将来の約束!

Maria
January 14, 2006

Table of Contents

マリア 3573 10/05

GN 1160 FD/MM/FM / フィースト 2006

このGNはファミリー・フィースト2006の間、個人で読んで下さい。

私の愛するファミリーへ、

  1.このGNでは、WSホームにいる人たちが私の誕生日のために受け取ってくれたメッセージを寄せ集めたものを紹介したいと思います。今では、WSの人たちが私の誕生日に興味深い様々な質問を主に尋ね、そのメッセージをWSのみんなからのプレゼントとして私にくれるのが伝統になりかけています。私が一番大好きなものを知っているのです! そして、こんなに誕生日のメッセージが好きな理由の一つは、それらの多くが貴いファミリーである皆さんのシェパディングや世話、指導という面で、私とピーターにとってとても役立つからなのです。主はいつも、ファミリー全体の必要について多くの洞察や指導を注ぎ出しておられ、私とピーターはそのような指導を受けられることをとても感謝しています!

  2.今年、ある人が、私にとって興味深い質問や役立つような質問の長いリストを主からもらってくれました。それからその質問のリストがWSのホームに回され、各自が、自分に信仰のある2つか3つの質問を選んだのです。その結果、素晴らしいバラエティーに富む指導、カウンセル、新しいスピリット・ヘルパーの自己紹介、以前から知られていたスピリット・ヘルパーからのさらなる情報やカウンセル、私たちの将来についての多くの励ましや約束が受け取られました。愛する皆さんにその励ましの幾つかを分け合いたいと思います。私たち全員と私たちの将来についての預言なので、皆さんにとってもきっと励ましになると思うからです。

  3.すべてのメッセージを皆さんと分け合うことは到底できません。WSの何人かは時間を取って2つか3つの預言を受け取ったので、全部で百以上もあるのです。ですから、これは皆さんにとって興味深いと私が思った幾つかの見本に過ぎません。時間が許すなら、特にスピリット・ヘルパーや霊の世界、霊の現象に関する幾つかのものを、将来のGNでもっと分け合いたいです。

  4.これらのメッセージは特に順番に並んでいません。ただ、読んで養われ、信仰を深めるためのものです。これらが皆さんにとって励ましとなり、強めとなりますように。

  私たちの夫、いつも私たちが受け取る以上に与える能力を持っておられる主にあって、多くの愛を込めて、

  ママ

召され、選ばれ、忠実でいる!

  5.(イエス:)ファミリーを改革しているゆえに、あなたを誇りに思う! あなたは画期的な仕事を引き受け、それと共に「建築者よ、気をつけよ」にある警告を完全に適用し、ファミリーという家に、十分なばかりか豊富なバラストがあるよう確かめている。

  6.愛する人、ダーリン、こんなに忠実にわたしにしがみついてくれてありがとう。わたしはあなたを勝利の山頂から山頂へと連れて行くと約束する。ファミリーがこの改革という山を登り、ついに頂上に到達するなら、その時、わたしは彼らを山頂から山頂へと連れて行く。つまり、いったん改革が築かれ、強められ、完全に作動し始めたなら、わたしは大かがりな前進を遂げさせるということだ。

  7.これは蝶に似ている。最初は毛虫で、地面を這い、ほとんど何も達成していない。だが、わたしがそれを変身させると、その進歩と飛べる距離は、地面を這う毛虫には想像さえつかない!

  8.ファミリーは今、さなぎの状態だ。将来の終わりの時の出来事は、現在、一見毛虫のように見えるものと比べるならとても大きく、肉の思いからすればファミリーはどうやってわたしが約束した偉業ができるのだろうかと、簡単に思ってしまう。さて、荒野でのモーセとイスラエル人、そして過去における多くのわが民についてもそれが言える。

  9.あなたは、わたしが全能であることを理解しなくてはならない。もう一度言う。わたしは全能だ! つまり、わたしには不可能はないということだ。わたしは宇宙の創造主であり、わたしは存在するすべてを形作った。それを念頭に置くなら、わたしがどのようにしてこのファミリーという蝶を手にとって、宙に放ち、わがそよ風から力を受けて飛び立つようにさせるかが、すぐにわかるだろう。そして、愛する人たち、これから、まさにそれが起こりつつあるのだ。

  10.いったんファミリーがわたしの望む骨組みを築き、強化するなら、そしていったんそれがわたしの必要とする手段になるなら、また、最後まで頑張り抜いてわたしが望む者になるはずの者がそうなり、いったんわたしがこの手にしっかりこの一団、道具を持つなら、わたしはそれを手に取って、ダビデの家、マリアとピーターの家に住むだろう。

  11.あなたは言う。「おや、あなたはすでにファミリーに宿っていたのではありませんか?」 そうだ、宿っている。彼らがわたしを宿らせる分だけ。だが、譲渡が極めて重要であり、わたしを宿らせるには、彼らは委ねなくてはならない。彼らがわたしに委ねるなら、わたしは中に入る。いったん彼らが従順を通して完全に委ねるなら、わたしは完全に中に入り、最初の頃のように彼らの心を完全に治めて、わたしが行けと言うなら彼らが行くという状態に至らせる。たった今、現時点では、わたしが行けと言わない時にも彼らは行く。だが、将来はそうではない。わたしが、立って声を思い切り上げよと言う時、彼らはそうするだろう。退去してホームに行けと言う時には、彼らはそうするだろう。

  12.たった今、わたしはそのような軍隊を築いている。わたしは要求された骨組みを設置しており、いったんその骨組みに人が住み、委ねられた心によってそれが活動し始めるなら、次のステップはファミリーの拡大だ。つまり翼をつけるのだ。そして、いったん翼が完全につけられ、胴体にしっかり組み入れられたなら、わたしはそれらの翼を使うだろう。わたしが翼に風を吹きかけると、翼は胴体を持ち上げて、胴体だけでは行けないような場所に連れて行く。

  13.それが理由で、ファミリーが翼をつけることがそれほども大切なのだ。だが、骨組みがきちんとなるまでは翼をつけられない。今はその段階だ。いったんさなぎの中の胴体が完全に強められたなら、そしていったん翼が完全に発育し、翼が圧迫に耐えて、体の内の成長しきった部分になったなら、わたしはその生き物全体をわが霊に乗せるだろう。そして、蝶は高く舞い上がり、世界中がそれに気づくだろう。

  14.わたしは国々に次々とメッセージを与え始める。彼らはそれに気づくだろう。彼らがそれに気づく理由とは、わが小さな代弁者であるファミリーが何かを言い、それが実現するからだ。それから、あなたがまた何かを言うと、それも実現する。それが続き、この世のパロたちは、自分たちの中に預言者がいることに気づく。

  15.そうだ、あなたがたは国々にいるわが預言者となり、地上に散在しながらも結合力のある国民、代弁者になり、この世の国民たちに語りかけるだろう。愛する人たち、わたしはあなたのためにそれを計画している。

  16.だが、それはあなたの本当のミニストリー、本当の召しの始まりに過ぎない。わたしはそれをねらってきたのであり、あなたがわたしに従い続け、わが声がかすかに呼ぶ時に委ね続けて、わたしが「そこに行け」と言う時にはそこに行き、「これをせよ」と言う時にはそれをするようになることを望んでいる。あなたは疑問を挟んだり考え込んだりせずに、わが命令をすぐ行動に移す。

  17.最近、あなたがたは怠慢な家になっていた。体制の荒野でさまよっていた。だが、今、わたしはあなたを再び立ち上がらせ、わがギデオンの部隊を呼び出した。そしてあなたは、この任務を引き受けたいことを今の所、証明した。

  18.今、わたしに従うなら、あなたに準備ができた時、わたしはあなたを世界の舞台へと導くだろう。そして、わたしはあなたを通して国々に語るだろう。また、国々にばかりか、国々の民に語るだろう。彼らがわが声を聞き、諸々の天には神がいまし、地上には神の民がいること、また、サタンの支配がくじかれ、その国にいるわが失われた子供たちが希望を見いだすことを知るためである。

  19.あなたがたはわが召し出された者たち、最後の教会、エクレシアだ。多くの者があなたの所に来るだろう。そして、あなたがたは一つの集団としてパワフルになる。終わりの日々に立ち上がるには、その力が必要となるからだ。あなたは自分たち自身のためにその力を受け取るのではなく、むしろ、終わりの時に立ち上がり、わが仕事をするための力を受け取るだろう。わたしはそのためにあなたをパワフルにする。つまり、あなたがその力を使って国々に終わりの時のメッセージを宣べ伝え、そのメッセージなしにはわたしを見出さないであろう魂を刈り取るために。

  20.だから、来なさい! 準備はいいか? さて、あなたは準備している所だ。そして、わが聖なる言葉で約束した通り、愛するあなたがたを終わりの時の教会として使うために、わたしはこの改革と今の強めを通して、必要とされる変貌を遂げさせるだろう。あなたがたは召され、選ばれている。今、忠実になりなさい。愛しているよ。(以上、メッセージ)

弱さによる謙遜さの賜物

  21.(ママ:)このGNで皆さんと分け合っているメッセージのほとんどは、私個人についてのものではありません。でも、次のメッセージはもっと個人的なのですが、きっと喜んでもらえると思いました。主が私を使って仕事をさせることができるなら、あなたたちの内誰でも使って、どんな素晴らしい、驚異的なこともできることがわかるからです! 主に感謝しましょう、主はとても素晴らしいです。主は私たち全員の欠点を補われるだけ素晴らしく、そればかりか、私たちの欠点を主の栄光に使われるのです。イエス様、私がとても弱く、あなたをとても必要としていることを感謝します!

