人によって検査を受けましたが、それらの子供たちの内誰一人として身体的、情緒的、また心理的に虐待を受けたという形跡は見られませんでした。それが事実であり、貴誌の記事にはそれが痛ましいほどに欠けています。

  このような一方の側に偏った報道はファミリーのような少数派の宗教運動を差別扱いにし、悪魔的なものとみなすよう人々を扇動するものであり、宗教の自由に関するすべての教えと基本的人権を深刻なまでに脅かすものであります。事実関係を明確にし、公正な報道を提供するためにも、私共は貴誌がこの反論文を誌上に掲載するよう求めます。

  ファミリー・インターナショナルを代表して、クレア・ボロウィク

お知らせ#15

主題:

ハリケーン・カトリーナ救済活動

最近のマスコミ活動

2005年9月6日

愛するファミリーへ、

  85.迫害や、強めの年を通して勝ち取られた多くの勝利を妨げたり、遅らせたりしようとする敵の攻撃に敵対して皆さんが忠実に祈ってくれていることを心から感謝します! 鍵の力に満ちた祈りの答として、主はすべての面においてファミリーを強め、保護し、祝福し続けておられます。

  86.(イエス:)それにもかかわらず福音は宣べ伝えられ、争いがあるにもかかわらず見本が輝いている。そして、光に近づき、その光をとても明るく輝かせて、人々があなたがたの良い行いを見てわたしに栄光を与えるようにするなら、あなたがたは星のように輝くだろう。愛する人たちよ、わたしの羊はわたしの声を聞き、嘘を見抜いて、光を取り入れるだろう。

  87.皆さんも聞いたかと思いますが、ハリケーン・カトリーナはアメリカにおいて甚大な被害と千人以上の人々の死をもたらしました。そこにいるファミリーはできる限りのことをしようと、救援活動を開始しました。どうか彼らのために祈って下さい。この種の状況での活動は極度に緊迫しており、負担が大きいからです。彼らのウェブサイトhttp://www.katrinareliefhome.com/.で、その活動の様子を見ることができます。その状況に違いをもたらすために日夜働いているあなたたち全員に神の祝福がありますように。ママと私、またWSのホームも、あなたたちの力、塗油、保護、団結、供給、またあなたたちのホームや、養っている人たちの必要すべてのために毎日祈っています。

  88.6月の最新情報以来、だいたいはアメリカにおいてのみですが、引き続きマスコミ活動が繰り広げられています。アンジェラとリッキーの死によって生じたニュースは、まず何度か新聞で一斉に報じられ、それからテレビのネットワークで報じられ、最近では雑誌や、雑誌の記事を取り上げたテレビ番組で報じられています。ですから、主はファミリーをニュースにし続けておられ、過去6週間の記事には、私たちの側からの意見も提供するために、少なくともファミリーのスポークスマンたちの明確な声明が掲載されています。

  89.3月放送予定で撮影されたNBCデートラインという番組は、当時棚上げになりましたが、つい最近、8月に放映されました。NBCデートラインは去年、ある第二世代の誹謗者を扱ったかなり否定的な番組を放映しましたが、それには私たちの側は全く含まれていませんでした。そこで私たちのスポークスマンたちが、一回目の番組がどれだけ一歩に偏っていたかを指摘した所、彼らは今回の番組をもっとバランスの取れたものにしようと試みた様子です。もちろん、その番組が扱ったテーマからするとかなり否定的なのですが、全体的に見て、今年放映された他の番組よりも、証しや、私たちの信条ついての説明ももっと含まれていました。また、数年前にファミリーに関する本を書いたジェームズ・チャンセラーという学者のインタビューもありました。チャンセラー博士のコメントは正確で公平であり、愛の律法に関する信条の要点や、私たちの生活について多くを説明しました。

  90.この番組ではクレアが自分の声明から一部を述べ、これはポジティブな証しであると同時に、来世の悔い改めやゆるしに関する信条のテスティモニーとなりました。番組はこの言葉で締めくくられました。「神の子供に関する賛否両論が続く一方、ファミリーは1万2000人のメンバーを持ち、100カ国以上で活動しています。」

  91.先回の最新情報で、アメリカで出版されたピープル誌について話しました。その後、ピープル誌はあるSGAから編集者に宛てた手紙の一部分を掲載し、これは事実関係を明確にする助けになりました。愛するマイクや、ファミリーを擁護するためにマウンドに上がり、真理が聞かれるようにした第二世代の皆さん、ありがとう! 以下が、掲載された手紙です。

  ファミリーについての記事を読み終えたばかりですが、笑わずにいられませんでした。ローゼルは20歳で一年生の教育しか受けなかったと言っています。僕はファミリーで育ち、子供の頃の10歳から18歳までの間、彼と友だちでした。彼は非常に頭の良い人でした。僕はただ、僕たちの側の意見も、ローゼルをはじめとする人たちの意見と同じだけ記事に載せてもらえたらと思うだけです。それが公平というものではないでしょうか。でも、もう手遅れなので、ここに僕の意見を述べさせてもらいました。マイク・ムーア、サンディエゴ、カリフォルニア(2005年8月、ピープル誌)

  92.ローリングストーン誌も8月の記事にクレアの反駁文の一部を掲載しました。けれども、それと共に、元々の記事の著者からの、反駁文に対する反駁文も掲載しました。その著者は明らかに、自分が書いた、偏見ある不正確な記事が訂正されることを快く受け止めなかったようです。

  93.アメリカのある大都市にある地元紙も、地元の活動に焦点を合わせたものではあるものの、記事を一つ出しました。そしてその後、私たちのスポークスマンたちがその市にある地元のホームと共に制作した反駁文を全文掲載しました。

  94.他にも、幾つかの記事や番組が出る見込みです。イギリスにある会社は、過去6ヶ月に渡ってリッキーとアンジェラについてのドキュメンタリーを撮影しており、これは明らかに私たちの誹謗者たちの主張に的を当てたもののようです。どうか、主が御心を行われるように、またプロデューサーが私たちのスポークスマンたちから受け取った情報も含めて、番組が幾らかバランスの取れたものとなるよう祈って下さい。また、この番組からどんな悪影響も生じないよう祈って下さい。イギリスのコスモポリタン誌も、ある誹謗者のネタを取り上げましたが、記事を出版する前にファミリーに連絡してきませんでした。それゆえ、記事は完全に一方に偏っていました。

  95.ニュージーランドの60ミニッツも、ファミリーについて30分のセグメントを放映しました。かなり否定的ではあったものの、そこにいる兄弟たちはすでに預言で、これはただの「空騒ぎ」に終わるだろうと受け取っており、実際、そのようです。明らかに、この番組は反宗教キャンペーンと思われるものの中において色々な教会や主流派以外の宗教グループを的にしており、この番組はそのシリーズの一環だったのです。

  96.最後に、以前、ジム・ラマッテリーがアメリカのファミリーに敵対して活発にキャンペーンを繰り広げているとお知らせしました。現在、「ドクター・フィル・ショー」という人気番組が、ジム・ラマッテリーの主張を広めようという意図の元に、彼と彼の家族・親戚が登場する番組を放映しようとしているようです。ドクター・フィルは心理学者で、番組の形式は、「オプラ・ウィンフレー・ショー」のような他の色々なトーク・ショーと似ているのですが、ただ、心理学者からの「良いアドバイスをあげましょう」というカラーがあるのです。聞く所によると、9月に放映予定のこの番組の予告編が、現在放映されているようです。この番組は隠しカメラや危機状態を助長するセットアップがあって、かなりセンセーショナルな傾向があります。どうか、この番組からいかなる否定的な悪影響も生じないよう、また特に敵がこれを、元メンバーとの和解やいやしに不利になるよう利用しないよう祈って下さい。この番組はかなり否定的で一方に偏った物になるという前兆がありますが、主は私たちの祈りによって実際のダメージを最小限に留めるか、打ち消すかして、主の子供たちを守ることができます。

  97.ファミリーの皆さん、このストーリーが報道されないよう引き続き祈ってくれることを感謝します。ファミリーがマスコミで注目を浴び続けるのが主の御心であるとしたら、証しが伝わるようにして下さるよう、また主の羊が主の御声を聞き、真理を見極めることができるように祈って下さい。また、マスコミの反応やこの面でのプロアクティブな手段について祈ったり主から聞いたりするメディア・チームやPRボードのためにも祈り続けて下さい。

  98.また、マスコミ戦争や将来の迫害への準備であるこの期間、主が各ホームを強めて、これらの障害を使って、主が私たちを個人としても、主のための輝く証しとなるよう備えられた将来のファミリーとしても強め続けられるように祈って下さい。「愛する人たち、あなたがたは、歴史始まって以来、地上の誰にも与えたことのないほどの最も大いなる信仰、最も強いつながり、最も明白な塗油を持つ運命を受け継いでいる! あなたは地上におけるわが標識灯となり、他の人たちがあなたに触れる時、彼らの光もともされるだろう!」(ML #3351:94, ML #3359:88)

  99.ママと私はあなたたち一人一人を心から感謝し、あなたたちがいかにして嵐を乗り切り、忠実に証しし、フォローアップし、主の羊を養いつつ真理の証しを運んでいることを感謝しています! 主の真理は毎日進軍しており、あなたの証しによって触れられたとても多くの人たちの心の中で育っています! 「彼らは私たちの雨を止めることはできない!」

  たくさんの愛を込めて、

  ピーター

お知らせ#16

主題: 

リーダーシップ・トレーニングとアカデミー・インターナショナル

2005年10月18日

愛するファミリー、

  100.皆さんに神の祝福がありますように! ママと私は皆さんを心から愛し、先回のお知らせ以来祈ってくれたたくさんの祈りを感謝しています。皆さんの祈りは、霊の内で戦いの形勢を変え、夫である主が私たちのために多くの偉大な奇跡を行えるようにしています。

  101.ご存じのように、主はこの一年を強めの年と呼ばれました。主はママと私に、「戦術」シリーズ、「勝利チームを訓練する」シリーズなどの、的を当てたGNを通して、御言葉によってファミリー全体の強めに働きかけるよう示されました。また、改革、ホーム再評価、再生などもそうです。ファミリー全体を強める以外にも、夫である主は、将来のファミリーを強める上で重要な部分とは、全レベルにおけるファミリー・リーダーシップを強めることだとも告げられました。

  102.私たちは、最初にどのレベルのリーダーシップを強めるのが一番大切かについて主を求めました。すると主は、ホーム・レベルにおける努力に集中するよう、明確に示されたのです。それで、私たちはホーム・シェパード・トレーニング・プログラムとコーチ・トレーニング・プログラムの開発と製作に多くの時間を当てました。

  103.主は、これらのプログラムを開発するのは最も急を要すると言われました。これらはホーム・レベルにおいてファミリーを強めるために不可欠な、リーダーシップの側面に的を当てているからです。ホーム・シェパードがよく訓練されればされるほど、ホームも霊的に強められます。これが勝利チームを築くための鍵なのです。それ以外にも、コーチ・プログラムを通してシェパードの仕事を助けることも、神の恵みにより、ホームを強める上で大きな効果を現すでしょう。