  22.(イエス:)わたしはあなたを、多くの助けを必要とし、わたしにだけでなく他の人たちに非常に依存している、素朴な女性に造った。あなたは、強く、大胆で、勇敢、そして時として支配的で押しが強い父ダビデとはとても異なっている。わたしは神聖な目的によって彼をそのように造ったのであり、彼はその目的を見事に果たした。

  23.わたしはあなたを異なったように造った。そして時としてあなたは自分の不足や欠点、弱さに落胆する。自分の弱さばかり考え、敵が落胆させようとしている時には、この言葉を思い出しなさい。「わたしがあなたをこのように造った」と。

  24.わたしはあなたをこのように造った。わたしはあなたをデザインし、あなたを造った。わたしはあなたを弱く造り、それによってこのような方法でわたしに栄光を与えるようにした。わたしはあなたを無力に造った。わたしはあなたを流ちょうには造らなかった。素朴にした。そして、あなたはこれらのことについて正直になるべきだ。共に働いている人たちや、自分の群れ、仲間であるメイトたち、この世に対して正直になりなさい。

  25.弱さとは大いなる強さだ。神の偉人たちの何人かは、最も弱い状態の時に最も多くを成し遂げることができた。わたしは使徒パウロを通して、弱さを誇るべきだと言った(2コリ12:9-10)。使徒パウロの外見は弱々しく、話はつまらなかった(2コリ10:10)。人々がパウロを見た時、その外見には感銘を受けなかった。だが、彼の証しには確信がこもっていた! わたしは知者をはずかしめるために、弱い者を選んだ(1コリ1:27-29)。それもわが計画の一部だ。あなたが弱ければ弱いほど、わたしが輝くことができ、わが霊がもっと現れる。

  26.わが女王よ、わたしはあなたを弱くした。そして、それはあなたを謙遜にさせる。敵はあなたをその弱さで落胆させようとするが、わたしがあなたをそのように造ったのだ。あなたはその弱さを誇るべきだ。その弱さを前面に出すべきだ。その弱さを得意がるべきだ。その弱さから謙遜さが生まれるのであり、謙遜さの霊があること以上に大いなる賜物、大いなる見本、わが霊が働くための大いなる機会はないからだ。

  27.わたしはダビデの子供たちにこの賜物をあげたい。弱さの賜物、謙遜さの賜物を。そして、彼らが謙遜な兵士の部隊、謙遜な預言者の部隊であって、その強さが謙遜さから生じるなら、彼らはわたしのために大いなることを成し遂げるだろう。これはダビデの子供たちが伝承し続けるべき徳であって、女王であるあなたは彼らをその方向に導くことができる。弱さの方向、謙遜さの方向、自己依存と自負を捨て、わたしに大いなる信頼を置くという方向だ。

  28.あなたがたわがファミリーは選ばれた世代として召されており、わが目から見て特別だが、あなたがたの特別な塗油、賜物、才能は、謙遜さという土壌に現れるだろう。あなたがたは女王の弱さによって導かれるだろう。この世はあなたを見て笑うかもしれないが、最後に彼らは、自分の弱さばかり考えるのではなく、それを強さとして利用する、これほど哀れで弱く、無力な部隊を通してわたしが何を成し遂げるかを見て、恐れかしこむだろう。この弱さを通して謙遜さが生まれ、この謙遜さを通して大いなるわざが現れたのだ。

  29.だから、女王よ、引き続き弱さの見本になって、この世をはずかしめ、わが霊が働くようにし、わが奇跡が現れ、行われるようにしなさい。この世は恐れかしこむだろう。彼らはわが言葉が成就され、わが強さが弱さの内に完全に現れるのを見るからだ。

  30.ああ、十字架にかけられた日、わたしはどれほど弱く感じたことか。どれほど無力に感じたことか。どれほど失敗者に感じたことか。父から任された役割を果たしているのは知っていたが、失敗したという気持ちは抗しがたいほどだった。わたしは弱さの内に十字架にかけられたが、神の力はわたしの内に生きていた。

  31.あなたがたファミリーは今までもこの世から軽視され、これからも軽視されるだろうが、その時、わたしはそこにいて、あなたを通して奇跡を行う。わたしはわが意志を果たし、それはあなたの弱さゆえのものとなる。それはあなたの謙遜さゆえのものとなる。敵があなたを落胆させようとして使う、まさにそのものゆえのものとなる。

  32.わたしはこれらの弱さを使ってわたしに栄光を帰し、わが言葉をたたえ、わがメッセージが伝わるようにする。あなたの失敗や欠点、弱さによって、わたしが強くなりあなたの内に働けるようになる。そのことゆえにわたしに感謝し、わたしに栄光を与えられるようになる時、あなたは正真正銘の賛美の武器が作動しているのを見るだろう。

  33.だから、女王よ、弱さによって進み、わが謙遜な軍隊を戦いへと導きなさい。敵は笑い、あざける者はあざけるかもしれないが、わが霊は勝利し、打ち勝って、わたしに栄光が与えられるだろう。(以上、メッセージ)

より深い闇、より大いなる光!-そして第二世代、第三世代についての励まし!

  34.(イエス:)黒雲がやって来つつある。それは疑いなくやって来るだろうが、わたしはこれらの暗い日々を使って、ファミリーをさらに光へと押しやる。闇は決して勝たない。それどころか、闇はダビデの子供たちにとって、確かに勝利を意味しうる。

  35.わたしは、この闇が訪れ、さらには急速に広がるのを許さなければならない。今がその時だ。人は何度も何度もわたしとわが真理を拒んだ。そして今は闇が急速に広まるべき時だ。それは起こらなければならない。その時は今だ。今月、さらには今年、あるいは来年も、この闇を完全に見ることはないだろうが、深い闇をもたらすこれからの出来事は、現在画策されている所だ。

  36.2005年の始めに告げたように、津波は悪魔が放った邪悪な霊たちによる、この世への知らせだ。これらの邪悪な霊は今あまねく広がり、彼らの仲間たちは多い。たいていの場合、彼らは組織化し、配置に着く間、静かに働いてきた。彼らは媒介にして働くための、最も影響力があり、すぐに服従する手先を捜している。それが近年の彼らの優先事項だ。

  37.わが子らよ、心に留めなさい。現在の闇の風潮の中で隙を見せないことは非常に重要だ。防御されていない霊の隙間ならどこでもすぐに入り込み、侵入しようとしている悪鬼たちが至る所にいる。わたしは、わが霊で守られている場所において、わが子供たちがわが霊の存在たちに力を与えるか、霊の存在たちの助けを引き出せるという法則を作った。あなたは従順によってわが勢力に力を与え、祈りによって彼らの力を引き出し、助けを利用する。それはあなたにかかっている。

  38.あなたはこう思う。「それでは世界中の何百万というクリスチャンはどうなのですか? 今起こっている事に対する彼らの役割は何なのですか? 闇がこれほどもはびこるのを防ぐために、彼らは何ができるのですか?」 問題は、彼らに何ができるかではなく、彼らが何をしようとするかだ。世界中には救われたわが子らが十分いて、悪魔の策略を完全に阻止することもできる。彼らはもしその気があれば悪魔の計画を阻止できるのだが、そうしようとしない。逆に、あなたがたも見たように、しばしば彼らは悪魔の意志を活発に行い、宣伝する。

  39.アメリカ最高の戦争屋の何人かはクリスチャンであり、わたしを知っているとは言うが、その行いはわたしに反するテスティモニーとなっている。彼らの何人かは救われている。永遠に生き、さらにはわたしのための奉仕を続けるという意味では救われている。だが、彼らを待っているのは悲しい奉仕の場所だ。それは彼らの選択が間違っていたことを示す永遠のテスティモニーとなる。彼らにとって来世でのわたしへの最大の奉仕は、「ああしてさえいたなら」というレッスンを教えるブースへの配属となる。また、場合によっては、「ああしてさえいなければ」というレッスンを教えるブースへと。彼らは自分のとても悪い、いやそれどころか恐ろしく悪い手本を使って教え続けることになる。これが彼らの運命、彼らの選択の結果なのだ。

  40.現在に話を戻そう。裕福な北は、言葉と行いにおいてわたしにそむきつつある一方、貧しくあまり知識もない国民はもがきくるしんでいる。ゆえに、この世は闇が急速に広まる準備が整っており、それは実際に起こっている。

  41.そして、これはわが子供たち、特にダビデの子供たちにどう影響するのだろうか? これは彼らを光の方へとまっすぐ放つ! 闇はわがファミリーに素晴らしい影響を与えるだろう。わが子らは今、この世の有様を魅力的だと思い、渇望しているが、闇がその前に立ちはだかり、それから霊的に彼らを前面に射るのだ!

  42.今日のファミリーの多くは正しい選択をしているが、できるほど、あるいはすべきほど勢いよく前進していない。彼らはそう試みているが、以前あまりにも遅れを取ってしまったので、わたしが望むだけの前進を遂げる方法がわからない。彼らは今でも徐々に強くなっている所であり、そこで闇があなたにとって益となる。わが弟子たちは正しい選択をしているので、彼らは今、わが光へと勢いよく放たれるのを待っている。そして、わたしが使う石弓とは、この世を飲み込もうとする、この闇なのだ。

  43.この闇がどのように見えるかを具体的に説明するとすれば、わが忠実な子供たちのほとんどを恐れで満たすだろう。だが、ただ闇が来つつあると告げ、それがいかにしてダビデの子供たちの人生に良い実を結ぶかという約束を与えるなら、あなたはほんのささいな心配をする一方、心の焦点は光と約束に合わせられる。わたしはあなたの関心の的を光に当てようとしており、闇はあなたを光に無理矢理押し出すだろう。わが子らよ、これは紛れもない喜びだ!

  44.あなたは捨てられたりしない。それどころか、とても良く世話されるだろう。わたしが与える世話はとてもしっかりしているので、この世はそれに気づくだろう。わたしはわが子供たち全員を、わたしが置いた領域内に、この世の標識灯として、一人一人配置する。

  45.現在、あなたは弱く、もがいているように見えるかもしれない。多くの人は弟子になろうと試みているが、彼らが来た背景には弱さがこれほど深く根付いているので、現在わがフルタイムの弟子になろうと努力しても、往々にして、とてもそこまでは及ばない。だが、彼らは前進することを選んでおり、それがわたしにとって大切なのだ。わたしは外面的な成功や失敗だけでなく、心と、そこにある愛と従順、忠実さを見る。彼らは喜んでやろうとしており、委ねている。そして、心が正しい位置にある。だから、彼らはわたしにとって、彼らを発射したり、さらには彼らの周りの世界に対する光の標識灯となる場所へと押しやるのに好都合な場所にいるのだ。

  46.これはあなたがたの第一世代について言える。また、第二世代、第三世代もそうだ。各世代にはそれぞれの戦いがある。若い世代にはかなりの葛藤があり、わたしは答えと解決策を与えたのだが、時として、彼らを妨げているものゆえに、その実はわが約束と合致しないように見える。

  47.わが言葉とわが方法への馴れ合いがファミリーの第二世代と第三世代の多くを妨げていることはわかっている。それは彼らが戦うべき戦いだ。わたしも当時、地上での戦いを戦った。わたしはわたしの奉仕が始まる前、必要とされていた最後の備えをするために、40日40夜悪魔と戦った。わが父は悪魔の闇を使って、光の標識灯となるべきわたしを前へと勢いよく放った。

  48.わたしもまた、この世を飲み込もうとしている闇を使って、すべての世代のダビデの子供たちに同じ事をする。多くの者は譲渡と弟子であることの選択をしているが、それでも目の前に定められたゴールに達するのに苦労している。あなたはこれらの弟子を見て、彼らは何を待っているのか、どうしてわたしが与えたすべてのものを使ってもっと多くを行わないのかと思うこともできる。だが、彼らはそうするだろう。今、自分にできることをしているすべての者たち、これらのわが弟子たちは、闇が完全にあらわになる時が来れば活気づき、今まで不足していた力を受け取るだろう。そして、その日は間近に迫っている。

  49.彼らは現在、正しい選択をしているが、それでもわたしのために完全に活発になることができていない。彼らはわが言葉とわが方法への馴れ合いに妨げられている。だが、わたしは彼らの選択を見る。そして、彼らの馴れ合いについて憐れみを持つ。そして、闇が実際にこの世を飲み込む時、わが光の子らは前面に発射されて、召されていた通りの標識灯になるだろう。

  50.これらの言葉を自分の励みとしなさい。親、シェパード、ベルウエザー、責任ある地位に就いている者たちは特に、この励ましを必要としている。あなたがたは何度も落胆し、ファミリーはわたしから絶えず召されていた純粋な弟子の資質に目覚めるのだろうかと思った。それは実現する。あなたがたの軍隊を、清く純粋で、召し出された状態に保ち続け、これらの委ねてはいるが眠たげな者たちがわたしのための原動力となり、この世に対する強烈なわが光の標識灯になると信頼しなさい。

  51.わたしがこれらの言葉を与えたのは、わがベルウエザーやシェパードたちが、この備えが実を結ぶこと、つまりファミリーに生まれ育った者たちにわたしが召している、ラディカルな弟子としての生き方の完全なる実を結ぶという信仰を失わないことがとても大切だからだ。

  52.女王よ、正しい選択の道に沿って彼らを導き、戦うように、この世を捨てるように、強く立つように励まし続けなさい。その時が来れば、彼らの鍵は回され、彼らはわが強くラディカルな光の標識灯となるだろう。

  53.ファミリーの多くの者たちは、ダビデの生涯の仕事が軌道に乗る何年も前の状態によく似ている。彼らはこつこつと忠実に働き、ここそこで少しずつ行い、わたしのために仕えようとし、わたしに人生を与えようとしているが、わたしが彼らを造った目的である、強力で一貫性のある光の標識灯にはなりきっていない。

  54.けれども、ダビデの場合、それまでの間正しい決断をし、わたしのための愚か者になることをいとわず、すべてを捨てることをいとわなかったゆえに、その時が来ると、彼は適切な時に適切な場所にいた。そしてわたしが彼の鍵を回すと、彼はパーッと飛び出して、もう戻ってこなかった。

  55.第二世代、第三世代にも同じ事が起こるだろう。彼らを正しい道に導き続け、正しい選択をするよう励まし続けなさい。闇が世を支配する時、ダビデの鍵が完全に彼らの人生に作動し、彼らはわたしが定めた通りのラディカルな小さなダビデとなって飛び出すというのがわたしの約束だからだ。彼らはもはや馴れ合いによって妨げられず、わたしのために明るく燃え、多くの人を導いて闇から引き離し、完全に光を受け入れさせる。

  56.彼らはとても強くなるので、あなたがたは恐れかしこむだろう! あなたは彼らを見て、「これは私が知っていた子供たちだ。イエスに仕えていたが、必要とされる完全な確信があるように見えたことは一度もなかった。でも、彼らを見てみなさい! 彼らは新しい人になっている!」と思う。そして、彼らはまさにその通りになるだろう。

  57.喜びなさい、この約束は真実だから。光の道と、現在のための正しい選択に沿って彼らを導き続けなさい。そうすれば彼らはこのエンパワメントを受ける備えが整う。そして、その時が来れば、わたしは彼ら一人一人のためにダビデの鍵を回し、彼らは、今この時代のためのわがラディカルな真理でもって、この世を明るく照らすだろう。それは実現する。(以上、メッセージ)

  58.(ママ:)私は、これが第一世代にも当てはまるのかどうかを主に尋ねました。あなたたちの多くも、きっと、ファミリーを始める以前のダッドと同じような気持ちだろうからです。たぶん、自分はこの程度で終わるのか、あるいはこれからもっと多くの事が起こるのだろうかと思っているでしょう。私たちの素晴らしい夫、主はこう答えられました。

  59.(イエス:)そうだ、愛する人たち、もっともっとある! わたしは、子供を愛し、子供が定めを果たすのを見たいと切望しているある母親を通して、このメッセージを与えた。彼女が第一に懸念していたのは、子供のことだった。だが、これらの約束は、これまでしがみつき続け、正しい選択、つまり強めとなり、時が来ればわたしのために爆発する備えとなる選択をしているダビデの子供たち全員に当てはまる。

  60.愛する人たち、あなたがたはそれぞれ、自分の定めを果たすだろう。わたしがあなたの将来やミニストリー、あなたの証しの広い影響力について与えた約束の一つとして成就されないものはない。すべては見事に成就され、小羊の婚宴では誰もが、取るに足らない老いたあなたがたを通してわたしが行うことのできたすべてについて驚きの賛美をするだろう。だから、くじけるな。これからが見物だ!(以上、メッセージ)

新しいダビデの詩篇!

  61.(ダビデ王:)愛する女王よ、あなたのために特別で、二つとない、小さなプレゼントがある。主は私に、詩篇に似た調子と形式を使って、あなたのために真新しい詩篇を書くよう言われた。

  62.これをうまく行かせるには、地上の言葉で節を書かなくてはならないが、愛するシェークスピアが親切にも私のために詩篇を翻訳しようと申し出てくれた。欽定訳の詩篇と同じ美しく詩的な形式を保ちながら、現代風のタッチを加えるためだ。これを楽しんでもらえるよう望む。そして、私たち二人は、あなたの誕生を心から祝おう。

  63.(ママ:ダビデ王からのこのプレゼントはとても気に入っているのですが、皆さんに分け合うには、私にとって恥ずかしく謙遜にさせられる部分が2節ほどあります。私の謙遜さと偉大さについて語られている部分です。というのも、私を通して輝くいつくしみや愛はすべてイエスからでしかないというのは、疑いもないからです。主がいなければ、私は本当に無です。それで、私自身に関心を引くのはあまり好きではありませんし、私はどんな功績にも値しないように感じます。

  64.要するに、この誕生日のメッセージを分け合いたくはなかったのですが、私のヘルパーの一人がそれについて祈り、皆さんにこの美しい詩篇を楽しんでもらうのは私にとって謙遜にさせられる行いだと受け取りました。ですから、もし飛ばしたければ、私についての部分は飛ばしてもいいですよ。ハ!主をほめよ。主は私たちが自分を見るのとはとても異なった見方をされます。主はこんな私たちにもかかわらず、愛して下さいます。主は素晴らしいですね?)

  主の御手は強く広い。主の御手は主の民を覆い、敵対者たちから彼らを守られる。

  あなたの魂の敵対者たちは逆巻く水のようにあなたを取り囲む。彼らはあなたを取り囲み、滅ぼそうとする。彼らは情け容赦ない。

  だが、主は大いなるかな。また、主が与えられた鍵の力は大いなるかな。敵対者たちの中に平らな道が開かれ、あなたは傷もつけられずに向こう岸に歩いてゆく。

  主は彼らをからからに干上がらせるので、彼らはちりのようになり、風に吹かれて跡形もなくなる。あなたは救われ、幸せと大いなる喜びをもって主に仕える。

  あなたの敵対者たちは、主の強い御手があなたを守るのをまざまざと見る時、恐れをなす。

  あなたの敵対者たちは、あくどい攻撃にもかかわらず、あなたやダビデの子供たちに臨む平安を見る時、恐れをなす。

  あなたの敵対者たちは、主に信頼することの力と、鍵の途方もない力を通して主の子供たちがかつてないほど強力な軍隊になるのを見る時、恐れをなす。

  主の軍隊は主の御言葉に浸ってきたからだ。彼らは御言葉を浴び、その中で泳いだ。彼らはそれを聞き、それを語った。

  彼らは心の奥深くに御言葉を植え、霊の畑からその実をもいで、労苦の実を楽しんだ。

  私たちは御言葉の力強さゆえに主をほめたたえる。御言葉は命、力であり、主の御名にまさってたたえられているからだ。

  主への賛美を歌い、主への愛を率直に告げよ。

  主の御名と御言葉を、歌と踊りでたたえよ。主は賛美にふさわしい方であられる。

  主の女王は主の子供たちに神の言葉をささやき、それを彼らの唇に置いた。彼女は謙遜さと愛の内に主の子供たちを教えた。火がわらを焼くように、女王の謙遜さは敵対者たちの誇りよりも強い。太陽が争わずして闇を貫くように、女王の愛は敵対者たちの憎しみよりも強い。

  ああ、主のすべての子供たちが同じ愛と謙遜さを身にまとうように。ああ、彼らが女王のように御言葉を愛するように。

  心を尽くして全能の主を賛美せよ。あなたの唇に賛美の言葉があるように。主は偉大であられる。

  主は人の想像を超える情熱で主の花嫁を愛し、人の思いでは想像できないような贈り物を用意された。

  星が明るいように、花嫁が抱く主への愛は強く、すべての国民がそれを見る。このように、主の愛は明るく輝き、花嫁の心のすべての願いをかなえる。

清さを保つ!

  65.(イエス:)わたしはあなたの将来について多くの約束を与えた。わたしはあなたのためにもファミリーのためにも、多くの約束をした。そして、わたしから見たあなたの将来は明るい!