  104.主が導かれた次の焦点は、トップ・リーダーシップ機関を強めることです。この機関にはRS(リージョナル・シェパード)とIBC(インターナショナル・チェアパーソン)が含まれます。数年間に渡り、RSの荷は増して限界に達しています。IBCの仕事もそうです。これらの地位に就いている人たちを強める以外にも、RSになるか、RSやIBCのヘルパー、また共同者として、このリーダーシップ・レベルに入ることのできる他の人たちを立てる必要があることがますます明らかになりました。

  105.それに照らして、主はこのリーダーシップ・レベルに入る人たちのためにトレーニング・プログラムを開発するよう導かれました。このリーダーシップ・レベルで働く人たちの数はごく少数ですが、主は、彼らを訓練するためのプログラムに時間を投資し、同時に、彼らがトップ・リーダーシップ特有の困難や犠牲について知っているようにするのは大切であると言われました。それによって、このリーダーシップ・レベルで働くべきかどうか、またこれが本当に自分たちの召しなのかについて、情報を得た上で祈り深い決断を下せるようにするためです。主は、このプログラムを開発することはとてつもない量の仕事になるものの、これは近い将来と長期的な将来両方にとって極めて重要であることを明確に言われました。このようなプログラムは、今も、将来も、このリーダーシップ・レベルに入る人たちを訓練するために使えるというのです。

  106.ママと私、そしてCSボードは、このトレーニング・プログラムを先導しました。RSも全員、インプットやカウンセルを与えることで参加しました。何ヶ月も準備を重ね、私とCSのIBCであるミスティーとジョイによる6週間のミーティングが開かれました。ママは必要とされるたくさんのGNを制作するために家に残らなければならなかったので、このプログラムには参加しませんでした。

  107.世界中から、24人の将来性ある若いリーダーたちが、8月22日から9月30日まで6週間に渡って開催されたアカデミー・インターナショナルというこのプログラムに参加しました。プログラムはメキシコのCTCで開かれました。そこにいるファミリーに神の祝福がありますように。彼らは私たちをとても良く世話してくれ、素晴らしいホストとなってくれました。

  108.私たちが「コア(核)・チーム」という名を付けたRSのチームとWSのメンバーたち合計14人が、プログラム運営を手伝ってくれました。私たちのチームは、祈り、ブレーンストーミング、計画、主から聞くなどのために、参加者たちが到着する1週間前に集まりました。ですから、コア・チームのほとんどは7週間かそれ以上、ホームから離れていたわけです。来て、これらのミーティングを主催するのを助けるという犠牲を喜んで払ってくれたことで、これらの人たち皆を心から感謝しています。彼らなしではできなかったでしょう。これはまさにチームワーク努力の成果でした。

  109.プログラムの数週間は、参加者にとってもプログラムを運営する私たちにとっても緊迫していました。6週間のプログラムを主催しているばかりか、同時にビデオやオーディオ・ファイル、補足の資料などの制作も行っていたのです。先にも述べましたが、これらは将来このリーダーシップ・レベルに入る人たちの訓練を提供するものです。この面をリードしてくれたコア・チームと、制作面で元々予想していた以上を達成する上で大きな役割を果たしてくれた参加者たちに神の祝福がありますように。

  110.犠牲的にメイトや愛する人たち、ホーム・メンバーを手放し、彼らがこのプログラムに参加できるようにしてくれた人たちに感謝したいです。こんなに長い間彼らを行かせたのは簡単ではなかったでしょう。でも、主はきっと、これらのミーティングを可能にする上であなたが果たした特別な役割ゆえに、あなたを報いて下さるでしょう。その報いはすぐには見えないかもしれませんが、あなたの犠牲と主に与える行為によって、あなたはファミリーを前進させる上で大切な役割を果たしたのです。

  111.将来、もっと多くのトレーニング・プログラムを開発し続けたいと思っています。これらのプログラム開発と制作には時間がかかりますが、私たちは、2006年を通して、ファミリーのために他のプログラムも準備できたらと願っています。色々なボードがボード特有のトレーニング・プログラムを開発し始めています。どうかこれらすべてのプログラムのために祈り続けて下さい。

  112.愛するファミリー、皆さんの忠実さ、忠誠、愛を感謝します。ファミリーを今のファミリーにするために自分の分を果たしていること、あなた自身の生活やホームを強めていること、忠実な証し人となり、イエスの愛を世界に示すという任務を果たしてくれていることを感謝します。ママと私は皆さんを誇りに思っています。そして、心から愛しています。

  たくさんの愛を込めて、

  ピーター

お知らせ#17

主題:

新しいRSの任命

2005年12月9日

  113.愛するファミリーの皆さんに、神の祝福がありますように。本当に愛しています! ママと私が新しい8人のRSを任命したという良い知らせを伝えたいと思いました。彼らは全員、最近アカデミー・インターナショナル(AI)に出席した若い人たちです。AIが開かれる前に、各リージョンのRSたちはこれらの若者をRSへの推薦者として提案してきました。私たちはそれについて祈った後、望むならRSになる機会があるということをAIの間に本人たちに知らせました。それから彼らにはそれについて祈り、メイトと話し合い、祈り、必要に応じて自分の責任を他の人に委ねる時間が数週間ありました。彼らは申し出を受け入れてくれ、私たちは再度主に確認を取りました。そして、今、彼らが任命されたことをお知らせしています。彼らが正式にRSの仕事を開始するのは2006年の1月からです。

  114.新しいRSは以下の通りです:

USAのエイミー

南アメリカのキャローラ

メキシコのクレア(RSのペドロの)

ブラジルのデービッド(ビクトリアの)

メキシコのエスター(RSのミゲルの)

日本のイサム(レイカの)

アフリカのノラ(最近ゲイブと結婚)

インドのティモシー(マーシーの)

  115.愛するこれらの人々が、喜んでこのトップのリーダーシップの地位を引き受けてくれたことをとても感謝しています。RSの仕事は増える一方であり、既存のRSたちは荷を負うのを助けてくれるより多くの肩があることをとても感謝しています。そして私たちはより多くの若者たちがトップのリーダーシップの分野に新鮮なインスピレーションやアイディアやビジョン、また身体的な強ささえもたらしてくれることを感謝しています。これら新しいRSの多くはすでに何年もRBCをしており、他の人々は自分たちの地域でRDやSDの監督や運営を助けたり、他にもそうした奉仕をファミリーに提供したりしてきました。

  116.このように任命したからといって、アカデミー・インターナショナルに出席して今RSになっているこれらの人々だけが「トップ・リーダーシップの地位を引き受けた」というのではありません。これらの新しいRSの任命は、アカデミー・インターナショナルから生まれた直接の結果の一つとしてお知らせしているだけです。AIに出席した他の人々も、AIのリーダーシップ・コースを見事に終了しました。献身と確信と譲渡することにおいて非常に良い決断を下したのであり、彼らも将来、リーダーシップにおいて大いに使われることでしょう。リーダーシップはファミリー内のあらゆる面で切実に必要とされており、私たちはRSになることが「最高」であるとは考えていません。引き続きファミリー生活のあらゆる面でリーダーを訓練し続けたいと望んでいます。RSだけでなく、RSにとって中心的なチームメンバーとなるRBC(RSを直接助ける人々)、SDやRDの運営を助ける人々、WSユニットのメンバーやコーチ、ホーム・シェパードなどです。ボードもそれに向けてはたらきかけており、ボードの全レベルの骨組み構造における柱となる人々を育て、強めるためのトレーニング・プログラムを制作中です。

  117.数ヶ月前、RSの分野で新しいリーダーシップを育てる最善の方法は何かについて祈っていた時、主は新しいRSたちがより容易に仕事に順応でき、出だしから必要な訓練を受けられるように、適切なトレーニング・プログラムがあることの重要性を強調されました。当然、リーダーシップでいること自体学びの過程であり、私たちはファミリーのリーダーシップ全員がすべてのファミリー・メンバー同様、引き続き訓練を受けることを期待しています。絶えず拡張し変化し成長するファミリーのような活動においては、進歩し成長し続けるために私たち一人一人が霊的な面でも仕事の面でも奮起し、必死でい続けることがとても重要なのです。とはいえ、何らかの新しいレベルのリーダーシップに移ることには特別なチャレンジが伴うもので、主は新しいRSの訓練のための実際的な計画とプログラムがあれば彼らにとってずっと容易になると示されたのです。このようにアプローチすることによって、彼らは自分たちに何が期待されているかを最初から理解し、自分たちが学ぶべきことを学んでおり、仕事に必要なインプットを得ているという確信を感じることでしょう。

  118.私たちは今、新しいRSたちを訓練するための一年間のプログラムを設けました。この期間中、彼らはフレッシュマン(新人)RS(FRS)と呼ばれます。この一年は、彼らが自分たちに期待されていることに慣れる期間となるでしょう。彼らは私やママやチームワーカーから訓練を受けます。また個人的な見本や霊的生活や仕事ぶりなどにおいて、自分たちの成長すべき分野を知らされるでしょう。しかし新入のRSであってまだトレーニング・プログラムを受けているとはいえ、RSであることに変わりはありません。彼らはRS内のカウンセルにおいて完全な投票権を有し、また憲章に明記されているRSとしての全面的な権威と責任を持ちます。彼らがトレーニング・プログラムを受けているのはRSになる資質があるかどうかを見るためではありません。彼らは既にRSなのです。そう任命されました。トレーニング・プログラムは彼らの益のためであり、彼らが仕事や新しい責任を秩序正しく学ぶためにあります。残念ながら、過去にはこのようなトレーニング・プログラムはありませんでした。そのため、新しいRSは時折「自力でやらなくてはならない」ように感じ、物事ははるかに困難でした。それはトップのリーダーシップにおいて良いスタートを切ることにはならず、時として最初の数年間は経験によって学ぶという多くの苦労を味わいました。この新入者のためのRSプログラムが、新しいRSにとって物事より容易にしてくれることを望んでいます。

  119.これらの新しい新人RSのための皆さんの支援と祈りを心から感謝します。私たちは皆さんが自分たちの地域を導き、強めるのを助けてくれるより多くのシェパードがいることを感謝してくれると信頼しています。そして彼らのための皆さんの祈りを感謝しています。

  120.FRSたちは最近、任命は承認されたものの、2006年の1月まではRSの仕事を開始しないという私とママからの知らせを受け取りました。幾つかの地域ではホーム再評価を処理している時期にこれらのFRSたちが任命されたので、私たちは彼らが望むならRSのホーム再評価の処理にオブザーバーとして参加するよう招かれていると知らせました。しかし、投票権はありません。ママも私も、FRSたちが任命されて間もないのに、自分の地域の他のRSたちと共にホーム再評価の質問票を検討する責任を担うのが公平だとは思わなかったのです。主はFRSがホーム再評価の質問票をRSが処理する過程に「立ち会う」ことはあっても、投票権やホームのスコアを決定する際の正式な発言権を持たないのが最善だと確証されました。(しかし彼らは2006年1月からRSのすべての決断において完全な投票権を持つようになります。)そしてFRSたちは2006年4月の再評価には全面的に参加します。(注:ホーム再評価の処理過程やスコアの意味、その他の詳細についてのさらなる説明が、間もなくMOサイトのお知らせに載ります。)

  121.親愛なるファミリーの皆さん、愛しています。そして、この新たに加わったRSのリーダーシップが皆さんにより良い世話と奉仕を提供してくれるよう心から祈っています。どうか世界中のリージョナル・シェパード全員のために祈っていて下さい。彼らは非常に大きな荷を負っており、皆さんに奉仕するために最善を尽くしているのです。

  122.ママと私とすべてのWSユニットは、皆さんのクリスマスの証しのために祈り続けています。皆さんはきっと主の愛で人々を養い、救いを待ち望んでいる途方もない数の魂という収穫を刈り取りながら素晴らしく実り豊かで安全で幸せな時を過ごしていることでしょう。

  私たちの夫にあって多くの愛を込めて

  ピーター

お知らせ#18

主題: ホーム再評価の成績

2005年12月12日

愛するファミリーへ、

  123.ママも私も皆さんのことを心から愛しています。そして、皆さんが日々、主や失われた人たち、兄弟たちのために人生を捧げていることを誇りに思っています。皆さんはそれぞれ弟子としての生き方を色々な形で表していますが、それには代価がかかっていることを私たちは知っています。でも、きっと皆さんも経験したと思いますが、そういった代価にかかわらず従えば従うほど、主はますますそれを祝福され、霊的にも物質的にも報いて下さることも、私たちは知っています。PTL!