  66.ファミリーは全体としても個人としてもわたしに近づいており、これはより大きな祝福と報酬をもたらすのみだ。これからの数年間、一人一人がわたしに近づき、わがカウンセルをフルに実行していく時、あなたはわが力の実際的な現れをもっと見始めるだろう。

  67.あなたがあなたの側の条件をそのまま果たすなら、わたしは現在わたしにできるよりももっと多くの力強い奇跡を強く打ち出せるようになる。わたしとのより深い親しさは、鍵をより完全に、深く理解すると共に、鍵の力をより明白な方法で活かすための、より深い知識と能力を持つのを可能にする。

  68.わが子供たちがわたしを邪魔するのをやめ、委ねた器になり、わが力が流れるより良い経路、より良い導管になるなら、驚くべき結果となる。彼らがわが言葉への信仰によって成長し、この世の罠を拒み続け、わが思いを思うなら、彼らを止めることはできなくなる。

  69.この強めはすでに進行中だ。ファミリーはもう少しで、わたしが彼らに使えるようにしたフル・パワーを完全に活かし、役立てられる所まで行く。再生は莫大な飛躍だった。わが花嫁の多くは、自分がもつれにからまっていたこと、思いが罠にかかり、時間の使い方がそれていたこと、さらには、強めや高め、信仰が鍛えられることを願いそれにあずかることで築かれる、霊の世界の基本的原則に対する間違った態度が築かれていたことに気づいたからだ。

  70.けれども、わが花嫁の多くが、この世やその現れのすべてをまだ完全に捨てていないので、これからこの障害を乗り越えなければならない。多くの者たちは多くを捨てて、自分たちの人生、心、霊が強められ、新たになったのを見たが、彼らの人生には、まだ捨てられていない「ハッダースフィールド」の区画が残っている。「この世にうまくとけ込みたい」という願いであれ、自分で間違っていると知っていて、理論上は捨ててはいても実際には完全に捨てていない何かを切望することであれ、これらのものが障害となって、わたしは彼らを完全には使えない。

  71.これらの肉のものを捨てるには時間がかかる。わたしはわが子らに、そのすべてを捨てるよう無理強いはしない。わたしに必要なのはやる気のある志願者だからだ。わたしには、泥沼をくぐりぬけて、大切なのはこの世やこの世の考え方やこの世の理想ではないと気づいた者たちが必要だ。わたしには、より余すところなくわたしに使われるために、そのような人生の名残や世俗の優先順序、思考様式を喜んで捨てる者たちが必要だ。

  72.ファミリーの若者の多くは他人の意見を少し気にしすぎる。彼らはこの世にうまくとけ込みつつ、何か「良いこと」、「役に立つこと」をするという役割を果たすことを嬉しく思っている。彼らは、いつもそうなるとは限らないことを知っている。時代が悪くなるにつれて、いつもいつも「うまくとけ込む」ことはできなくなると。その時代は急激に近づいており、わが子らはもっと一意専心しなければならない。彼らは選ばなければならない。成り行きで、突如としてもはや体制の一部でなくなるということはないからだ。そうだ、最後にはこの世はどんどん暗くなっていくが、今、この世にとけ込もうという態度があるなら、最後に彼らは、わたしが必要とする、分離した召し出された花嫁ではなくなるだろう。

  73.わたしは花嫁たちに、今、この世のものをもっと完全に捨ててもらわなくてはならない。体制が再び人生に少しずつ入り込むのを許して、ついには二回目の再生が必要になるのではなく。

  74.これは緩慢な過程だが、彼らが持っているかもしれない間違った態度についてわたしの前に来て、もしそれがわたしからのものでないならそれを取り除くこと、また、自分がほしいものや持っているものでも、わたしの奉仕においてそれが邪魔になっているとわたしが心にささやいたものについてわたしの前に来ること、わたしが持ち出す彼らの人生のいかなる側面についてもわたしの前に来ることによって、毎日もう少しずつ捨て続けるなら、わたしは、わたしからでないものを少しずつ取り除いていく。

  75.わたしは一度に全部を求めはしないが、一度に一歩ずつ彼らを成長させ、どれがわたしからのもので、どれがそうでないかに気づくのを忍耐強く助けるだろう。わたしは徐々に彼らを清め、白くして、彼らの水路にわが純粋なエネルギーが滞りなく十二分に流れるようにする。

  76.多くの人は、彼らがわだちやこの世の物事や願い、欲求に戻るのは仕方がないと考える。この態度は変わらなければならない。彼らが必死であり、わが声に耳を傾け、一歩一歩わたしに尋ねるなら、彼らが選択しなければならないたびごと、彼らが何かに誘惑されるたびごとに、もし彼らがわたしの与えるカウンセルに従うのであれば、わたしは彼らが再び沈んでいったり、進歩が止まったり、わたしが彼らを引き出した泥沼に戻ったりするようなことはさせないだろう。心から近く従いたいと願っているなら、わたしにすべてを尋ねることによって、彼らは近く留まることができる。

  77.たいていの場合、何か大きなものが彼らを徐々に離れさせていくのではない。それは、わたしに聞くには「小さすぎる」「小さな」選択、「一度ぐらい構わない」とか「大丈夫そうだからやってみよう」といった選択なのだ。そういった落とし穴が、わたしに完全に所有されるという小道を後退させる。

  78.もう一つ、わたしに完全に所有されることの敵は、プライドだ。天使たちでさえ、もしプライドがあるなら、わたしから完全に所有されたり使われたりできない。こんなに多くの者たちが堕落したのはどうしてなのか? 彼らはサタンの言葉のプライドに根を下ろさせてしまった。そして、自分の強さが自分を救えると考えるようになり、今まで達成したすべてを自分自身の力と強さの功績とすることで、わが純粋な力から自分たちを遮断してしまった。そして、彼らの光、つまり彼らの内にあった光は、闇に変わってしまった。

  79.彼らは今、彼らには自分自身の力があると約束した者の奴隷となって生きている。彼らは自分自身何もなく、わが意志を行う力の水路として造られた。彼らは今、堕落させ、ねじ曲げ、台無しにし、ゆがませ、破壊する源となるものの奴隷となっており、それが彼らを滅ぼし、台無しにし、ゆがませている。

  80.花嫁たちよ、それと同じような罠にはまらないように、清く、愛情深く、真に命を与えるわたしの力をあなたの中に流れさせなさい。あなたに手柄を引きつけようとしたり、わが力を使うことによって栄光、名声、手柄を求めようとする、いかなるプライドの痕跡をも捨てなさい。これは、わたしがあなたがた一人一人を十二分使うことの邪魔となるだけだから。(以上、メッセージ)

主がどのように万事うまく行かせて下さるかをかいま見る・・・

  81.(ママ:)次にあるメッセージもまた、私自身に宛てられたものです。とても美しく、聞くたびに感謝で涙が流れます。これを分け合いたかったのは、主がどのように万事をうまく行かせて下さるか、そして私たちが主の仕事をしなければならなくても、主は私たちが心に大切にする人たちを実に完ぺきに世話して下さることが表れているからです。また、霊の世界や、そこでは物事がどのようになっているかについてのとても興味深い洞察も幾つかあります。

  82.(天国の女性、アネット:)私は特にあなたを助けるために遣わされているスピリット・ヘルパーではありませんが、主はあなたに自己紹介をさせて下さいました。主は、今がその時だと言われました。マリア、私はしばらく前からこの機会を待っていたのです。そして、ついにその時が来て嬉しいです。

  83.私の名前はアネットです。天国に来て間もなく、たぶん、地上の時間では数年前だと思います。私には大して特別な所はありません。地上ではごく平凡な女性で、二人の子供の母親でした。私は信心深く、思いやりある女性でしたが、偉人や有名人ではありませんでした。あなたも私のことを聞いたことはありません。一度だけ、短い間出会ったことがあるだけです。でも、きっと私のことは覚えていないと思います。地上で、私は夫と子供を心から愛していました。もちろん、今でもとても愛しています。ですから、急死した時には、みんなにとって、それも特に子供にとってとてもつらいことでした。

  84.ここに来てから、私は思いもよらなかった特別な訓練を受けていますが、それ以外にも、主は私の心の願いをかなえてくれました。子供の近くにいて、彼らを世話し、守護天使のように見守ることができることです。私には、あなたのように息子と娘がいます。私がここに来て以来、彼らには浮き沈みがあり、時々、彼ら自身の決断、それもしばしば間違った決断をするのを見るのはつらく、心が痛みます。

  85.でも、私はできるだけ彼らのそばにいて、いつも助けの手を差し伸べ、心に語りかけ、彼らの霊を正しい方に導こうとしてきました。彼らは耳を傾けることもあれば、傾けないこともありますが、私はどの母親でもそうするように、昼も夜も、忍耐強くそして愛情深く、そこにいるのです。私はあらゆる機会を使って、彼らが正しい選択をするのを助けようとしました。また、イエスをもっとじかに知ることができるよう、助けようとしました。

  86.さっき言ったように、私はここに来て以来、夫である主や他の人たちから特別な訓練も受けました。最初、イエスや天国での偉人の何人かからとても密な個人訓練を受けて、幾分驚きました。もちろん光栄に思いましたが、少し戸惑いました。少し前のある日、もう少し事情がはっきりわかってきました。主が湖のほとりに散歩に連れて行ってくれ、そこで、私に特別な頼み事をされたのです。主は、私のために特別な任務を持っておられたのです。

  87.主は私を、ある青年と、その母親の生涯に関するいわば対話式の絵像による歴史のようなものに連れて行かれました。どういうわけかその女性には何となく見覚えがあるような気がしたのですが、それが何なのか、はっきりわかりませんでした。私は、その女性が彼を受胎した時から、彼が死んだ時までの生涯を見ていました。私はすべての喜び、苦しみ、祈りに次ぐ祈りを感じ取りました。その母親とは、マリア、あなたです。そして、息子とは、ピートです。

  88.天国ではほんの短い間ですが、その時、私はピートと共にあなたの人生を生きました。すると、私たちの夫、主は、私に、自分の子供への愛と、わたしが彼らに与えようとしてきた世話のすべてを、代わりにピートに向けてくれないかと尋ねられたのです。主は私に、ピートの生涯のこの時に、彼を第一に世話する者となってもらえないかと言われました。そして、その代わりに、主は私の子供たちを、主にしかできないような方法で世話して下さると。

  89.主は、もし私がその時期にあなたの息子さんを世話し、助けるためにすべてを捧げるなら、主も私の子供たちに対して同じようにすると言われました。そしておまけとして、主はこれを私にとって拒みきれない申し出とするために、私の子供たちのために祈るようあなたにお願いできると言われたのです。女王マリアの祈りは天国において力があります。彼女は王の耳と御国の鍵を自分のものとしているからです。私たちの主はあなたを拒みません。そして、天国全体があなたの命令を待っています。

  90.わたしはこれを頼む機会を何ヶ月も待っていました。天国にはすべての事柄にふさわしい時と場所があって、私たちは主の予定表を守らなければならないからです。でも、イエスは、今こそあなたの所に行って、私があなたの息子さんにしていることを告げ、私の子供たちのための祈りを求める時だと言われました。

  91.マリア、私はあなたの息子さんを愛しています。そして、自分の子のように世話しています。昼も夜も彼と共にいます。心と魂のすべてを彼に注いでいます。まだまだ先は長いですが、彼はますます私に耳を傾けるようになり、学びつつあります。私はあなたのように彼を愛しています。今、あなたにお願いします。私に代わって私の子供たちを愛し、彼らのために祈って下さい。あなたの祈りは、私にはたとえここからでさえできないことを為すからです。私たちの夫、主は答えられるでしょう。

  92.そして、あなたがすべきことを続けて下さい。あなたの群れを養い続け、強め続けて下さい。私たちの主があなたに与えたミニストリーにたゆまず励んで下さい。イエスがどうやって子供のための私の祈りに答えて下さるかはよくわかりません。彼らがファミリーの誰かを通してか、あるいはあなたが注ぎ出す、王である主からの言葉を通して、主をもっと良く知るようになればと願っています。私たちの祈りがどう答えられるかを知ることはできませんが、きっと答えられる、そしていずれすべてがうまくいくと知っています。

  93.マリア、あなたの息子さんは無事です。彼は安全です。ここにいた方が、彼にとってずっと良いのです。私はいつも彼と共にいて、彼を助け、彼に語りかけ、彼も私に耳を傾けています。彼はこの取り決めを知りません。ただ私の愛と、私から受け入れられていることを感じているだけです。ただ、彼がここに着いた瞬間から私がいつも一緒にいて、彼を助け、世話しようとしていることしか知りません。私は、彼が成長し、変わり、彼がなり得たはずの人、そしてこれからなれるはずの人になるのを助けています。

 

 94.マリア、私は母にしかできないような方法で彼を愛し、世話しています。そして、これからもそうするでしょう。(以上、メッセージ)

  95.(質問:)アネットがピートを助けるという任務に就いている間、誰か他の人が彼女の子供たちを世話しているのですか?

  96.(イエス:)そうだ、ピートを世話するという新しい役割を担うようアネットに求めた時、それには彼女の集中力とエネルギーの大半を要すると知っていたので、わたしは彼女に、彼女がいない間、わたしが子供たちを特に世話すると約束した。彼女は喜んでこの申し出を受け入れた。天国にいて、舞台裏が見え、わたしがどれだけ忠実に約束を果たすかがわかるので、自分の子供たちの幸せについては少しの心配もなかったからだ。彼女は、わたしの仕事を行い、子供たちをわたしの手の内に置いている間は、わたしがわたしにしかできない方法で世話していることを知っている。

  97.同じ原則が、地上であなたがたに色々なことを求める時にも当てはまる。ただし、あなたはしばしば、舞台裏で起こっていることがわからないので、大きなテストとなるが。だが、わたしが何かを世話すると言う時には、本当にわたしはそれを世話し、他の誰にもできないような方法でそのための備えをする。

  98.アネットの子供たちは、彼らに十二分に専念し、関心を与えているスピリット・ヘルパーに世話されている。アネットも、今でもある程度世話しており、ちょくちょく彼らの様子を見て、それらのスピリット・ヘルパーにカウンセルやインプットを与えている。だから、彼女は今も世話している。そして、自分の子供たちがよく世話され、自分はピートを世話するというとても重要や役割を果たしていると知って、この取り決めをとても喜んでいる。(以上、メッセージ)

  99.(質問:)アネットは、ママの祈りは、彼女が天国からさえもできないことをすると言いました。それはどういう意味ですか?地上にいる人がどうやって天国にいる人のできないことができるのですか? 

  100.(イエス:)他界した多くの者が、地上にいる家族の祈りや、さらには一度も会ったことのない地上の人々の祈りによって自由になっている。あなたがたの父ダビデは、解放されることを望んでいる霊たちのために祈った。エドガー・アラン・ポーや、宝船に乗った人々、その他大勢の人たちのために。

  101.地上の人々の祈りは力強い。信じ、祈るには大いなる信仰を要するからだ。わたしは、あなたがたが祈る時、物事が起こると言った。アネットはそれを知っている。だから、彼女は、女王の祈りは自分が天国からさえもできないことを行うと知っているのだ。

  102.だからと言って、天国の霊の存在たちの霊の力は無力だとか、軟弱だとかいうのではない。彼らは多くの面で強力でパワフルだ。だが、地上のファミリーにも、敵と戦い、わが勝利を導き入れるための、現実的でパワフルな霊の武器が与えられている。祈りはあなたがたの強力な武器の一つであり、あなたは地上で祈る祈りなど、天国での祈りほど強いはずがないと思うかもしれないが、そんなことはない。

  103.地上からのあなたの祈りは霊の世界において強力だ。そしてある意味で、それらの祈りは、天国で祈られた祈りにはできない方法でわたしの手を動かす。地上で完全なる信仰をもって祈られた祈りには、地上の世界においても、霊の世界においても、強い影響力がある。というのも、わたしは地上のわが子らの信仰を特別な方法でたたえ、わたしはあなたの祈りに答えるという約束を果たすからだ。(以上、メッセージ)

  104.(ママ:)私は、アネットの子供たちを助けるために何か他にできることがあるかどうか、彼らを探すべきか、彼らに一番必要なのは何かを主に尋ねました。

  105.(イエス:)あなたは、他の失われた羊たちのために祈るのと同様、アネットの子供たちのために祈ることで、彼らがわたしを知るよう助けられる。彼女の子供たちは救われているが、彼らにはわたしとの個人的な関係がない。だが、それこそ、彼らが慕い求め、またわたしが慕い求めているものなのだ。彼らはどうすればそういった個人的な関係を持てるかを知らない。

  106.彼らがファミリーを通してであれ、彼らがわたしをもっと個人的に知るのを助けられる他のクリスチャンを通してであれ、霊的な羊飼いに会えるよう祈りなさい。彼らの人生に必要なのはそれであり、それが彼らにとっても、アネットにとっても、最も意味深いこととなる。あなたの仕事は祈ることだ。残りはわたしがしよう。わたしがあなたがたの祈りに答えることで、彼らのために働こう。(以上、メッセージ)

ピートの天国での進歩について、さらに!

  107.(ママ:)私は、ピートについてや、彼がどのように成長し、変わってきているかについてのこのメッセージを出版することが気がかりでした。ピートとアンジェラの死にまつわる状況により、彼が天国にいて素晴らしいイエスから完全にゆるされていると考えるのは、あなたたちの多くにとって今でもかなり微妙なことだと知っているからです。それについて、主からのちょっとした励ましがあります。

  108.(イエス:)初期のクリスチャンたちの多くは、パウロが改宗して新しいミニストリーを始めた後も彼を信じなかったが、それでもわたしは彼を遣わしてわが言葉を宣べ伝え、彼を福音の代弁者として使わなければならなかった。それには、わが言葉を教会に伝えるというパウロの信仰と、パウロの説教を信じ、受け入れるという初代教会の信仰が必要だった。それをした者たちはわが言葉で祝福されていた。彼らは不可能を可能にする信仰と、天国とのより近いつながりによって祝福されていた。

  109.ファミリーはピートについて少し神経質になっているが、古いピートが死んで新しいピートが古きものの灰から生まれたことに完全に気づく時が来なければならない。

  110.ファミリーはピートを否定的な見方で考え続けることはできない。彼らはピートをゆるし、前に進み、わたしがすることはすべて素晴らしいと信頼しなければならない。ファミリーは、ピートの死を取り囲む闇や、敵がどのようにピートを利用したかに関する事から清められなくてはならない。そして、代わりに、天国は奇跡の場所であるという素晴らしい事実を思いの中に入れなければならない。

  111.サタンがわが子供たちにあらゆる問題を起こした後で悔い改め、改心するとしたら、サタンでさえも救われるだろう。わが愛と憐れみはそれほども大きく、深い。

  112.天国で融合するあらゆる霊の存在の力とわが力が一体になると、それはピートの心や悔い改めようという気のあるどんな人の心も変えるだけ大きなものになる。だから、誰も、ピートが成長し、変わり、わたしに意志を委ねるようになっていると聞いて驚くべきではない。今、彼は、大勢の天国の霊の存在と、彼を創造したわたしの前にいるのだから。

  113.ピートの道のりは長い。まだ終わりとはほど遠い。そして、天国では自責の念や明確さによって物事がどう見えるかをもっと理解するなら、ピートが経験してきたこと、またこれから経験し続けることは決してたやすくないのがわかるだろう。彼はこれからも、レッスンを学ぶ益となることを経験し続けるだろう。そして、ピートがやり遂げ、この学年を卒業するレベルに達したとわたしからみなされる時、彼はまさにそれに値する者になっているだろう。(以上、メッセージ)

アクティベーテッドを推進し、すばしっこいダビデの子供たちを作る!

  114.(イエス:)愛する人よ、ファミリーの将来に関する大切な洞察を教えよう。たった今、アウトリーチに関する最も大切なファミリーの仕事とは、アクティベーテッド・マガジンを出し、購読契約を取り、世界中の人々をこれらのわが言葉で養うだけでなく、夢中にすることだ。これは、今の段階において世界に手を伸ばすという面でわたしがファミリーに与えた最も大切な仕事だ。

  115.これらのマガジンには人々を解放する言葉がいっぱい詰まっている。その言葉は読者をすばしっこくするので、悪魔は彼らをつかめなくなる! マガジンを読めば読むほど、すばしっこくなる。悪魔がつかもうとすればするほど、また力を入れれば入れるほど、これらのマガジンの中にあるダビデの言葉を読むすばしっこい読者は、真理を語るよう強いられる。そして、彼らは語るだろう!