  124.この年を振り返って、ファミリーが全体として遂げた前進を見、主が私たちに望まれる完全に献身した終わりの時の軍隊の状態にずっと近づいているのを見るのはインスパイヤリングです。弟子の生活をし、真の弟子の勝利チームを築くために必要なことは何でもするというチャレンジを喜んで受けてくれたおかげで、この進歩が遂げられました。皆さんの多くは今もチームを築く途上にあり、また始めたばかりの人たちもいます。でも、最初のステップは踏み出しました。私たちが引き続き従い、主の言われることを聞くなら、残りもついてくるとわかります。皆さんの多くにとって今年は厳しい年でしたが、ここまで切り抜けてきました。皆さんを誇りに思います!

ホーム再評価の成績とその意味

  125.このお知らせを受け取る頃、皆さんの所に2005年10月のホーム評価の点数が送られてくるものと思います。この10月の評価には拘束力はありませんが、RBCやRSたちからのホームの再評価に対するスコアやコメントを検討することは大切です。それは各ボードの評価基準について、自分たちがどのような状態かを測る助けになりますし、次回2006年4月の再評価の前にどういった面で前進が必要かを示すものとなります。また同時に、合格点を取ったボードでは、自分たちがいかに良くやったかがわかって励ましとなるよう祈ります!

  126.皆さんは6つのボードそれぞれから、パーセントで表示されたスコアを受け取ります。スコアごとの評価は以下の通りです。

90% 以上: 優
80% から 89%: 良
80%未満: 劣

  127.各ディサイプルシップ・ホームが目指すべき6つのボードすべての基準は80%以上です。

総合成績

  128.上記のパーセンテージを念頭に、ホーがどのような総合成績を受け取るべきかを考えました。6つのボードの各スコアの平均値に基づいた成績、あるいはそれに似たやり方にするべきでしょうか? そうするなら、1つのボードで「優」のスコアを取れば別のボードは「劣」でも良いということになり、1つのボードが他のボードの欠点を補うだけ強いホームにとっては合格しやすいという益があります。

  129.しかし、ホームが勝利チームとなり、ディサプルシップ・ホームとしての良い見本となるには、全てのボード・ピラーで基準に達する必要があります。「私たちはアウトリーチの面でとても良くやっているのだから、子供たちの教育は十分でなくてもいい」とか、「私たちは子供たちを教える面で強いから、ホーム・メンバーを本来すべきほどシェパディングしていないけれど大丈夫」と言うのでは不十分です。主は完璧さを求めてはいませんが、ディサプルシップ・ホームとして良い見本を持つよう期待しておられることは、ニューワインで明確にされています。そして、そのためには、私たちは一部ではなく全てのボードの面においてその評価基準に生きなくてはなりません。

  130.というわけで、主が与えられた計画は単純なものでした。ホームが全6ボードにおいて、「」か「」の成績、つまり80%以上を取るなら、ホーム再評価に合格できるというものです。

  131.10月のスコアをすでに受け取ったホームは、それを見て、その基準にはとうてい到達できないと思うかもしれません。ですから、パニックする前に、これがどう施行されるかや、いつからそのゴールに達するよう求められるのかを理解するために、このお知らせを最後まで読んで下さい。

ゴール: 高い基準!

  132.もちろん私たちは、今この時点で、全てあるいはほとんどのFDホームに、一つ残らず全てのボードで80%以上のスコアを取るよう期待するのは非現実的だとわかっています。皆さんの多くは今も勝利チームを築き強める途上にあり、実際に多くの進歩はあるものの、まだ達すべき所に達するには多くのものが必要です。けれども、この点について話し合い、主に聞くと、主は高い基準に向かい、目指すべきゴールを定める事が重要であると示されました。

  133.以下は、このゴールを定めることについて、主からのメッセージの一部です:

  134.(イエス:) ゴールは、各ホームが全てのボード・ピラーにおいてFD基準に生きることだ。それはディサプルシップ・ホームとして真に生きる事と同義だ。わたしはこれから、全てのFDホームにこれを求める。わたしは、あなたがたがその基準に到達する必要があり、到達できる事を知っているので、その面で妥協はしない。今、多くの人はそう見ていないかもしれないが、あなたがたはゴールに向け素晴らしい進歩を遂げている。だからわたしは、あなたがたが自分たちの進歩の度合いを測れる物差しとして、そのゴールを使う。

  135.それをホーム再評価に置き換えるなら、こういうことだ。わたしは強めの過程には時間がかかると予期しているので、そのことはわたしの計画に織り込み済みだ。わたしはあなたがたに完璧さを求めてはいない。わたしが求めるのは前進だ。ただし、それにはゴールがある。(以上、メッセージ)

ゴール到達への道のり

  136.主が、全てのボード・ピラーにおいて「」か「」の成績を修めるべきという最終ゴールを定められた所で、次に私たちは、ファミリー・ポリシー・カウンシルと協議し、FDホームに対して、いつまでにこのゴールに到達するよう求めるべきかについて主を探りました。2006年4月の再評価時にすべきか、そうでないならいつまでか、です。

  137.では、主が示された計画を説明しましょう。それはこの2年間、今まで主が私たちを導かれた道の続きです。それは、私たちが前進するのを励まし、以前の妥協した状態に戻らないよう励ますための着実な進歩の道であると同時に、現実的で着実な予定表です。あまりにも急がせすぎたり、FD資格を維持するために全ての評価基準ポイントを達成しようとホームを半狂乱にしてしまったりすることがありません。

  138.ママと私は、ホーム再評価システムを導入して以来、ファミリーがものすごい変化を経験してきたことを知っています。大勢の人たちが、ボード評価基準と質問票は進歩の度合いをより効果的に測定し、どこに改善が必要とされているかを見る上でとても助けになっていると言っていますが、その一方、それがさらに皆さんの生活にプレッシャーやストレスを増し加えたことも知っています。ホームが6つの質問票に答えるために話し合い、集まるには時間がかかります。改善が必要だと思うポイントを引き続き行っていくにも時間がかかります。ファミリーが全体として、気を引き締めて仕事に取りかかるのは生やさしいことではないのです。みんながその重圧を感じたことはわかっています。これは重労働です。圧倒されそうに感じ、どうしたらついていけるのだろうかとか、必要な進歩を遂げられるのだろうかと思ったこともあったでしょう。そして、皆さんは6つのボード・ピラー全部において基準に達することをプレッシャーと感じ、全てを一度に働きかけるのは不可能だと思いました。

  139.ママも私もそれを理解しています。それで、私たちは主に現実的な予定表を求めました。「ローマは一日して成らず」ということわざにあるように、私たちのFDホームも一夜にして、あるいは6ヶ月であれ1年であれ、その期間では強くならないでしょう。私たちは1年間強めの年を経験し、目を見張る進歩を遂げました。でもファミリー全体、そして各FDホームの機能は複合的で、人々も必要も多種多様です。それがボード再評価に反映しているのがわかると思います。主が定められた最終ゴールに到達するにはただ時間がかかるのです。

  140.とは言うものの、主は、ファミリーに与えたゴールに向かって私たちが進歩するための予定表を与えられました。この計画は、これからの数ヶ月間引き続き主を探り、RSたちと、それがホーム再評価とどうかみ合うか、それを進めながら、主が何らかの修正を求められるかどうかをカウンセルし続け、再検討を加えていきます。ですから、このお知らせで説明することは必ずしも絶対変更しないというのではありません。でも、実施過程で主が他に導かれず、修正されないなら、このまま続けていくでしょう。

  141.私たちは、2007年4月の再評価までに全FDホームが6つの全ボードにおいての成績(80%以上)を修めているよう期待します。つまり、2007年4月に一つかそれ以上の質問票において「劣」のスコア(80%未満)を取るなら、そのホームはホーム再評価に不合格となり、コンセクエンスという一連のプロセスに置かれる事になります。FD資格を失う事もあります。このお知らせの後半で、各「コンセクエンス」についてさらに説明します。

  142.この予定表によれば、FDホームには、引き続き勝利チームを築き、強めていって、遅くとも2007年4月までには各ホームが6ボード全部で真に評価基準に生きているようになるための期間がほとんど一年半あります。これが、2007年4月のゴールに到達に向けてホームの弱点克服を続けていくための十分な刺激となり、同時に、すぐにでも全ての面で卓越しなくてはならないというプレッシャーから解放してくれるものとなるように望みます。

  143.2007年4月はまだ先だと思うかもしれませんが、その時にゴールに到達する事について全く心配しなくていいというのではありません。私たちはすでに進歩の過程にあります。そして、これからもゴールに着くまで登り続けるのです。ですから、主は次の2006年4月と2006年10月、2回のホーム再評価を、2007年4月のゴールに向けた強さを増すためのステップとされました。

  144.次回のホーム再評価が行われる2006年4月では、4つ以上のボードにおいての成績を修めたホームは合格ですが、例外が一つあります。どのボードの質問票であれ、そのスコアが50%未満だった場合、そのホームは再評価に合格せず、コンセクエンスを受けるでしょう。つまり、3つのボードがになるか、どれか一つのボードで50%未満のスコアを取るなら、そのホームは再評価に合格せず、コンセクエンスを受けるということです。

  145.2006年10月では、5以上のボードにおいての成績を修めたホームは合格ですが、例外が2つあります。CS質問票においてのスコアを取るか、どのボードであれ何か一つの質問票においてスコアが50%未満だった場合、そのホームは再評価に合格せず、コンセクエンスを受けるでしょう。つまり、2つのボードがになるか、CSボードが「劣」になるか、どれか1つのボードで50%未満のスコアになるなら、そのホームは再評価に合格せず、コンセクエンスを受けるでしょう。

  146.基準の実施を徐々に強める際、主は基準自体を変えるべきではないことを裏付けられました。つまり、どのホームもまだ各ボードにおいて高いスコアを取れるほど十分強くないという理由で、今、ボード質問表を変更してを取りやすくするべきではないと主は言われたのです。その代わり、今は基準に達しない場合のコンセクエンスをゆるめて、FDホームが強められるに従ってだんだんと強化するよう、主は示されました。

  147.例えば、あるホームが2006年4月の再評価で、4つのボードで優か良を取り、2つのボードが「劣」だったとしましょう。このホームは再評価に合格しますが、スコアを見れば、その評価基準に関してどのような状態なのか、また、その年の10月までに最低5つのボードで合格し、翌年の4月では全6ボードで合格するのに十分な前進を必ず遂げるにはどの面で引き締めるべきかがわかります。ホームが最終ゴールにどの程度達しているかを正確に表していないような高いスコアを2006年4月にもらってしまうよりは、この方がずっと役立つでしょう。

  148.次の主のメッセージは、主が全ボードの評価基準を完全に実施するに至らせるまでの期間を長くして下さった理由を説明しています。

  149.(イエス:) 愛する花嫁たち。これまでの2年間を振り返り、自分たちが遂げた進歩を見るための時間を取ってほしい。あなたがたは長い道のりを来て、素晴らしい進歩を遂げた。あなたがたが変革の時をしがみつき、それを推進してきたことで、わたしは一人一人をとても誇りに思う。あなたがたは必要とされる犠牲を払い、終わりの時の花嫁としての地位を再び獲得した。

  150.これを覚えておく事はとても大切だ。さもなければ次の強めの段階に直面し、自分たちのホームの再評価の成績を目の当たりにした時に落胆するかもしれないから。わたしは様々なことを求め、事実、要求しているが、あなたは自分の今の状態だけを見ることはできない。自分たちの以前の状態と、これからなる状態を見、進歩を正しく判断しなくてはならない。それがわたしの見方だ。わたしはあなたがたの進歩を見、それを喜んでいる。

  151.人が弱いことは知っている。わたしも肉体を持ち、あなたがたと同じ誘惑と限界があった。わたしも、あなたがたと同じようにそれを乗り越えなくてはならなかった。わたしはそれを乗り越えたので、あなたがたのことと、あなたがたの直面する困難がわかる。わたしは罪を犯さなかったが、戦いがなかったわけではなく、学ぶ必要がなかったわけでもない。わたしはあなたがた肉の人の短所や弱点に何の感情も持たない不義の神ではない。わたしはすべてを知っている。何よりも、わたしは愛の神だ。わたしは愛の内にホーム再評価を導入し、基準を明確にした。また愛の内に、その基準に達するために、あなたがた全員が強められるようなペースで進むことを許した。

  152.だから、わたしはあなたがたを見る時、現在の状態では裁かない。わたしは、あなたがどれだけの道のりを進んだか、進歩を遂げたかどうかも見る。努力と成長を見る。この場合、キーワードは「成長」だ。あなたがたが0から100まで一気に進むことは期待しない。変化に至るための成長には時間がかかることを知っているし、わたしはそれを許した。成長があって、成長が目に見え、測ることができ、わたしの予定表に沿っている限り、わたしは満足だ。現在の欠点や短所が何であれ、あなたがそれを行うなら、わたしからすればあなたは良くやっているのであり、わたしはあなたを誇りにする!

  153.どうしてわたしはこれを持ち出しているのだろう? それはホーム再評価の実施の仕方、スコア、そしてそのスコアがホームにもたらす結果に関してわたしがどう導いているかを説明したいからだ。わたしが導いている方角は、すでに遂げられた進歩と最終ゴールに向けた強めに沿っている。あなたがたのホームのために定めたわたしのゴールは、あなたがたがそうなるように意図され、望んでいる弟子としての見本となり、ダビデの子供の見本となることだ。ホーム再評価はそのゴールに達するのを助けるための手段だ。だが、あなたがたの多くはそこにまで達していない。それに達するには前進のステップを踏む必要がある。

  154.わたしはファミリー内に再び妥協を根づかせることはできない。だからこそホーム再評価がある。だからこそ、わたしはファミリー・ディサプルシップの基準を明確にし、最愛の花嫁であるあなたがたにその基準を守るよう求めることを明確にした。わたしはその点では揺るがないだろう。わたしは、現時点ではそれが、この基準に達するために必要な手段であるとわかっているからだ。ファミリー・ディサプルシップとして100%生きたい者たちには、このホーム再評価はわたしからの愛であり、大切にすべきものなのだ。

  155.だが、ホーム再評価の実施に際しては、あなたがたに無理な求め方はしない。あなたがたの多くにとって、この再評価は重大事となっている。評価基準は幅が広く、多くのことをカバーしている。それを全部合わせると圧倒されそうにもなりうる。だからこそわたしは、あなたがたが安定して持続した進歩を遂げるよう、優しく導き、訓練し、コーチするつもりだ。進歩があなたがたの生き方になってほしい。そして、その進歩が安定し持続する場合にのみ、ゴールに到達することができる。

  156.再評価があるごとに、わたしは最終ゴールに向けてあなたがたにもう少し高い所に達するよう求めるだろう。相対評価をするつもりはない。到達を容易にするために基準を低くするようなこともしない。そうではなく、あなたに達してほしいゴールとしての基準は、今のままにしておく。いつまでにそのゴールに到達してほしいかを教えよう。だが、全ての道で完全にゴールに到達するには時間が必要となることはわかっているので、わたしは小さめのゴールを用意し、最終的な全的ゴールに到達するのを助けるため、その間の期間も与える。

  157.これを、マラソンのための訓練として見なさい。あなたのコンディションが良く、今までかなり走ったことがあるとしても、ある日突然マラソンを走れるようにはならない。訓練が必要なのだ。だから、まず完走を目指し、それから最終的には一定時間内に走れるように目指す。これまでマラソンをしたことがないなら、最初のゴールはどれだけ時間がかかろうと、とにかく一回完走することだ。速く走ろうとはしない。長距離を走り、それに耐えられる体を作ろうとするだろう。だからレースの日に合わせて訓練し、働きかけるのだ。

  158.そのゴールに達したら、次にマラソン時間の短縮という新しいゴールを定められる。そして、最終的には、レースで走って最終的なタイムのゴールに達する準備ができる。しかし、そこに至るまでには時間がかかり、最終的なそのゴールに達するには、絶え間ない訓練と進歩が必要だ。また、そのためには途中に幾つか小さなゴールを定める必要もある。それによって自分の進歩を測るためだ。そういった小さめのゴールを定めることは、最終的なゴールを妥協することではない。単に現実的になって、A地点からB地点に至るためにだんだんと増やすようにする必要があり、最終ゴールを幾つかの小さ目のゴールに分け、一つずつクリアしていく事が必要だと悟っているだけだ。

  159.それでは、最終ゴールをどのように小さなゴールに分け、一度に一つずつ取り組んでいけばよいのだろうか? まず、最終ゴールを知らなくてはならない。ホーム再評価では、ゴールとは、各ボード・ピラーの評価基準をファミリー・ディサプルシップ・ホームとして許容できるレベルまで満たすことだ。つまり、各ボード・ピラーで80%以上を取ることだ。その期限は2007年4月のホーム再評価まで。だから、1年以上あるし、ゴールに達するまで2回の再評価がある。それらの再評価は最終ゴールへの「里程標」となる。

  160.2005年10月のホーム再評価のスコアを受け取ったら、ボード・ピラーごとに比べた自分たちの状態を見ることができる。1つか2つのボードで進歩を遂げればよいだけのホームもあれば、2つか3つのボードで進歩を遂げなければならないホームや、もっと多くのボードで進歩が必要なホームもあるだろう。しかし、あなたの現状がどのようなものであれ、最初の「里程標」は2006年4月のホーム再評価だ。最低4つのボード・ピラーに合格することが、目指すべきゴールだ。だから、ゴールに達するためにじっくりと腰を下ろして今の状態を検討し、それから自分たちの弱い面を突き止めなくてはならない。

  161.2005年10月の再評価で4つのボード・ピラーで落第してしまっても、次の2006年4月のホーム再評価までにこれら全てのボードで合格することをわたしは求めない。今すでに良くやっている面を維持しつつ、その内の少なくとも2つで合格するよう求める。一度に全部しようとしなくていい。それぞれ自分の「里程標」に向けて着実に前進しなさい。そうすれば、思うより簡単に進歩できると気づくだろう。そしていったん4月の再評価が終わってスコアを受け取ったら、次にどこで進歩すべきか、訓練プログラムがうまくいっているか、次の里程標までどれぐらい前進しなくてはならないかなどがわかるだろう。

  162.愛する人たち、あなたにはできる。あなたの内には、わが言葉の基準に達し、わたしがもともと意図した弟子としての生活をする資質が備わっている。わたしはあなたに信仰を持っている。あなたがここまで来たことを誇りに思っている。あなたは最終ゴールに向かって進歩を遂げている。その調子で進み、自分ができることについて現実的になり、わたしが定めた予定表に従って働きかけるなら、2007年4月には、あなたはなるべき状態になっているだろう。

  163.あなたにはできる。わたしがすぐそばにいて、声援を送り、先導しているのだから。わたしはあなたのコーチであり、あなたのトレーニング・パートナーは大勢いる。わたしが与えた天の大軍勢だ。わたしたちを使いこなしなさい。そうすればすぐに、自分でできると思っていたより遠くまで、より速く走れるようになる。今はそのゴールには全く手が届かないと思えるかもしれないが、わたしと霊の世界に寄り頼み、固く決意し、鍛え、熱心に働き、鍵の力を呼ぶならば、きっと、わたしがあなたを通してできることと、わたしがどんな高みに連れて行けるかに驚くだろう。さあ、チームよ、行こう!