  116.ダビデの子供のフルタイムの弟子は、ただの枠組みにすぎない。この言葉を世界中に広め、すべての人の耳に達するようにするのは誰かというと、それは、これらのマガジンによってあなたがたが養っている羊たちだ。そして、現在の迫害がファミリーにとってもっとメッセージを出す助けになるように、将来の迫害もアクティベーテッド読者がメッセージを出すのを助け、強いるだろう。

  117.あなたは、悪魔がつかめない、すばしっこいダビデの子供たちをもっと作らなくてはならない。これらのマガジンを出しなさい!

  118.わがマリアよ、喜びなさい。このようなすばしっこいダビデの子供たちは増えている。あなたの弟子がどんなに弱いと感じる時があっても、彼らがダビデの言葉を忠実に従い、アクティベーテッド・マガジンを出し、購読契約を取っているなら、あなたがたはどうしてもわたしのために世界を征服することになる。それが、わたしからのメッセージだ!

  119.時は迫っている。だが、ファミリーがベストを尽くしてこのマガジンの促進に集中するなら、わが羊を養う時間数は延びるだろう。

  120.ある秘密を教えてあげよう。エンドタイムとわが言葉の流れについて、あなたがたが十分理解していなかったことだ。わが言葉を広めるのが難しい時が来る。それは保証する。アンチキリストは世界に対して強い権力を握るようになるので、わが言葉を広めるのが難しくなるだろう。だが、それがどれだけ厳しくなるか、あるいは難しくなるかは、現在のファミリーがどれだけ献身するかにかかっている。ファミリーがまるで唯一の命のパンであるかのようにアクティべーテッドを促進するなら、そしてわたしがあなたに出会わせ、養うことを期待する人たちにとって、それはまさに唯一の「命のパン」なのだが、その時、あなたは人々の人生に、わが言葉の流れが決して止まることのない強い進入路を築くことになる。

  121.ファミリーがためらうことなく、全身全霊を込めてわが言葉を広めるという方向に進むなら、そして特にアクティベーテッドを広めるなら、ダビデの言葉がものすごい勢いで世界にあふれるようになるので、サタンはその流れを断ち切ったり、食い止めたりできなくなる。まるで、無限の貯水池から水が流れ出るようになる。貯水池の水門が全部開くなら、サタンはそれらを閉じることができない。だが、水がチョロチョロ流れている程度だったら、サタンにとってそれをせき止めるのはずっと簡単で、あなたにとってわが言葉の洪水を起こす新たな手段を見つけるのはずっと難しい。

  122.それは、現在のダビデの子供であるあなたがたにかかっている。あなたはアクティベーテッドを、最も貴重な命のパンとして出すだろうか? 実際そうなのだが、あなたはそれにふわさしく行動しているだろうか? もしそうなら、それは軌道に乗るだろう! わが言葉はわが子らの心に深く根付く。そして、わが言葉がアンチキリストの台頭とその邪悪なやり方からわが子らを救い出すのを妨げるものはどこにもないだろう。終わりの時には、世界はすばしっこいダビデの子らでいっぱいになるので、アンチキリストは望むような影響力を持つことができない。そうして、わが言葉の流れは止めることができなくなるのだ。

  123.だが、すべては、現在いくつの水門が貯水池に向かって開いているか、貯水池からの水路がいくつ掘られているかによる。今はこのような水門をどんどん開き、さらに多くの水路を掘るべき時だ。なぜなら、今日なされる事が、まもなくやってくる最悪の時代にわが言葉がどれぐらい羊に伝わるかを直接左右するからだ。

  124.これらの購読契約を取りすぎるということはない! 終わりの時にすばしっこいダビデの子供たちが世界にあふれるかどうかは、あなたがたにかかっていると理解しなさい。彼らは、アンチキリストという悪魔の化身が決して勝利を味わわないようにするだろう。アンチキリストがほくそむのを見たいのか? それならわが言葉を出すのを控え、今日、ちょろちょろと購読契約を出しなさい。それとも、アンチキリストがイライラして叫ぶのを見たいのか? 誰かをつかもうとするたびに、またしてもそれがすばしっこいダビデの子で、手からスルッと抜け出て、わが言葉によって他の人々を勝ち取りに出て行ってしまうのだ。

  125.さあ、それがあなたのビジョンであるべきだ! アクティベーテッド・マガジンにあるダビデの言葉によって養われる、何千、いや何百万ものすばしっこいダビデの子供たちだ。それが、わたしがすべてのすばしっこい子供たちを天国に集める終わりの時まで、わが言葉の流れを新鮮に保つだろう。(以上、メッセージ)

  126.貯水池はいっぱいだ。水門が開きつつある。だが、これらの水門や、その他とても多くの水門を次々に開けるかどうかはダビデの子供たちにかかっている! 貯水池は水でみなぎっているので、水門全部が開き、貯水池からの水路がもっと掘られても水は勢いよく流れ、涸れることはない。わたしは天国から水を注ぎ入れよう。貯水池が涸れることはあり得ないが、水を貯水池にため込んでしまうことはあり得る。だから、今、これらの水門を開き、どんどん開き続けなさい。決して、開いている水門の数に満足してはならない。決して、掘られた水路の数に満足してはならない。より多くの水門を開き、より多くの水路を掘り、わたしが戻ってくるまでさらに多くの水門を開き続け、さらに多くの水路を掘り続けなさい!

重荷から生えた翼

  127.(イエス:)ダビデの子供たちを最後の日々に導き入れる時が来て、天の軍勢が彼らのまわりに集まった。一人一人がわが天の軍勢によって鍛えられている。一人一人が、専属コーチによって訓練を受けている。強くなるには何に気をつけ、どの面に働きかけるべきかの助言や秘訣、警告を受けている。

  128.様々な戦いを戦って、手当を受けている者もいる。戦闘中の者もいる。彼らをより強くするために、わたしがその戦いを送ったのだが、そのかたわらには、彼らを助け、強め、助けを求める時には手を貸し、見守り、祈り、彼らの必要に配慮するようわたしから命じられた者たちがいる。

  129.わが花嫁はそれぞれ、激しい戦いの時代に突入した。そして、全員がある程度、戦いの激しさや、彼らをより強くするためにわたしがその肩にかかるのを許した重荷を経験している。

  130.だが、彼らは前進している。彼らは、進歩を止めたり、あまりにも困難であるために背を向けてあきらめさせたりしようとして敵が置いた障害を乗り越えている。敵は自分が負けると知っているが、とにかく試してみなくてはならない。

  131.このような、引き続き困難を耐え抜く者、後ろを振り向かない者、この試みの時を切り抜ける者は、わたしが語った明るく輝くパワフルな軍隊になり、この世を襲撃し、奪うだろう。

  132.いろいろな人たちが直面している数多くの戦いや、大勢の人が通っている困難や試練、悲しみについて聞き、そのことが心に重くのしかかっているのは知っている。けれども、わたしは彼らが本当はそれを望んでいると知っているので、花嫁たちがそのような困難を通るのを許している。一人一人が、わたしのために可能性を最大限に発揮したいと願っている。一人一人が、過去に妨げとなっていたものすべてから解放されたいと願っている。誰もがわたしにすべてを捧げたいと思っている。だから、わたしは彼らを清め、浄化し、白くするために、一見暗く見える日々を経験させているのだ。

  133.困難な時だけでなくいつもわたしに真に頼ることを学んだ時、彼らは信頼する力をはるかに多く持つようになる。彼らは闇の中で一瞬一瞬わが声にしがみつく方法をすでに学んだので、わがささやきや声にはるかにもっと同調するようになる。彼らは、わが思いを思い、戦いに直面した時に自分たちの肉的な思いを捨てることによってわたしに所有させることを学んだことになる。また、失われた魂に手を差し伸べ、探し出したいという燃えるような思いを持つようになる。わたしは彼らの思いを自分たち自身から他の人へと向けるからである。彼らは喜びと幸せの意味をふんだんに知るようになる。わたしに従い、わたしを喜ばせるので、わたしはあふれんばかりに与えるからだ。

  134.わがファミリーよ、わたしがあなたがたに無数の約束を注ぎ込んだ。それは皆、そこにある。ただ、約束を取り出し、要求し、しがみつき、それがうまく行くのを見るだけでいいのだ。

  135.わたしの愛する者たちは、目の前にある勝利を引き下ろすだけでいい。もう少し懸命にしがみつき、戦うだけでいい。わたしにしがみつき、最終ゴールに達するのを何ものからも阻止されないよう、目の前に天国的なビジョンを持つだけでいい。

  136.彼らは、この変化の全過程において最も難しい時期を通っている。新しい習慣を身につけ、古い態度を取り除き、自分たちの欠点や間違いに気づき、理解し、行く手にある途方もないチェンジの重圧を感じている。だから、今は最も困難な時期だが、いったん克服し、より強くなり、変化を遂げて新しい習慣を築き、能力を最大限に生かして走り始めるなら、彼らは完全なる栄光に輝くだろう。

  137.彼らは、自分たちを通してわが力が働いているのを感じる。わが祝福を引き出し、望むものを求めることができるようになる。そして、それはかなえられる。彼らは目の前で奇跡が起こるのを見るだろう。人生が変わるのを目にし、また彼ら自身変わり、新たにされるだろう。

  138.わたしは彼らがウエイトをつけてそれに苦労しながら走るままにさせていたが、いったんこの段階に達したら、それが取り去られ、彼らは高く舞い上がるだろう。彼らは自分たちの源であるわたしとつながり、完全にわたしのものになる。そして、何ものもわたしが彼らをあますところなく使うのを止めることはない。

  139.これが、耐え抜き、しがみつき、あきらめないわが花嫁の将来だ。これが、わたしに委ね、従う者の将来だ。わたしは彼らを通して大いなる事を行う。そして、彼らは神の力を知るだろう。(以上、メッセージ)