  愛を込めて、あなたの専門トレーナーであり、コーチである

  イエスより

軽減事由

  164.ここまで読んで、こう思っているかもしれませんね。ホームが最終的にボードにおいての成績を取るよう求められているなら、不可抗力の出来事が起き、それによって一つかそれ以上のボード・ピラーで「劣」を取ることになってしまった場合はどうなのだろうか、と。

  165.時として、ホームがある一定の再評価期間中に特定の評価基準を満たせないことについて、正当な理由がある場合があります。例えば、長期に渡る重病や死別、長期に渡る迫害、ホームにとって鍵となる人員が突然去ってホームはそれに備えることができなかった、自然災害、その他不可抗力の状況や出来事でホームの運営に甚大な影響を及ぼした、などです。それを「軽減事由」と呼ぶことにします。

  166.各質問表の最後に、質問票にある多くの質問に「はい」と答えられるかどうかに影響した軽減事由が何かあれば、それを具体的に記入する欄があります。(それがただ一つの質問にしか当てはまらない場合は、答にそのコメントを付け加えて下さい。これは、質問票全体に影響を及ぼす事柄にのみ当てはまります。) 例えば、社会的騒乱がこの一ヶ月続き、街路が危険なことからあまりアウトリーチに行けず、CGOの質問票の多くの質問への答に影響を及ぼしたというような場合は、全体に影響を及ぼした軽減事由として記入すべき事柄と言えます。

  167.皆さんの再評価を調べる時、RBCとRSから成る再評価機関は、皆さんからの質問票を採点し、軽減事由が記入さていればそれが本当に正当なものかどうかを判定します。つまり、その理由が、かんばしくないスコアを正当化するに足るものだという事です。軽減事由が軽く扱われる事はありません。より多くの祈りと御言葉に対する従順があれば避けることができたかもしれない理由を口実に、本来は基準を維持していないホームを合格させてしまうと、それは妥協の入り口となりうるからです。ですからこれは、ホームではどうにもできず、対処能力を全く超えた重大な要素に限ることになります。

  168.軽減事由が正当であると判定されると、そのボードで「劣」を取っても不利になりません。つまり、それ以外のボードで良い成績を修めていれば、ホーム再評価に合格するということです。

  169.例えば、2006年10月の再評価で、82‚87,91,75‚78,93という点を取ったとします。最低5つのボードにおいて「良」か「優」の成績でなかったので、厳密に言えばホーム再評価に不合格でありコンセクエンスを受けるわけです。しかし、再評価委員会が、このホームは不可抗力の出来事によって一つのボードで75%になったとし、それを正当な軽減事由と判断するならば、「劣」のスコアは対象外になり、あなたのホームは再評価に合格します。

  170.というわけで、手順は以下の通りです。最初に再評価委員会が皆さんのスコアを採点し、再評価に合格するだけのがあるかどうか(再評価の時期によって異なります。先ほども言ったように、2006年4月のホーム再評価では4つの「良」[または「優」]が求められます)を見ます。再評価に合格するだけの良いスコアが十分ない場合、今度は何らかの正当と言える軽減事由がなかったかどうかを検討します。ホームに軽減事由がある場合、それを酌量し、考慮します。ホームに軽減事由が全くないか、ホームが記入した軽減事由が正当ではないと判断された場合は、ホームはコンセクエンスの対象となります。

コンセクエンス

  171.コンセクエンスとはどのようなものかを少し話しましょう。ホームが「コンセクエンス」を受ける段階になると、リージョナル・シェパードたちがそのホームについて検討し、ホーム再評価に不合格となった事に対するコンセクエンス(結果)をどのようなものとすべきかについて、そのホームを見ていきます。この時までにはすでに、彼らは軽減事由について考慮しているので、この「コンセクエンス」の段階ではそれ以外の要素を検討することになります。

  172.ホームのスコアを見ていきます。幾つのボードで「劣」だったか、またスコアはどれくらいだったか。例えば、2006年4月(合格には良いスコアが4ボード必要)に82、87、93、79、75、78だったホームと、82、80、80、71、62、58だったホームを比べると、両者とも3つのボードで合格し、3つのボードで不合格となっていますが、前者の方が全体的に良い状態だと見られます。前者は、不合格となった3ボードの内、2つがあともう少しという所でした。後者は、2つのボードの点数がかなり低く、合格となった3つのボードもぎりぎりでした。

  173.ホームの過去の再評価を検討します。前回と前々回の再評価を優秀な成績で合格したけれど、今回に限って基準を少し下回ってしまったというホームは、今まで2回の再評価で何とかやってきたか基準に至らなかったホームとは大きな違いがあります。また、再評価委員会は特定のボードの進歩具合も検討します。先ほどの例を使いましょう。79、75、78、というのは「劣」ですが、前回の再評価ではそれぞれのボードで59、65、72だったとしましょう。それでも「劣」ですが、かなり前進しています。

  174.前回のホーム再評価時に警告を受けたか、あるいは評価基準に合格しなかったことで保護観察に置かれていたかという点を検討します。

  175.再評価委員会自身、質問票に目を通し、どの質問の答によってスコアが低くなったかを見ることもあります。

  176.当然、そのホームの状態について主のカウンセルを求めます。

  177.以上をした上で、RSたちは以下の「コンセクエンス」の内、そのホームがどれを受けるかを決めます:

* 次回の再評価までに弱い点を改善する必要があり、さもなければ資格変更になりうるという警告つきで合格する。

* ホームを保護観察下に置く。保護観察に置く手続きによると、RSたちは、ホームが保護観察から解かれるために60日以内に改善すべき具体的な点を提示します。その弱点を改善できなかった場合、FD資格を失う可能性があります。

* ホームをMMに資格変更する。

* ホームをFMに資格変更する。(これはまれでしょう。普通、FDホームは、MM基準を満たしていない場合以外はMMに資格変更になります。)

  178.おわかりのように、RSたちには幾つかの選択肢が与えられています。場合によっては、ホーム再評価に不合格だったホームがどのコンセクエンスを受けるべきかを決めるのが難しい時もあるでしょう。RSたちは、ケースごとに主の御心を探らなければなりません。あまりにも多くの要因や筋書きがあるので、ホームのスコアがこれこれなら警告ではなく保護観察に置くなどといった長いリストを考え出すことはできません。どの場合にも霊に導かれた決定でなくてはなりません。RSたちの責任は重く困難であるため、彼らのために祈っていて下さい。彼らは、そしてママと私も、皆さんを愛しています。皆さんがFDの資格に留まることが主の御心であるなら、それに留まるためにどんな助けでもしたいと思っています。しかし、同時に彼らは基準を維持する責任があるので、ファミリーの将来と、終わりの時のファミリー全体としてのミニストリーを保護するためには、妥協を入り込ませるわけにはいきません。

再評価委員会と再評価の手順

  179.では少し話しを戻し、皆さんが6つのスコア(各ボードにつき1つ)と、合格、不合格の総合評価を受け取る前の評価の手順について説明しましょう。ご存じのように、質問票に記入し終えると、それをホーム再評価ウェブサイトにアップロード(あるいはそのサイトにアクセスできない時はRDに送付)します。その時点で、各ボードの質問票は皆さんを担当するRBCたちに送られます。例えば、アフリカのPR・RBCは、アフリカ全土のホームからPRボードの質問票を受け取ります。担当するRBCはそれぞれの質問に対する答を検討し、彼らが知っている限りの情報を基に、自分から見てそのホームの自己評価が正確かどうかを判断します。2005年4月と2005年10月の両方の再評価で、RBCは、質問票によってはホームの自己評価があまりに厳しかったり、逆にあまりに寛大だった場合があったことに気づきました。また、明らかにホームが質問の意図を理解しておらず、そのため答えが不正確であった場合も多々ありました。

  180.インターナショナル・ボードによって決められた採点用評価基準に基づいて、ホーム再評価コンピューター・プログラムは、ホームの回答に従ってスコアを算出します。このスコアは、RBCがホームからのファイルを見る時に表示されます。彼らは、先ほども言ったように、ホームの自己評価があまりに厳しすぎるか、寛大すぎるか、あるいは誤解していると感じた場合、答の幾つかを変える機会が与えられます。その質問に対するホームからの元々の答えはそのまま残り、それと共に、RBCがその質問に対するスコアを変更することを提案した理由が併記されます。それからプログラムによって、変更後のスコアが算出されます。ですから、RBCはただ勝手にスコアを変えるわけではなく、むしろ、彼らが不正確であると思う答を変えるのであり、それを基に、元のスコアを出した時と配点は変えずに、プログラムが変更後のスコアを算出します。RBCが何であれホームの答を変更する時は必ず、変更の理由を説明しなくてはなりません。

  181.RBCが自分の担当ボードのホームの質問票の評価を終えたら、以下の情報がファイルに記録されます:ホームの元々の答とその総スコア。また、ホームからのコメントがあればそのコメント;RBCが変更した答があればその答、そしてそれによる変更後のスコア;RBCからのコメントがあればそのコメント。この情報は全てリージョナル・シェパード(RS)たちに送られ、彼らは共に全6ボードの質問票の答を検討します。

  182.評価手順におけるRS機関の役割は2つです。第一は、RBCたちのセーフガードになること。RBCがホームからの元々の答を変更した場合、RBCのコメントを読んで吟味します。それから、RBCの変更を受理するか、元の答に戻すか、あるいは彼らが持つ別の情報を基に全く違う答にするかどうかを決めます。RBCの変更を全て吟味し、それを受理するなり却下するなりしてから、今度はコンピューターで最終的なスコアを算出します。この場合も、配点は元のスコアを出した時に使ったものと同じです。(ですから、例えば、あなたのホームは全ての答が「はい」だったので100%を期待していたところ、92%というスコアをもらったとします。それは、RBCが答の幾つかを変更し、それをRSたちが了承したからです。)

  183.RBC同様、RSも、ホームの合計点だけを変えることはできません。ホームの回答に従ってコンピューターが出したスコアが78%だったとします。それでRBCやRSたちが、そのホームはそのボードでもっと良いスコアを得るべきだと思ったからといって、スコアを82%に変える事に決めるということはできません。そうではなく、両者ともホームの答をよく吟味し、そこに不正確さや過ちがあるかどうかを検討しなくてはならないのです。そういったことがあれば、彼らは答を変更し、自動的に新しいスコアが算出されます。ホームの答が全て正確だと思うなら、最初のスコアがそのままスコアとなります。

  184.RSたちがRBCの変更を検討し終わり、ホームの最終的なスコアが出されると、評価手順における次のRSたちの役割は、先ほども説明したように、軽減事由を吟味する事です。それから、劣のスコアの結果としてコンセクエンスを受けるべきホームがあれば、RSたちはどのコンセクエンスにするかを決定します。

  185.RBCやRSたちがホームの答を変更したことによって最終スコアに大きな変動があった場合、そのホームはおそらく彼らからその変更をした理由を聞くことになるでしょう。また、その他に回答に対するフィードバックや、次回にもっと良いスコアを取れるようにホームとして集中するとよいと思われる面についての忠告や、ホームが誤解していたと思われるような質問の意味の説明なども送るでしょう。2005年10月に皆さんが受け取った成績は、最終成績とみなされます。しかし、それには拘束力はないことを思い出して下さい。ですから、どんな場合でも今回はコンセクエンスを受ける事はありません。ですから、RBCがした変更やコメントに対して説明を求めるのは構いませんが、スコアを変えることを要求したりしないようお願いします。ありがとう!