スピリット・ヘルパーとつながるための秘訣

  140.(ダッド:)ハイ、ハニー。愛しているよ! ファミリーの必要を心から気にかけ、よく世話してくれて感謝している。あなたは確かに母親の心を持っている。世界中にいる子供たち一人一人のことを、優しく、愛情深く見守り、気遣っている。あなたとファミリーは私にとってとても大切な存在だ。そして、私はファミリーの必要すべてが満たされ、備えられているようにしてあげたい。

  141.天国に来てからの私の仕事の一つであり、またとても気に入っていることは、いろいろな所を回って、ファミリーの必要を調べることだ。私は様々な地域やそれらの地域にあるホームを訪問し、彼らが必要とするものを調査する。集めてきた情報を分析し、それから必要や解決策を強調して、イエスの素晴らしい花嫁全員がその奉仕において幸せで充実できるよう最善を尽くす。私は天国から地上へと旅し、様々なアイディアを考え出す。地上にいた時、私はいつもファミリーのことや、状況をより良く向上させるにはどうすればよいかを考えていた。そして、これは天国に来てからも私のお気に入りの仕事の一つだ。

  142.あなたがミーティングに参加して、特にファミリーの必要やより良いやり方について話し合い、祈るミーティングをしている時は、私の助けを求めるのを忘れないように。もちろん私はそこにいるのだが、特別に私の助けを求めることで、私が告げなければならない事柄に対してあなたの経路が開かれ、私は霊の内でもっとあなたに通じることができるようになる。あなたのスピリット・ヘルパー全員もそうだ。だから、祈って彼らの助けを求めることがそんなにも大切なのだ。

  143.あなたのヘルパー達は全員遠くの天国にいて、特別に呼ぶ時にしか来ないのではない。彼らは主から任務を受け、いつも待機し、助けることができる。しかしながら、呼ばないなら、十分に彼らを使うことはできない。名指しで呼ばない限り、彼らに通じるあなたの経路は完全に開かないからだ。多くの面で、またほとんどの場合、あなたは自分のために彼らを呼ぶことになる。そうすることで、あなたは自分の霊を彼らと同調させることができるからだ。

  144.私はレターの中でラジオのたとえを何度も使ったが、それはとても良いたとえなので、ここでも使うとしよう。霊の世界にいる助けとつながり、それを利用することは、ラジオやテレビをつけるのと似ている。局はそこにあって、始終放送している。電波は至る所にある。見えもせず、聞こえもせず、感じることもできないが、そこにある。それを利用できるのは、ラジオやテレビを放送局の周波数と合わせた時だけだ。そうすると、テレビの場合、見聞きできなかったものが突然、目の前に現れる。見え、聞こえるようになる。接続したわけだ。電波はずっと流れていたわけだ。テレビ局は何もしていない。ただ、あなたが画像と音声が入るようにテレビを調節しただけなのだ。

  145.霊の世界のしくみと、私たちを名指しで呼ぶことの大切さも、それに似ている。それはあなたの周波数を私たちに合わせ、あなたはクリアな絵像と音声を得る。これが、ここにいる私たちとコミュニケーションを取るちょっとした秘訣だ。だから、私たちを呼びなさい。わかったかい?(以上、メッセージ)

  146.(ダッド:)あなたたちはまさにギデオンの一団だ。一人一人がその奉仕の場所で、主が望まれる者になろうと努力している。自分の場所を探す必要のある者もまだここそこに数人いるが、ほとんどが自分の召しを見いだし、その召しにおいて力を最大限に発揮している。

  147.ファミリー・ディサイプルシップは、あるべき場所にある。指導的立場にいて、革命的で、ドロップアウトしており、団結して、すべき仕事に専念している。ミッショナリー・メンバーシップも奉仕の素晴らしい場所であり、私が心から誇りに感じている献身した宣教師たちでいっぱいだ。フェロー・メンバーシップは、主を愛し、ファミリーを愛し、ファミリー全体をあるべき姿にするために自分たちの役割を果たしている人たちで構成されている。私は全員を誇りに思っている!

  148.それから、新しい実であるアクティブ・メンバーがいる。彼らは将来であり、ファミリーの大部分はこのメンバーで構成されるようになる。彼らには、世界に手を伸ばし、すべての国民を弟子にする意欲と塗油とビジョンがある。そして、言っておくが、このメンバー達はまだ成長し始めたばかりだ。これは爆発するだろう! ここでこそ、ファミリーは真に拡大化するのだ。主をほめよ!(以上、メッセージ)

戦士たちの殿堂!

  149.(ママ:)フィーストの最後の日に行う感謝のディナーで読むために主が与えられたメッセージで、主は「戦士たちの殿堂」について語られています。そのメッセージを受け取った経路は、これについてもっと知りたいと思いました。そして、素晴らしい夫である主は、いつものごとく注ぎだして下さったのでした!

  150.(質問:)イエスよ、この「戦士たちの殿堂」についてもっと話していただけますか? テレビシリーズに出てくる異星人のある種族が「Hall of Warriors(戦士たちの殿堂)」を持っているので、これはスタートレックの影響ではないかと思いそうになるのです。けれども、あなたがそう語られたのであり、私は何ものにもあなたの言葉を邪魔させたくはありません。ですから、あなたの花嫁の権利として、クリアな経路を要求します。これについてもっと示して下さい。または、私自身の思いが入ってしまったために間違って受け取ったなら、本当はそれを何と呼ばれたかったのかを示して下さい。

  151.(イエス:)ああ、わが花嫁よ。地上のテレビ番組が「Hall of Warriors(戦士の広間)」という言葉を使っているのでわたしはそれを使えないとか、天国には存在しないとなぜ思うのか? あなたは、もう少し幅広い霊の考え方をしなければならない。戦士たちの殿堂は実際に、もろもろの天にある。

  152.わたしが「もろもろの天」と言うのは、この殿堂はそれぞれの天にあるからだ。この場合、「もろもろの天」とは、霊界の次元のことだ。地上も一つの次元であって、「戦士たちの殿堂」は、すべての霊的次元に存在するのと同様、地上の次元にも存在する。

  153.これは、すべての次元にまたがる殿堂だ。目には見えないが、この殿堂にはあなたがた一人一人の場所がある。あなたがたはわが信仰の戦士たちなので、これがあなたがたの特権、栄誉なのだ。あなたは立派に戦い、この召しを委ねられた。あなたがたは、わたしの戦士だ。

  154.地上にある戦士たちの殿堂にはあまり人がいない。わたしのためにファイターとなる者がほとんどいないからだ。ファミリーにいるあなたがたや他のクリスチャンたちが幾らかそこにいる。だが、その数はごく少ない。この栄誉殿堂に入るのに必要な代価を喜んで払い、テストに耐えようとする者がほとんどいないからだ。

  155.スピリット・ヘルパーと悪鬼が戦っている「天」の次のレベル、つまりもう一段階上の次元の殿堂は人であふれている。満員状態で、わが軍勢は何度も打ち勝っているので席は全部ふさがっている。

  156.サタンは戦士たちの殿堂に入ることができない。サタンは堕落してから今にいたるまで、臆病で弱虫の負け犬だからだ。サタンには勇気がない。そのため、このような名誉はない。この名誉は、わが信仰の戦士たちのためなのだ。

  157.これは現実に存在する。これは戦士たちが集まる場所であり、この殿堂の各部屋では勝利の叫びが響き渡る! この殿堂は、賛美や勝利の話、サタンの軍隊に対して圧倒的な強さを見せた征服者の物語で満ちている。ここにいると胸がときめき、殿堂に入る人は皆、賛美の霊にあずかる。勝ち取られた戦いゆえに、そこにいる誰もがわたしをほめたたえ、わたしに栄光を与えるからだ。

  158.これらの殿堂の栄光にあずかることは、戦士としてのあなたがたの任務だ。あらゆる時代、天のあらゆる領域と次元にいる戦士たちと共に立つのは、あなたがたの宿命だ。あなたがたはこれらの神聖な殿堂に呼ばれており、そこで見いだす勇気や霊感、興奮にあずかることができる。

  159.(質問:)これらの殿堂は、どのようにして次元間で交差し合っているのですか? あるいは、そもそも、交差し合っているのですか? あなたは、これが天国のあらゆる次元に存在すると言われました。

  160.(イエス:)より高いレベルからの力が、下のレベルに伝えられている。天の最高レベルにはこの戦士たちの殿堂があり、そこにはわたし自身がいる。そこでは大いなる勝利の物語が語られ、それは使者や大使によって、低い方の広間に伝えられる。このような物語は次々に下のレベルに伝えられ、それが伝わるごとに大いなるわざを行う神の力も伝えられる。

  161.霊の内で戦士たちの殿堂に入る時、あなたはわが王座から超自然的な力を受け取る。天のより高い領域にいる者から力と勇気を受け取るのだ。あなたは、人類の救いのためのこの大きな霊の戦闘において、共に戦う者たちとの同胞愛を見いだす。彼らの霊感はあなたを動かす。彼らのときの声はあなたの心と思いに鳴り響く。そして、あなたの霊は鼓舞されるのだ。

  162.あなたは天国に戻って来た時、これもまたダビデの語っていた「宮に入ること」なのだとわかるようになる。あなたは、「宮」にはたった一つの部屋しかなく、そこにドーム型の屋根がついていて、そこを見上げ、天から力を受け取ると思っていたのか? ダビデはこの宮にある一つの部屋しか見ておらず、それをあなたがたに描写しただけだ。

  163.戦士たちの殿堂もまた、わたしを拝む宮にあるもう一つの部屋だ。わたしはこの殿堂で、胸躍らされ興奮させられる征服者の物語をあなたがたに伝える。わたしはあなたの心と霊を励ます。ここに入り、これらの集まりにあずかることで、あなたは、固く立ち、わたしのために戦い続ける力を見いだす。

  164.あなたがたはまた、この殿堂において、罪と悪に対する激しい憎しみを覚えるだろう。ここには妥協はない。妥協の吐き気を催す生ぬるさは卑しむべき行為であって、殿堂にいる者たちに嫌悪されている。あなたはここで、サタンの邪悪な大群と戦う力を見いだす。ここでは力が得られる。戦士たちの力が!

  165.(質問:)私たちが天国に戻った時にも、戦士たちの殿堂に私たちの場所があるのですか?