  186.また、ホーム再評価の採点法は引き続き働きかけていくものであることを念頭に置いて下さい。おそらく、それぞれの再評価時の質問票の質問と配点は、それらが的を射て、評価基準を最大限反映するものとするために、また、その時の状況に合った最新のものとし、皆さんにとってできるだけ記入しやすく、わかりやすくするためにも、インターナショナル・ボードが引き続き微調整していきます。あるボードでは2005年4月から2005年10月の間に質問票が変更になったのを皆さんも気づいたと思いますが、2005年10月から2006年4月にかけての変更は以前ほど大きくはないでしょう。けれども、同じような小さな変更がこれからも毎回あるかと思います。

要約

  187.このお知らせで、私はかなりの量の情報について説明しました。不明な点もあるかもしれないので、ここに主要なポイントを箇条書きにしました。

* 質問票に答を書き込み、それを提出すると、まずボードごとにスコアが出ます。採点方法はインターナショナル・ボードが作成したものを使います。

* 各RBC(それぞれが担当するボードの質問票を評価します)が質問票を評価します。その時、ホームの答えに不適当と思われるものがあればそれを変更します。変更後の答を基にコンピューターで新しいスコアを算出します。

* RSたちはRBCの変更を吟味し、ホームの元々の答えをそのまま適用するか、RBCの変更を受理するか、最終的な決定を下します。それに基づいてボードごとにコンピューターで最終的なスコアを算出します。

* その後、ホームは(リージョナル・デスク経由で)ボードごとの最終的な6つのスコアを受け取ります。それはパーセントで表わされます。(質問票に関するそれぞれのRBCやRSたちからのコメントが送られてくる場合もあります。)

* ボードの質問票に対するスコアが80%以上の場合は、そのボードで合格したことになります。成績は、80%から89%が、90%以上がです。

* 80%未満だととされ、そのボードの質問票は不合格ということです。

* ホームが受け取る総合成績は合格不合格です。それはホームが受け取る良/優の数、または、の数に基づいて判定されます。

* 2006年4月の再評価では、ホームが4つ以上のボードにおいて良/優を取るならその再評価に合格しますが、例外が一つあります。どのボードの質問票であれ一つ50%未満を取ったなら、そのホームは再評価に合格できません。

* 2006年10月の再評価では、ホームが5つ以上のボードにおいて良/優を取るならその再評価に合格しますが、例外が2つあります。CSボード質問票で「劣」だったか、どのボードの質問票であれ一つ50%未満を取るなら、そのホームはその再評価に合格できません。

* 2007年4月(とそれ以降)の再評価では、再評価に合格するには、6つのボード全部良/優のスコアを取る必要があります。

* ホーム再評価に不合格となるだけの低いスコアを取った場合、スコアが低い原因となった軽減事由があれば、RSたちがそれを吟味します。彼らが軽減事由は妥当と判断するなら、それによって低くなったスコアはそのホームにとって不利になりません。つまり、そのホームは再評価に合格する(合格のためにはもちろん、軽減事由によって影響を受けなかった他のボードのスコアが良か優でなくてはなりません)ということです。

* 軽減事由を考慮してもスコアが低いままの場合、ホームはコンセクエンスを受けます。

* ホームがコンセクエンスを受けることになった場合、RSたちはそのホームの現在のボード・スコアと質問票への回答、その他にこれまでの再評価におけるホームのスコアや、何であれ入手できる情報をより綿密に吟味し、カウンセルや主から聞くことを通してどのような「コンセクエンス」にすべきかを決めます。コンセクエンスには、警告つきで合格させる、保護観察に置く、MMまたはFMに資格変更にする、があります。

どうして今の内に知っておくべきなのか

  188.10月のホーム再評価は拘束力がないのだから、どうして今からこのお知らせにある情報について知っておく必要があるのかと思っているかもしれませんね。その理由は、2006年4月の再評価で求められる事を今知っておけば、そのために計画を立て始められるし、準備ができるからです。

  189.皆さんが受け取ったばかりの(あるいは間もなく受け取る)2005年10月のスコアを2006年4月の基準で判定してみて、もし10月の再評価が拘束力あるものだった場合どのようになるかを見てみて下さい。拘束力があるとして不合格なら、その時は2006年4月の再評価に合格することを確実にするために働きかけるべき面がどこかがわかるでしょう。一方、10月のスコアからして2006年4月の再評価に合格するであろう場合は、2006年10月または2007年4月の基準に達することを目指すことができます。

  190.忘れないで下さい。現時点で、基準に達しようと気を引き締めるまでにはまだ時間があると思い、今はFD資格が危うくないからといって、時間を無駄にしないように。今日、弱点に一つずつ取り組み始めましょう。その時になって、テストに合格しようと詰め込むことがないように!

競走を走り抜き、勝利する!

  191.最後に、私たちがホーム再評価について、特に、の成績を全てのボードで修めるというゴールについて、また、全てのホームがゴールに達するのを助けるため、このお知らせで概要を述べた予定表について主に尋ねた時に受け取った、主からのカウンセルと励ましです。

  192.(イエス:) このホーム再評価は、他の人と比べるためのシステムとしてではなく、各ホームが弟子としての基準に照らして自分たちの現状と位置づけを測り、次に何に働きかけるかのビジョンを得る手段として意図された。まず再評価とは、スコアを競うホーム間コンテストではないことを理解することが大切だ。それは、各ホームが個別に、期待される基準に対して自分たちがどのような状態かを見られるようにするものだ。ホームに、自分たちの姿、自分たちの働きの成果、わが言葉とファミリーの弟子としての霊にどれだけ近く生きているかを見せるためである。

  193.どんなホームでも、助けや改善を必要とする面は必ずあるものだ。そういった面は、再評価までの6ヶ月間にあった出来事や、ホームが専念しなくてはならない色々な面によって、再評価ごとにあれこれ変わるものだ。ファミリー・ホームはいつも、変化する状況やその時の必要に専念し、それぞれの時にそれぞれ異なることを優先順序に置くだろう。ある時は、ホームはアウトリーチや証しの大波に乗っていて、次に子供たちやスクーリング、また別の月にはジェッツ・キャンプやボードのイベントを催しているかもしれず、また別の時には緊急を要するプロアクティブなPR措置に関わっているかもしれない。だが、その期間が数週間であれ数ヶ月であれ、ホーム生活や仕事の他の面にあまり関心が行かなくなるのは理解できる。多少、手抜きになるところもあるだろう。だから、再評価時期によって変動はあるし、それは理解できる。

  194.だが、ホームが成長し、全体的な働きと、周囲の世界に対する自分たちの存在と、全ての面でのバランスの取れた進歩に関心が行き届くようになると、一つ一つの面で強められるばかりか、何かに第一に専念しつつ全てのボードにおいてバランスを維持することに熟練するようになる。多少ジャグリングのようで、他の何でもそうだが、上達には時間がかかる。それには、焦点が合った団結した勝利チームを築く必要がある。そのチームのメンバーは互いに助け合い、必要を見過ごすことなく共に働く。そのようなチームを築くには時間がかかり、ホーム再評価は、彼らが次回にはどこにもっと関心を払う必要があるかを教え、彼らの状態を浮き彫りにすることによって彼らを助けるためのものだ。

  195.備えることができなかった予期せぬ出来事により、その期間にホームができることや世話できたはずの事に影響した軽減事由もあるだろう。そういった事は様々な原因で起こり、ホームと、ホームが再評価でどれだけ良い答を出せるかに多大な影響を及ぼすことがある。そのような事由は、最終的な評価成績で考慮される。だが、肝心なのは進歩の好不調や成績に影響する状況ではなく、ホームが成長し、強められることだ。彼らは今も、無数のすべき事や、維持しなくてはならない全般的基準を手がけている。そして、それを明確に把握し、これら全ての多くのボールをジャグルすることを学ぶのに元々予期していたよりもずっと時間がかかってはいるが、強めは現実になっており、それを見るのは素晴らしいことだ。

  196.あなたはこう尋ねる。ホームが今も調子を整え、積み上げていっている段階において正しい方角への十分な進歩を奨励することと、引き続きホームを強めながら、装飾や相対評価なしの成績をつけることで各再評価期間時におけるホームの正確な状態を映し出すことをどうやって両立すればいいのかと。これは、ホームが望ましいプロとしての状態に至るまでの間、合格点として期待されるものを下げ、それを徐々に上げていくことによって可能になる。わたしが言っているのは、基準を変更することではなく、再評価の成績の期待度をゆるめる事だ。これは、今から2007年4月までの再評価時ごとにその期待度を徐々に上げるシステムを作成することで可能になる。

  197.最終ゴールは、その中間に行う再評価の間も変わらない。ホームはその期間中も2007年4月の基準で判定されるが、期待度はより低い。その後、2007年4月の再評価では、ホームはプロとしての基準に達することが求められる。2005年10月の再評価には拘束力はなかったが、2006年4月からはそれがある。本番が始まるのであり、不合格になると、最終ゴール時より期待度は低いものの、それに伴う結果がある。次の2006年10月の再評価ではその期待度が少し高くなる。その後、2007年4月の再評価時には、ホームが維持するよう期待されるレベルを反映したものとなる。

  198.これから数回の再評価で期待度がだんだんと増すことによって、ホームが再評価システムから受けるストレスが多少なりとも減るだろう。そうは言っても、幾らかのプレッシャーはあるだろう。それは避けられない。要求事項は上がっており、ホームは前途にあるチャレンジに見合うまで上昇しなくてはならない。だが、わたしは不必要にホームを恐れさせたくないし、突然基準を高くして誰も手が届かなくなるようにもしたくない。より困難にするのが目的なのではない。わたしは、ファミリーが再評価について平安を抱き、その目的や自分たちが遂げる進歩を心から喜んでほしい。肝心なのは、淘汰することではなく強めであり、破壊ではなく建設だ。肝心なのは、ファミリーが一番得意な事、つまり愛の弟子になる事においてプロになるということだ。しかし、それには時間と、汗と、決意とが必要であり、どんな分野のプロフェッショナルにも必要とされる調整が必要だ。

  199.わたしはファミリーに信仰がある。彼らはきっと難局を乗り越えるだろう。これから再評価があるたびに、彼らは以前に増して好調になり、次から次へとハードルを跳び越え、ついにはペースを乱さず、また勢いも失わずに、全てのハードルと障害を飛び越えられるようになる。それは、ゴールのテープを切り、競走を走り抜いて勝利するわたしの再臨の栄光の日まで続く!(以上、メッセージ)

  200.ママも私も、皆さんが競走を走り抜いて勝利することを知っています。私たちはゴール目指して頑張る皆さんのために祈っています。2005年10月の再評価のスコアを見て、これからまだまだ長い道のりがあると思って意気阻喪したり、落胆したりしても、どうぞ絶望しないで下さい。主は言われました。皆さんは今「調整中であり、強さを増している」のです。だから、主も私たちもたった今全てのボードで合格することを求めたりはしません。実際、今回幾つかのボードで不合格になっても、驚き慌てることはありません。それはかなり予期されていたことであり、皆さんが自分たちの弱点に働きかけ、改善する時間はまだあります。その時間を賢く用い、皆さんの勝利チームが行く手にあるチャレンジに共に取り組むに当たり、進歩と勝利と団結の鍵を呼ばわって下さい!

  201.愛するファミリー、私たちは皆さんがやり通せることを知っています。主ができると言われたからです。主の助けがあれば! 私たちは皆一緒です。ママも私も祈りの内に、皆さんのすぐそばで戦っています。そしてこの大きな変革と前進の行程と強めの時にあって、皆さんを支えています! どうか頑張り、心配や恐れに屈さないで下さい。悪魔があなたを敗北感や落胆で誘惑する時には、いつでも不敗の賛美の武器を振るって下さい。

  愛しています。皆さんをとても誇りにしています。

  夫である主にあって、たくさんの愛を込めて、
  ピーター

お知らせ#19

主題: インターナショナル・ボード・チェアパーソンの最新リスト

2006年1月10日

愛するファミリーへ、

  202.あけましておめでとう! 皆さんを愛しています。そして、その忠実さ、愛、御言葉や霊の物事への献身と願いを心から感謝しています。それが皆さんを今のような素晴らしい弟子にしているのです。

  203.私たちは、「強められた年」(ML #3577, GN 1163)で、皆さんや世界中にいるファミリーが主のためにどれだけ多くを行っているかを見たことが、皆さんにとって霊感となり、励ましとなったよう祈ります! ママと私は皆さんを心から誇りに思っています。そして、皆さんと共に主に仕えられることで、素晴らしい夫、主を賛美します。私たちは、今年、主の約束の成就を見、共により大きな勝利を勝ち取るのを楽しみにしています!

  204.皆さんは、「強められた年」で、WS内に幾つかのチェンジがあったことが書かれていたのを覚えているかもしれません。数ヶ月前から、主はママと私に、WSの構造を検討し直すように導かれました。WS部門がファミリーに提供するサービスを合理化することと、インターナショナル・レベルにおけるボードの決定とゴールを実行するために、WS内でますます大きくなりつつある助けと人員の需要を満たすことの両方のためです。

  205.私たちは主のカウンセルを実施しようとしている過程にあり、それはWS中で数多くの変化となって現れています。私たちが働きかけている一つのゴールは、WSの制作チームが各インターナショナル・ボードを助け、それによってボードのゴールやプロジェクトを達成するための人員をそろえることで、ボード・ピラー全体を強めるのです。ボード・チームに加わる新しい人員は、必ずしもボードのメンバーとは限りませんが、その人たちはIBCと共に働いて、ボードの意思を実行するのを助けます。

  206.WSは引き続き以前からの責任とサービスを持ったままなので、現在、「ボード・チーム」はまだかなり小規模です。けれども、私たちは、あと数人が配置につくことで、IBCの荷が軽くなり、また、ボード・チームが大きくなるにつれて次第にもっと多くが達成されるようになることを祈っています。私たちは、各IBCが、主がボードに対して実行するよう導いておられる様々なプロジェクトや企画を追ってくれる、共に働くしっかりしたチームを持つようになることです。このための祈りを感謝します。

  207.WSにいる人員は限りがあるので、これらの変化は何人かのIBチェアパーソンの責任にも影響を及ぼしました。主は、何人かは他のボード・ピラーでもっと必要とされているか、さらには全く新しいミニストリーに変わる事が必要だと示されました。ミニストリーが変わった人たちは、自分たちの新しい責任を快く受け入れてくれました。神の祝福がありますように。そして、新しい地位において重要な役割を果たしています。

  208.以下は、IBCレベルにおいて行われた変化と、現在誰がIBCの地位にいるかを示す、簡単なリストです。

  * CGO IBC: フランシス

  * PR IBC: マシュー(以前は、アンドリューと共にチェアパーソンを務めていました。アンドリューは現在、CSボードに加わりました。)

  * JT IBC: ナタニエル

  * CS IBC: ミスティー(以前は、ジョイと共にチェアパーソンを務めていました。ジョイは現在、他の仕事を助けています。)

  * CP/FED IBC: ドーン/ジュリー

  209.ママと私は、皆さんの祈りを感謝します。私たちは、皆さんにより良く仕え、皆さんと手に手を取り合って、夫であり総司令官である主に一歩一歩従いつつ、ファミリーの進歩を将来へとスムーズに進ませるために私たちの分を果たすために、この変化を行っていきます。

  210.「完全な信仰をもって鍵をつかみ、新しい日の光に向かって大胆かつ勇敢に歩きなさい!」

  心から皆さんを愛し、皆さんのために祈っています。

  たくさんの愛を込めて、ピーター

お知らせ#20

主題:

サミット2006

ファミリー・ポリシー・カウンシル・ビジネス

コンチネンタル・カウンシル廃止

インターナショナル・ボードへの代表者、廃止

2006年のIBミーティング

新しいWSの任命

オンライン上の憲章についての最新情報

ファミリーのファイナンス

2006年6月27日

最愛のファミリーへ、

  211.ママと私は皆さんを愛し、毎日皆さんのために祈っています! 私たちは主のために世界を勝ち取ろうと共に働いており、皆さんを通して主がしておられるこれら全てのテスティモニーや、主が皆さんの人生にもたらしておられる勝利や変化という個人的な報告にわくわくしています。

  212.ニューワインを勤勉に読み、学習し、実生活に適用し、そして同じ事をするように他の人たちに教えていることで、皆さんを誇りに思っています。それこそ弟子であることであり、「全国民を弟子とする」ことの全てなのです!

  213.ママと私は、GN「攻撃準備計画」(ML#3600)にあるビジョンとカウンセルが霊感となり、チャレンジとなるように祈っています。私たちは将来を楽しみしています。また、今後18か月間にファミリー全体と各メンバーそれぞれの人生に、主がもたらそうとしている進歩や成長も楽しみにしています。私たちの夫、主のカウンセルに従うなら、私たちは霊的に強められ、しっかりと強く結ばれた群れとなり、侮りがたい霊的戦いの勢力となります。

  214.このお知らせで、私は、ファミリーのビジネス及びアドミニストレーションに関わる色々な事柄について、そして主が私たちにするよう導かれた変更について分け合いたいと思います。この情報が皆さんにとって祝福となるよう祈ります。

  215.まず、最近行われたサミットとIBミーティングについて簡潔に概要をお伝えしましょう。

サミット2006

  216.サミット2006がメキシコで行われ、ママと私、39人のRS(スィーティーは健康上の理由から、また、[ゲイブの]ノラはこの時に一人目の赤ちゃん、キアラ・ターリンが生まれ、参加できませんでした)、インターナショナル・ボード・チェアパーソンたち、その他のWSメンバー、素晴らしいスタッフ・チーム、赤ちゃんが一人(カイラン、6ヶ月、マークとニコルの子)からなる総勢61人が参加しました。

  217.サミットは2週間半(3月1日から17日)行われました。ファミリー・ポリシー・カウンシルのサブコミッティー・ミーティングをはじめ、その他のミーティングをし、ファミリーの数多くのビジネスとアドミニストレーションに関わる事柄について、話し合い、祈りました。

  218.ママと私は全体ミーティングまたはRSとのクラスを7回しました。その内の2回は、ママのクラスで、色々な霊的レッスンと宝石とメッセージをRSたちと分け合いました。(主はママの心に、RSたちに分け合った主題の多くを皆さん全員と分け合うという考えを置かれたので、さらにそれらについて主からカウンセルを聞き、GNに編集しようと忙しくしています。) 「国の状態」ミーティングは私が導きました。サミット2003以来、2年半の「戦時」について再度触れ、ファミリーで勝ち取られた勝利や変化のことや、将来に対する準備の一環として主が与えられたゴール(さらに詳しくは、「攻撃準備計画」GN1177を参照して下さい)について幾つか触れました。

  219.ママと私は、RSたちとのパーソナル・タイムもしました。また、6,7人で集まるちょっとした「社内」夕食会もしました。個人的なフェローシップの時間はママや私にとって特別な時となりました。RSたちは、この戦時の2年半、ファミリーを救い、ファミリーの改革を実行するという、非常に重く、困難な荷を背負ってきました。それをするために個人的に多くの犠牲を払わなくてはなりませんでした。ママも私も、彼らがファミリーのためにしてくれた素晴らしい仕事のことを、面と向かって称賛し、感謝を表せたこの機会をとても感謝しました。彼らに神の祝福を! 彼らがいなければ、また、愛するファミリーの皆さん、あなたがたがおらず、その役割を果たす人たちがいなければ、私たちにはできませんでした。

ファミリー・ポリシー・カウンシル・ビジネス

  220.ファミリー・ボード・ハンドブックに書かれているように、ファミリー・ポリシー・カウンシル(FPC)はRSたちとIBCたちと、その他ママと私がFPCに任命したWSの人たちから成ります。FPCは、ファミリーの管理運営に関する、ママと私の諮問機関を務めています。

  221.ファミリーの方針に関する議題や話し合うべきビジネス・ポイントのリストは、いつもかなり長くなります。私たちがサミット・ミーティングを開く一つの理由は、私たちがファミリーのトップ・リーダーたちと直接会って、より大きなファミリーの問題や質問について話し合い、祈ることができるようにすることです。

  222.前回のサミットでは、ほとんどのFPCの話し合いは、FPC全体(普通50人以上からなる)が集まって行われました。サミット2006では、10人から14人ほどのより小さなサブコミッティーに分かれるよう、主は導かれました。各コミッティーは、それぞれに割り振られたFPC議題について話し合い、祈り、FPC全体会議に原案を持ち寄る責任を負いました。その後、(ウェブサイト会議場にて)さらに話し合い、祈り、投票をしました。

  223.今回のサミットでこのような手法を取るよう主が示された一つの理由は、その方が時間が有効に使え、時間が増えるからです。幾つかのミーティングが同時進行できるので、短い時間により多くの議題について話し合えます。その上、(ウェブサイト会議場にて)各FPCメンバーが原案について祈り深く考慮し、コメントすることができます。最終投票される前に、それらのコメントが盛り込まれます。さらに、各提案は、少なくとも2人の経路による主の裏付けと、その件について主が持っているかもしれないさらなるカウンセルを受け取るため、主の前に持ち出されました。

  224.ママも私も、各FPCメンバーがそれぞれのFPC議題について、時間と、専心と、集中心と祈りとを注ぎ入れて話し合ってくれたことをとても感謝しています。私たちは、「助言者が多ければ安全である」(箴言11:14[英語は箴言24:6])である事を固く信じているので、賢明で祈り深く、霊に導かれた、非常に幅広い助言者たちがいるというのはありがたいことです。

  225.サミットで最終的に決められた方針上の変更が2点あります。それをここでお知らせしたいとおもいます。(その他の方針上の変更は、GN、またはLNF、またはWSからのお知らせを通してアナウンスされるでしょう。これらは憲章の最新版に反映されます。)

#1:コンチネンタル・カウンシル廃止

  226.ボード制の始め、ファミリーは地理的に12のリージョンに分けられました。それ以前は、5つのコンチネンタル・エリアに分けられていました。コンチネンタル・エリアは、そのエリアの全てのRSで構成するコンチネンタル・カウンシルが監督をしていました。

  227.リージョナル・エリアに住むRSがそのリージョンの監督をしていますが、近年は、今までコンチネンタル・カウンシルが扱っていたリージョナルの責任を全て負っています。ゆえに、FPCは、コンチネンタル・カウンシルを廃止し、その責任をリージョナル・シェパードたちに移すのが最善だろうという結論に達しました。ですから、コンチネンタル・カウンシルは今後なくなります。この変更は、現在制作中である憲章の最新版に反映されます。

#2:インターナショナル・ボードへの代表者、廃止

  228.コンチネンタル・カウンシルはもはや必要でないと同意した後、私たちはそれでもインターナショナル・ボード代表者が必要かどうかを話し合いました。(これまで、各ピラーのインターナショナル・ボードは、各コンチネンタル・エリアから、コンチネンタル・カウンシルによって選出された1人のRBCと、IBC、またママと私に任命されたその他のメンバーで構成されていました。)

  229.FPCでは、インターナショナル・ボードへの代表者はもはや必要でないという結論がなされ、ママと私もそれに同意しました。今後は、正式なインターナショナル・ボードは、IBCと、そのピラーのRBC全員、そしてママと私が任命する人たちによって構成されます。

2006年のIBミーティング

  230.IBミーティング(全てのインターナショナル・ボードが同時に集いました)がサミットと同じ場所で、2週間半(3月18日-4月3日)の間開催されました。IBミーティングでは、RBCたちが50人、赤ちゃんがもう2人、スタッフのヘルパーももう2人、WSからもう9人(インターナショナル・ボード・メンバーとボード秘書)が当地に加わり、総勢124人が集いました。