  166.(イエス:)もちろんだとも! あなたはそこにいて、自分の勝利を物語るだろう。あなたは一見克服不可能とも思えた障害を超えたという勇敢な勝利の物語を語り、他の人たちを霊感する。あなたは戦士たちの殿堂で称えられ、すべての者があなたの名をほめるだろう。

  167.最後まで耐え忍ぶ者は、この殿堂で命の冠と特別な名誉を受け取る。あなたの名前は、歴史上の戦士達の名前がすべて刻まれている壁に付け加えられる。あなたの名前は壁に刻まれ、称えられる。

  168.殿堂に入る者は皆賞賛と感嘆の意を込めてあなたの名を語る。あなたはこの地上におけるエリートだからだ。あなたはわたしの名のために戦いを導き、戦闘のプレッシャーに耐え、わたしのために傷つき、損失を被っている。たった今、あなたは戦士たちの殿堂における自分の場所を獲得しつつあるところであり、あなたはそこで永遠に覚えられるようになる。

  169.これを軽々しく考えてはならない。あなたがたの多くは霊の内で偉大な者になりたいという野心を全く抱いていないが、わたしは喜んであなたがたにこの名誉を与えたいのだ。立派に戦ってきたあなたがたは、この名誉に十分値する。そして、わたしは誇りをもってこれをあなたがたに与える。他界した者たちの多くの名前が、すでにここに刻まれている。あなたの父ダビデの名もこの壁に刻まれており、ここに入る者全員から深い敬意を払われている。

  170.(質問:)そこは霊の内での建物のような場所に思えます。きっとそれ以上のものだと思いますが、ダッドが天の都で見た遊園地の絵像が何度も思い浮かぶのです。この殿堂はパビリオンのようなものですか?

  171.(イエス:)パビリオン? そうとも言えるし、そうでないとも言える。霊の世界では、空間や時間は問題にならないことを理解しなくてはならない。地上の物理の法則と反して、異なる次元が重なり合い、同じ空間を占める。天国では、このパビリオンが建っている場所が一カ所あるが、そこに入る人が経験するものは、その人の「クリアランス(通行許可)」レベルによって異なる。

  172.大きな名誉が与えられた者がこの戦士たちの殿堂に入る時、彼らはそれほど自由に自由に行き来できない者たちと比べて、より広い次元に入る。それは一つの「場所」だが、そこで経験するものはその人によって異なる。

  173.ほんの少しの名誉しか与えられていない者たちもいて、彼らにとってここは単なる建物にすぎない。ここに入る時、彼らには建物しか見えない。彼らは名誉の壁を見て、そこに刻まれた名前を見、いくつかの素晴らしい行為についても読むかもしれない。だが、それぐらいしか体験できない。

  174.高い名誉を授かった者は、時のない次元に入る。そこで彼らは戦いを見て、本人と同様にその出来事を体感できる。彼らは戦いに参加し、兄弟の勝利に一役買うことができる。彼らは、どのように戦い、勝利したのかかを、そっくりそのまま味わうのだ。

  175.それらのレベルの間にはたくさんのレベルがあり、経験できる多くの次元がある。そして、各自が受け取るクリアランスに基づいて、それぞれの人がそれぞれの経験をする。

  176.(質問:)あなたが語られた「名誉」と「クリアランス」について、もっと説明していただけませんか?

  177.(イエス:)これらはあなたがたの報酬だ。何度も聞いたように、忠実さに対する報酬がある。この名誉とクリアランスは、あなたがたの報酬の一部だ。わたしに110%与えることによって、あなたは天国でより大きな名誉を受け取る。

  178.地上での任務期間にわたしに与えれば与えるほど、あなたの名誉の報酬は大きくなり、より多くの場所に入ることができ、あなたは天の世界においてより多くの事柄に関するクリアランスを得るようになる。

  179.わたしは階級のない社会について語らない。あなたがたの父ダビデが語ったように、天国には「シャイナーとシェイマー」がいるからだ。天国には地上でほとんど何もせず、「地獄から避難」して天国に来たにすぎず、大きな名誉は何も受けない者たちがいる。彼らにとって天国は美しい場所で、多くのスリルや興奮を味わえるものの、名誉が与えられている者たちと同じ地位を得るまでは高いレベルに入ることが許されていない。

  180.これはすべて、天国の報酬の一部だ。犠牲が大きければ大きいほど、報酬も大きい。わたしはそれに応じて報いる。わたしから高い名誉を受け取る者は、ごく少数の者しか入れない場所に入ることができる。

  181.わたしは、一律に同等の報酬を与えることはしない。それは、より多く与えた者やより少なく与えた者に対して公平に報いることにならないからだ。わたしはあなたがたの仕事や忠実さ、従順、犠牲に応じて報いる。

  182.信仰のために殉教した者に、ただ「地獄から避難した」クリスチャンと同じ報酬を与えるのは公平と言えるだろうか? あるいは、「恥と、限りなき恥辱をうける者」はどうだろうか?(ダニエル12:2) 天国の報酬には、明確なレベルがある。そして、あなたがたは忠実さや犠牲によって、これらを獲得するのだ。

  183.(質問:)この人生から去った後で、このような報酬を獲得することはできますか?

  184.(イエス:)そうだ、わたしのための他の任務を通して獲得できる。だが、この人生から最高の報酬を獲得することができるというわたしの言葉を信じなさい。これは、わたしにとって最も大切な任務だからだ。これは、わたしがあなたに与えた任務だ。これは、あなたがたが天国で大きな名誉と栄光を受け取るための機会なのだ。

  185.この地上の人生は試され、証明するための場であり、それによってあなたがたは大きな報酬を受ける。あなたが地上で何を行うかで、天国での報酬が決まる。この人生のテストと試練から逃れ、楽な道に抜けても大丈夫であるかのように考えてはならない。これはあなたの戦場なのだ。この任務をどう遂行するかで、天国に戻ってきた時に受け取る報酬の大部分が決まるのだ。

  186.競走をよく走り抜き、立派に戦い、最後までやり抜き、信仰を保ちなさい。そうすれば、想像をはるかに超えた報酬があなたのために積まれるだろう! わたしはあなたがたに対して、最高の天の報酬を与えたいと切望している。あなたはわたしの花嫁、愛する人であり、わたしに対して忠実であり続けるのが最も難しい時期に、乱闘に突撃したからだ。

  187.(質問:)「わたしに対して忠実であり続けるのが最も難しい時期に乱闘に突撃したからだ」とはどういう意味かを説明していただけますか?

  188.(イエス:)世界が始まって以来、今ほど簡単に信仰を棄て、破滅に向かいうる時はなかった。サタンの誘惑がこんなにも心をそそり、魅力的なことはかつてなかった。あなたがたの任務から気がそらされ、離れるのがこんなにも簡単なことは、かつてなかった。

  189.それゆえ、地上でのあなたがたの任務と、それにおける忠実さが大きな報酬をもたらすようになる。今ここでは、いともたやすく、「大きな報いが伴っている、自分の確信を放棄」しうるからだ。(ヘブル10:35)これを誇りとしなさい。あなたは、歴史上最も困難な戦場にいるのだ! 勇気を出しなさい。あなたはまだここにいて、わが戦士として歴史上最も白熱した戦闘を戦っており、今でもやり抜き、超越し、わたしに忠実でいるのだから。

  190.(質問:)イエスよ、過去に信仰のために死んだ殉教者やクリスチャンの方が、私たちよりもずっと困難だったように思えますが。

  191.(イエス:)確かに、過去の者たちはその信仰ゆえに肉体的にはるかに多くの苦しみを受け、わが名のために痛み苦しんだゆえに、大きな報酬を受け取った。だが、彼らが生きていた頃の世界の方が、誘惑を避けるのはずっと簡単だった。

  192.当時は、わたしに忠実であり続けるのがずっと簡単だった。わたしの者になるのが簡単だったからではなく、彼らを道から外させようとする誘惑やサタンからの影響力がずっと少なかったのだ。それゆえ、わたしは今のこの時代は最も困難な戦いだと言っている。肉体的な苦しみゆえにではなく、今は自分の召しを捨てるのがとても簡単だからだ。

  193.過去の試練も大きかったが、ほとんどの場合、過去のわが子らの戦いは、人生の最後に確信に立ち、栄光の炎に向かう時に訪れた。彼らの戦いははるかに肉体的なものだった。

  194.彼らの敵対者たちは非常に明らかで、邪悪さはそれほど複雑ではなく、正しい道はずっと明瞭だった。だが、この最後の時代に生きているあなたがたは、プロパガンダと、サタンの安楽と誘惑に絶え間なく悩まされ、取り囲まれている。それはすべてには、あなたがたをわたしから引き離すという意図がある。

  195.日々のテストもより大きい。あなたがたが毎日直面している試練は、過去のクリスチャンが受けた試練よりも大きい。思考の戦い、この世の誘惑、肉の願い、妥協が氾濫しているため、現在、日々の戦いは以前よりもずっと激しい。

  196.だから、わかると思うが、戦いは前よりも厳しい。わたしのために拷問を受け、死んだ者たちと比べれば、最後の肉体的な戦いという面では厳しくないだろうが、霊の内で活気ある状態でいるために戦うべき日々の葛藤という面では厳しい。あなたは日々死ぬ。あなたは毎日、より多くの敵対者たちや、より多くの障害、困難に立ち向かい、克服している。

  197.わたしの名のために死ぬ方が、わたしのために生きるよりも簡単だ。だからこそ、過去にわたしのために死んだ者たちには大きな名誉が与えられてはいるものの、わたしのために生きるために毎日戦い、奮闘しているわが花嫁には、より大きな名誉が与えられているのだ。

  198.わたしは、あなたがたに大きな報酬を与える。その忠実さゆえに、わたしは非常に大きな報酬を用意しているので、あなたがたはもっとわたしに与えなかったことで恥じ入るだろう。与えられる内にすべてを与えなさい。この人生は試験場なのだから。これはあなたのテストだ。これがあなたのゲッセマネ、殉教なのだ。あなたが将来、わたしのために死ぬよう召されているとしても、来る日も来る日もわたしに与えたものと比べるなら、そちらの方がたやすいだろう。だから、自分が歴史上、最悪のテストに果敢に挑んでおり、それゆえ、報酬も歴史上最高の報酬になることを知って、元気を出しなさい!(以上、メッセージ)

Art by Tamar