  231.IBCたちは、担当するIBミーティングのオーガナイズ、計画、主催をしました。これは、IBミーティングが違う場所か違う時に行われたとしても同じでしょう。

  232.ママと私は個人的にはIBミーティングに関与しませんでしたが、RBCたちと2回ミーティングをしました。IBキーノートでは、私がRBCたちに、これからの18か月間、ファミリーをしっかりと固め、訓練し、強めるという主が与えられたゴールの概要を説明しました。それからママと私から、彼らがファミリーを前進させるためにしてくれた、またしてくれている全てのことで感謝の意を伝えました。もう一つは、ママがRBCたちに、ビジョンを鼓舞するクラスをしました。主を喜ぶことと、それを失ってしまったならどうやってそれを取り戻すかについてです。(このクラスで取り上げた主題とカウンセルは、御心であれば、GNになって皆さんのところにも届きます。)

  233.インターナショナル・ボードは毎日ミーティングを行い、議題をこなし、数多くの決定を下しました。その多くは、ファミリーの訓練になるものを制作し、供給することに関連するものでした。現場にいる時はものすごい仕事量でしたが、今後18ヶ月間にしなければならない仕事もたくさん新たに生み出されました。将来の攻撃にファミリーを備えるためです。

  234.これまでは、ママと私とRSがその全てを考え出さなくてはなりませんでした。ボード制を本当に感謝しています。ファミリー生活上の主要なピラーが全て、集中的な関心を受けられるのです。それらを全て可能にしてくれたナショナル、リージョナル、インターナショナル全てのボードのメンバーたち、さらには、ファミリーの皆さんの良いアイディア、インプット、祈り、サポートのおかげです。

新しいRSの任命

  235.IBミーティングの終わり頃、ママと私は新しいRSに、台湾の愛するニコル(SGA、やはりRSであるマークの妻)を任命しました。ニコルは、新人RS候補として、サミット/IBミーティングに参加していました。そして、主は、ママと私に、ニコルを新人RSとしてのミニストリーと責任につくよう尋ねることは主の御心であると裏付けられたのです。ニコルはこの申し出を受け入れてくれました。神の祝福が彼女にありますように。RSの仕事を喜んで引き受けてくれたことで、彼女に感謝します。彼女は、ACTONリージョンのファミリーと、仲間のRSたちやママや私にとって大きな祝福となるでしょう。彼女を始めRS全員への皆さんのサポートと祈りを感謝します。

  236.(注:私たちのRSは現在42人となりました。FGAのRSが23人、SGAのRSが19人で、この内9人が、昨年任命された人たちです。)

オンライン上の憲章について最新情報

  237.最新版の憲章が「近日完成」という言葉はもう何度も聞いたかもしれません。実は、今でもそうなのです! 皆さんがこれをどれだけ必要としているかをよく理解しているので、WS憲章コミッティーをはじめとする面々はこのプロジェクトに一生懸命取り組んできました。当初は比較的単純な仕事と思われたものが、想像を超えて急激に膨らみ、かなり広範にわたるものとなってしまったのです。

  238.過去2年間にファミリーが通った改革と、その結果として起きたファミリー管理運営構造の多数の変更によって、新たに付け加えられたり、変更されたり、手を加えられた項目が数多くあります。例えば、「CO」を「RS」に変更するなど、古い用語を変える、エリア・オフィサーを削除しコーチを加える、ホーム・チームワークをステアリング・カウンシルに変更する、これは印刷版にさえなっていませんでしたが、旧RCCに関する記述を削除する、SDとRDを付け加える、クライテリア・モニターとボード・クライテリアとホーム再評価について説明を載せるなどです。

  239.これらの機関に付随する条項やセクションは全て、現在のファミリーの方針に沿ったものとなるよう更新されなくてはなりませんでした。その後さらに、それらの新しい存在がおよそ500ページにもなる憲章内で相互参照され、記述されなければなりません。憲章中の事例や説明も修正され、MLの引用文も現在のファミリーをもっと正確に反映し、関連づけられるように更新されています。

  240.もう一つ、私たちはファミリー・ボード・ハンドブックを憲章の中に組み入れる事を決定しました。ボードはファミリーの現制度と運営上/運営様式において鍵となる役割を果たしているからです。これには、ホーム再評価の処理過程でRBCが担う役割など、その他ファミリー改革中に行われた変化を反映する、ファミリー・ボード・ハンドブック・ガイドラインを更新することも必要でした。

  241.改訂、新規書き直しが非常に多かったため、間もなくできるはずの憲章は、真新しく、最新版に更新された文書となるでしょう。

  242.無数の改訂箇所も最終段階に近づいているのはとても嬉しいことです。そして現在、FPC機関と共に再び全文を見直して、全ての言葉が正確で一貫性があり、見逃した点はないか、また、主が望む霊を反映しているか確認しているところです。

  243.しかし、これにはもう数ヶ月かかるようなので、それまでの間は、憲章1998年版と「2003年版 憲章の修正事項」(GN1033)と「GN1109、『強めに向かって、パート2』の追加」(GN1109a)と「『強めに向かって、パート4』への追加」(GN1136)と憲章の修正事項を載せたLNF(複数)とその他既に出版された修正事項を組み合わせたものを、MOv3サイトに載せることを主は裏付けて下さいました。当座のこの憲章は、最新版が完成するまでの、御心であれば今後6から8ヶ月の間の一時的なものです。しかし、一時的であれ、これをMOv3サイトに載せる事によって、これまでに出版された憲章の変更などを簡単に見つけ、参照する助けとなるように望んでいるわけです。

  244.新規のセクションが完成したら、最新版の憲章全体が完成し、載せられるまでの間、その部分の憲章ファイルをMOv3に旧バージョンと一緒に載せておきます。(一時的な憲章の「オンライン・バージョン」と、より詳細な説明はリンクにあります。)

  245.新しい憲章の完成のために引き続き祈っていて下さい。それは本当に巨大な仕事ですから。本当にありがとう!

ファミリーのファイナンス

  246.過去5年間、全ファミリーの支出(WSが処理し、管理するもの)は、ファミリーのたゆむことのない進歩のために主が実施するよう示された必要な多数の変更により、急激に増加しました。主がいかに多くの手段を通して供給して下さったかに、私たちは目を見張る思いです。それには皆さんからの忠実な寄付や十分の一税や捧げ物も含まれます。愛するファミリーの皆さん、皆さんが与えてくれることを本当に感謝しています。

  247.ボード・ビジョンが始まった時、私たちはボードを持つ余裕があるかどうか、全くわかりませんでした。しかし、主にはできることを知っていましたし、主はそちらの方に間違いなく導いておられたので、間違いなく供給してくれるとわかっていました。そして主はそうされたのです! 主をほめよ!

  248.2002年3月、WSは、12リージョンにあるそれぞれ6つのリージョナル・ボード運営費を給付することにしました。合計で72のリージョナル・ボードの運営費です。その他に、WSは、年に1度か2度行われるリージョナル・ボード・ミーティングの旅費を毎月積み立て始めました。これにより、ボードを機能させるためにWSが負担しなければならない費用がかなり追加されました。

  249.2004年、WSは12のリージョナル・デスクの費用を負担することにしましたが、これもファイナンスに大きな影響を与えました。私たちはただ主がなされねばならないと知っていただけですが、主はなされました! 2005年、WSは12のシェパディング・デスクのファイナンス上の責任を負うことにしました。そしてまたも、主は奇跡的に供給されたのです。主の御名をほめましょう! 主は決して失望されません!

  250.これら全ての他に、WSは、困難な宣教の畑や、助けを必要とするアウトリーチをしている70のファミリー・ホームに宣教助成金を給付することができていました。2003年や2004年を思い起こしてもらうならば、WSは、ほぼ1年半の間、これらのほとんどの宣教助成金をFAFに移転しなくてはなりませんでしたね。ボードの費用と同時にそれらを払えなかったからです。それはそれでうまくいき、2004年の6月までに、WSは再びWSの資金の中から宣教助成金を出すことができるようになり、それ以後は現在までそうできています。

  251.けれども、ファミリーとその必要が膨張していることから、私たちは再び幾分行き詰まりに達しています。そして、WSの職務やWSがまかなう様々なギフトや予算を円滑に扱っていくために、私たちは資金の流入のために必死に祈っています。そして、それは、弟子である私たちへの主の命令を果たすために、新しいプロジェクトや企画の行うファミリーの皆さん、あなたたちのためでもあるのです。

  252.この数年間WSの十分の一税の収入はほぼ横ばいで、ここ2年間はかすかに増えさえしました。しかし、捧げ物の収入は激減しました。私たちは普通、宣教助成金や、ファミリーへのサービスを拡張するのに必要なその他の臨時のプロジェクトの多くを、捧げ物の収入に頼っています。

  253.2005年の前半、WSの捧げ物の収入は、2004年の同期から29%減少しました。現在、2006年前半は、同じく2004年の同期と比べてさらに66%減少しています。つまり、WSの捧げ物の収入はこの2年間で76%減少したことになります。

  254.同じ期間の十分の一税の収入は2005年には2%増加、2006年に0.5%減少で、2004年から実質1.5%増加しました。ですから、主に感謝することに、ファミリーからの十分の一税は減少していません。皆さんの十分の一税に対する忠実さを本当に感謝しています。

  255.しかし、WSの捧げ物の収入が大幅に減ったことによって、4月以降、WSが給付してきたファミリー全体への経費はその後の通知があるまで、5%減となっています。これ以上の減額は望みませんし、かといって、ファミリーへのWSサービスを切りつめる事も望みません。私たちは主がファミリーの拡張を望んでおり、私たちの生産性を上げることを望んでいると信じています。ですから、たとえそれが超自然的で説明不可能な方法であっても、主が供給されるであろうと信じています。

  256.私たちのファミリーである皆さんは、皆、できることを精一杯していること、また、現在経済的な苦境に直面している人たちが多いことは知っています。ですから、主が皆さんの必要を豊かに満たしてくれるように、毎日祈っています。けれども、現在のWSの経済状態はよく知ってほしいと思いました。そうすれば、私たちのためにも祈ってもらうことができますし、経済上の余分がある時や、あるいはただ主の約束を証明したい時さえも、現在の私たちの切迫した必要を知っておくことができるようにです。

  257.愛する皆さん、私たちと共に祈り、決して失望させる事のない奇跡的な供給を、それが起こる前から主をほめたたえてくれてありがとう。これは主の仕事です。また、ファミリーが一歩を踏み出し、主が求めておられることをする信仰を、主はたたえられると知っています。

  258.ママと私は、皆さんが私たちの素晴らしい夫である主にますます近くなり、主の思いを思い、霊の物事を理解するという点において進歩し、焦点を正確に合わせることによって霊の武器を振るい、主があなたの隣に置かれた仲間や戦友との絆を強めることで、愛する同僚である皆さんの毎日が実質的にどんどんよくなり、幸せが増すように祈っています。

  259.私たちには、待ち望むべき事がたくさんあります。私たちは、主と手と手を取り合って未来に向かって進むからです!

  私たちの夫、主にあって愛を込めて、

  ピーター